白い建物とムンク。“堅い” 商売。など
Fujifilm Finepix S5 Pro, AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G
当たり前だけど、どんなところに住んで、どんな空気を吸って、どんな人と一緒にいるか、で同じものを見ても感じ方は全く違ってきますよね。
以前、一緒に仕事をしていたビール好きの広告代理店の人が 「世界のいろんなところに行くとな、その場その場でめちゃくちゃウマい地ビールとかあるねんな。でも、そのウマいビールを日本に持って帰ってきて飲むと、これがあんまりウマくないんやわ。やっぱり、そこの空気にあってるんやろな」 と言ってた。
運河沿いのツタ科の植物の這う白い建物を見て、ムンクの 『嫉妬』 を思い出すのも、この空気のせいだと思うんだな。
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話は変わるけど、最近ね、公務員とか銀行員とかがどうして“堅い商売”って言われるか、よくわかってきたよ。この続きは、→ 「続きを読む」 で。
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米下院で金融安定化法案が否決されましたね。
最近ね、公務員とか銀行員とかがどうして“堅い商売”って言われるか、よくわかってきたよ。要するに
失敗しても責任取らなくて良い商売
なんだよね。
だから“堅い”。
そりゃそーだ。チョンボし放題なんだもん。チョンボしてもツケを払うのは、一般の国民だから。
WALL ST. であった“NO BAILOUT(税金による救済反対)”デモの参加者のインタビューが ABC(朝日放送じゃないよ!笑)かどこかのニュースで流れてた。
「なんで、あんな“バカモノ”連中のギャンブルのツケを、善良な労働者が払わなくてはならないんだ? ギャンブルに勝ったら自分の懐に入れておいて、負けたら他人に払わせるなんておかしいだろう? 高給取ってた連中から給料を返納させろ!」
「これまで汗水たらして働く労働者をバカにしておいて、失敗したらツケも払わずに逃げるのか? エラそうに何が“金融工学”だ? 単なるギャンブル狂いじゃないか。これまでも何度も失敗して今回も大失敗。税金でギャンブルのツケを肩代わりするなら、その前にやつらの財産を差し押さえろ。」
ホント、そのとおり。
“堅い仕事”っていうのは、“真っ当な堅気の仕事”っていう意味じゃない。
やってることは単なる博打(ばくち)。ヤクザ稼業だよ。
BAILOUT は必要かもしれないが、自分たちがバクチで作った借金の責任は取ってもらう必要がある。
以前、日本でも公的資金を入れ、その上ゼロ金利で支援して、本来銀行員以外の国民が受け取るべきカネを懐に入れたのに、経営陣は退職金返納しない、銀行員は高い給料のまんま (日本の銀行員は平均的なサラリーマンの約 2 倍のサラリーを取っているらしいよ。おかしいよね)。
自主的に退職金を返納しないなら経営陣の私財を差し押さえたらどうなの?自分たちがギャンブルですったカネを善良な市民に払わせるわけだから、バクチの借金を税金で返すのなら責任者の私財没収するのが当然。
ポールソン自身もゴールドマン・サックス出身だから、この後、どんな政策を採るか見ものだよね。
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「中山大臣を任命した責任を麻生首相に問う」って言うけど、中山を任命したのは麻生じゃなくて森ですが(苦笑)
支持率“最低”記録保持者の森のオヤジがごり押ししたから入れたわけで。「ごね得」ってアンタやん>中山。
ホント、文教族ってクズばかり。
ってか、族議員なんてみんなクズだけど。
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