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2014年01月01日

Forward, Together @ 2014




この前、calm の MiKU と話していて、お互い「頑張ってるヤツに弱い」ということが分かった。すごく頑張ってるヤツみると不覚にも涙が出たりする。


コテンパンに叩きのめされて、立ち上がればまた叩きのめされることが分かっているのに、それでも立ち上がって進もうとする。また叩きのめされて、それでもまた立ち上がろうとする。
頑張ったってできないことはたくさんあって、努力はたいてい報われないことを承知の上で、それでも進む。


不撓不屈。
コトバではカンタンだけど、なかなかできるもんじゃない。


でも、やっぱり、そういう生き方は素敵だし、そういう風に生きたいね。
一人じゃ無理でも二人ならできることだってある。そうだろ?


靴は片方なくなって、目もちゃんと見えなくなっても、まだできることはあるさ。


Forward, Together.


2013年07月23日

なるほど


Pentax K-01, smc Pentax DA40mmF2.8XS
 

できたばかりの友人が SNS 以外にブログをやってて、その理由が「あまり見られていないので安心して書ける」だそうだ。
そういう意味でも、僕もブログは SNS とは違うスタンスで書ける。
最近は業務連絡ばかりで話題が SNS と同じだったりしたけどね。

  ・・・

僕は人から好かれるタイプではない、っていうか、まぁ、率直に言って嫌われる方です。はい。

人から好かれることなんて、まぁ、ない(笑)

僕の周りには本当に良い人が多くて、「こんなに良い人が世の中にいるんだ」って人ばかりで、これまでどれだけ助けてもらったか数知れない。
しかも、僕は生まれてこの方、他人から騙されたことがない。

こんな嫌われ者なのにどうして周りに良い人が多いのかとても不思議だったんだけど、その理由が、僕が嫌われるタイプだっていうのと同じだった、ってことがようやくわかった。

一般的な人は僕の様な人間のことを嫌いになるか、もしくは関わらないようにしようと思うだろう。
しかしながら、ごく一部、人間的にとてもできた人たちがいて、そんな人たちは、僕の様な人間でも親切に接しようとする。

だから、僕の周りには、とてもいい人しかいない、という現象が生じるわけだ。
つまり、「とてもいい人が多い」 というよりも 「とてもいい人以外はいなくなる」 というわけです(笑)

なるほど!

これまで、ホントにどうしてそういう現象が起こるのか大変不思議だった。
もちろん、人徳や人望でないことは明らかなので、単に偶然とか、良い人に遭遇するという才能(?)があるのかと思っていたけど、全く偶然ではなく必然だった。

やはりこの言葉を引用せねばなるまい。

すべてのものには理由がある。
by ソフトバンクのお父さん

深い。


2013年05月11日

the magic feeling


Sigma DP2, SIGMA LENS 24.2mm 1:2.8

「誰かに認めてほしい」と思っていた時期もあった。

でも、最近はそう思わなくなった。

良く考えたら、誰かに認めてもらえるような何か、を僕は持ち合わせていないことに気づいたからだ。

「そっか、誰にも認められなくても良いんだ。」

そう考えたら、とても気が楽になった。
なんか不思議だね。

2013年03月31日

尊敬する人?


Sigma DP2, SIGMA LENS 24.2mm 1:2.8

就活で「尊敬する人は?」とか訊かれたりするんだね。
それって、何かを成し遂げた「偉い人」の個人名を答えるんだろうな。「田中さん」とかじゃなくて。
尊敬に値する人は、もちろんたくさんいるけど、僕が一番尊敬するのは、こんな人だ。

 ・・・

とりたてて取り柄があるわけじゃない。

自慢できるような学歴もなければ、
人並み外れてスポーツができるわけでもない。
人を感動させるような歌は歌えないし、
目を見張るような絵が描けるわけでもない。

毎朝、工場に行って、機械を組み立て、
仕事を終わらせて、部屋に帰る。
毎日一人で、手を合わせて「いただきます」と言って、
晩御飯を食べられる人。

他人と比べたりしない。
他人を羨んだりしない。
自分を卑下したりしないし、
他人を蔑んだりもしない。

自分が一人でちゃんと生きていることに、誇りを感じて、
毎日、静かに暮らしている。

そんな風に生きられている人が、世界にどれだけいるだろう?

そういう人に、僕は、なりたい。
 
 

2013年03月22日

僕らに必要なこと


Nikon D700, AF Nikkor 50mm f/1.4D

ま、ご存知の通り、僕はあらゆることに才能がない。

そのことは自分でもちゃんと理解しているつもりなんだが、改めてそれを実感するとかなりガックリくる。
分かっているはずなのにね。まったく。

ずいぶん昔のことだけど、知り合いの女の子が、「わかっているのに、鏡を見るたびにガッカリするのよね」って言ってたけど、それに似ているな、と思う。

その子がそういっているのを聞いた時、「分かるよ」とも言えないし、「そんなことないよ」とも言えなくて、どう答えたらイイかわからんかった。

でも、今やったらどう答えたらいいか分かるな。

「確かに、アカンとこもいっぱいあるけど、それも含めてめっちゃイイ感じやで。」

僕らに必要なことはそういうことなんだと思う。

2013年03月11日

今、目の前にあるもの


Pentax K-01, smc Pentax DA40mmF2.8XS  
 
  
「過去には思い悩む余地はなく、未来は思い悩むだけ無駄だ。
大切なことは、今日が最後の日だとしたら、自分が本当にしたいことは何かを見失わないことだ。」
 
by 俺
  
俺、意外といいこと書くやん(笑)。
でも自分で書いておきながら、この気持ちをすぐ忘れる。
それがイカンね。

2012年01月13日

fragile


 
 
スティーブ・ジョブスが、「5年前のスタンフォードでの演説に何か付け加えることはありますか?」と訊かれて、

「なんと言っていいかわからないが、今なら、もっと大きな声で話したと思う。今は、人生はもっと儚い (fragile) ものだと感じているから。」
と言っていた。

その通りだよ、スティーブ。

本当に大切なものは目には見えないんだ。

そして、壊れやすい。

そういうことなんだ。


2011年09月08日

ご無沙汰してました


Sigma DP2, SIGMA LENS 24.2mm 1:2.8

みなさん、おげんきでしたか?

といっても、ひと月に一度しか更新しないようなブログ、みなさん忘れてますね。

いいこともあれば、わるいこともあり。
わるいこともあれば、いいこともあり。

そんな感じの毎日です。

いいこと、のひとつは、新たに、奈良の秋篠川沿いのとても素敵なカフェで、月一のイベントに出演させていただけることになったことですね。

それから、「最近、ブログ更新されてないですね。楽しみにしてるので更新してください」というメールをもらったことでしょうか。

わるいこと、は、ま、やめておきます。

それでは、次は近いうちに書きます。

みなさん、それまでお元気で。
 
 

2011年05月07日

His condition can't stop him


Fujifilm Finepix S5 Pro, AF Nikkor 50mm f/1.4D
 
プロジェリア患者のジョサイアのショートドキュメンタリーを見た。

彼はまだ10歳そこそこだけど、人の10倍で老化している。
背丈は 1m もないのに、老化が進み身長も伸びない。
そして、もうすぐ寿命が尽きる。

彼の夢は野球の試合に出ることだ。

彼は直接リトルリーグの監督を訪ねて訴え、試合に出られることになった。

「彼は僕の目をまっすぐ見て“I wanna play baseball”って言うんだ。断れるわけないよ。」

ボールを打って、自分の体の半分くらいもあるようなヘルメットを揺らして一塁まで全力疾走するジョサイア。一塁にたどり着いて満面の笑みでコーチに向かってガッツポーズをする。

彼は知ってる。
自分が打ったボールは、みんなよりずっと近いピッチャーズマウンドからゆっくりトスされたボールだということ。みんなと同じスピードでは野球ができないこと。

でも、彼は「かっこ悪い。恥ずかしい。とてもできない」なんて言わない。
彼は野球を本当に愛しているから。
野球に対する情熱は、誰にも負けないと思っているから。
試合でボールを打って、一塁に走る。それだけで彼にとっては夢のような時間だから。
試合が終わったとき、それが悲しくて仕方なかったのか、彼は帽子を目深にかぶり泣いているところを見られないように隠していた。

彼の母親が、ドキュメンタリーの中で「His condition can't stop him.」と言っていた。

僕は自分の一番大切なことをそこまで愛せているかな?
いろんなことを言い訳にして諦めていないかな?



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2011年02月01日

前後裁断


Olympus E-P1, M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm 1:3.5-5.6
 

「過去には思い悩む余地はなく、未来は思い悩むだけ無駄だ。大切なことは今をどれだけ大切にできるかだ」

by 俺

 
何度かこのブログにも書いてるけど、つい、過去のことや未来のことで思い悩んでしまう自分に喝を入れるために作った言葉。
自分で言うのもなんだけど、なかなか上手く表現できたと思う。

前後裁断。過去や未来を断ち切って今に集中することが大切だね。
 
ただ難しいのは、後悔と反省は紙一重だってこと。
よく、「反省はするけど、後悔はしない。」なんていうヤツに限って、同じ間違いを繰り返す。 
「お前、前も同じ失敗しただろ?注意したのに、またやったのか?」ってヤツ。
そういうヤツは、ちょっとくらい後悔しないと悪癖は治んないのかもしれないけどね(笑)
クヨクヨするのはよくないかもしれないけど、きちんと過去を振り返り、
「どうしてそういうことになってしまったのか?」
ということは、よく考えてみるべきだろう。


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2010年12月31日

さよなら。ありがとう。

嫌な夢見た。
朝起きたら、車の上に雪が積もっていた。
雪だるまを作って、シンクにおいた。
少し気持ちがやわらかくなった。

  ・・・

今年は、僕は本当に出会いに恵まれている、と実感した年だった。
僕は全く運命論者じゃないけど、それでも、“そういうもの” を信じざるを得ない出会いもあった。

僕のことを知っている人はみんなわかると思うけど、僕は何をやらせてもあまり上手にできるタイプではない。
それでもなんとかやって来られているし、概ね実力以上の評価をしてもらっている。
そういうのもやっぱり、人との出会いに恵まれているからだと思う。
僕の評価の半分以上は周りの人の力だからね。
出会うべき時に、出会うべき人と出会えている。
後になって、「2010年は大きく人生が変わった年だったな」と思える年になった気がする。

2010年はいい年だったな。

ありがとう。
さよなら。
2010年。


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2010年07月05日

Bye baby, Bye. Later.


 
 
 
このブログによくコメントをくれていた yuki さんが亡くなりました。

彼女の最後のメールには、「思い出さなくても良いから、覚えていてほしい」と書いてありました。

不思議なものです。
このブログにもらった沢山のコメントを読むと、そこには今もちゃんとその人の存在や体温があって、今そこでその言葉を話しているように感じる。

もちろん、僕は忘れないし、ずっと覚えているよ。
最後に「覚えていてほしい」というメールをくれた yuki さんのこと。辛かっただろうに。
たくさんの言葉、ありがとう。

さよなら。
またね。
 
 
 

2010年06月01日

諦める事は諦めない事より難しい


Sigma DP2, SIGMA LENS 24.2mm 1:2.8

諦める事は諦めない事より難しい。

「諦めないこと」が素晴らしいように言われることが多いけど、諦める方が余程難しい。
よく「オレ、簡単に諦めちゃうんだよね」なんていう人がいるけど、それは「諦めてる」んじゃなくて、単に「努力するのを止めた」だけだったりする。
努力するのは止めたけど、心のどこかでは「たなぼたで手に入らないかなぁ」なんて思ってる。それって、諦めてない。
「諦める」っていうのはそんな生半可なことじゃない。
望むものは自分に力ではもう手に入れられないことを認めることだ。

つまり自分の能力の足りなさを正面から受け止めて、自分が劣っていることを認める必要がある。
それはとてもキツい。
自分を客観的に見つめ、分相応を知る。
それが諦めるということの本質だ。

努力するのをやめただけ、というのとは全く違う。
自分ががんばってできること、がんばってもできないこと、それをはっきり見つめ直すことだ。

自分ががんばってできることをやってもできなかったことは、仕方ない。
自分でできることをすべてやったかどうかを点検し、これからできることがないかについても検討して、それでも無理ならば、それが自分の器だと受け入れる。

ありのままの自分を受け入れるのは難しいこともあるが、それができれば、きっと救われる。
自分は精いっぱいやった。自分は自分だから。これでいいんだし、こうなるようになってるんだ、って。

僕もそれで救われました。



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2010年04月12日

ある種の病気?、久しぶりに興奮、など

「面食いって、ある種の病気だ。」

と僕の友人が言ってた。
彼の知人で面食いの女性がいるらしい。彼女は大抵とても冷静なのに、異性に関してはまったく冷静さを失ってしまうらしく、いつも失敗しているそうだ。彼によると原因は、彼女の面食いらしい。ただ、彼女本人は自分は面食いではなく中身で好きになるんだと主張し、いつも

「彼って、とても優しいの。頭も良いし。」

と言うらしいが、実はこの文章の後に、

(とてもイケメンの割には)

というカッコつきの注釈が付いていることに彼女自身も気付いてない。
「無意識に “ゲタ” を履かせてるんだよね」と僕の友人は言ってた。
彼女が自分から好きになる場合は、まず見た目から入る。それで舞い上がって中身を正当に評価できなくなってる。で、結局 DV にあったり、二股も三股もかけられて最後は泣きを見て、そのたびに反省する、というパターンらしい。
「気づいても治らない」という面から見れば、確かにそういうのって、病的ではあるのかもしれないね。
  
  ・・・

弊社のエディタのワタさんから本をもらった。
これは凄い。
ここ最近にない興奮です。

『THE SARTORIALIST』 - Scott Sshuman

ミラノ、ストックホルム、NY、・・・書名通り、街中で Scott が出会ったファッショナブルな人たちのスナップ。
最近、こういう企画、すっごい多くて辟易するけど、この本は別格。
ファッションに興味のある人、一般ファッション誌は陳腐なコマーシャリズムばかりで見る気がしない人、コレクションにもマーケットにもない自分だけの新しいテイストを開拓したい人には、この本は超オススメです。
どの写真を見ても、新しいイマジネーションがどんどん湧いてくる。

長くなるので、↓の「続きを読む」で。


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2010年03月29日

ささくれ

ぼくは、ささくれてる。

さくさくさく。

ぼくは毎日ささくれてる。

さくさくさく。

きみが、ささくれさせたのさ。

体中がささくれにおおわれて、ぼくが見えなくなったら、
ぼくはささくれの中で、一人穏やかに暮らそう。

そのうちぼくが腐ってなくなっても、
ささくれはずっと空に向かってささくれてるだろう。

さくさくさく。
さくさくさく。
 
 

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2009年12月15日

市庁舎前、午後1時。


Aix-en-Provence にて - Fujifilm Finepix S5 Pro, AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G

まだ6月だったが、それはとても暑い日だった。

ホテルから小分けして持ってきたミネラルウォーターが底をついたので、市庁舎前の通りを少し行き過ぎたマルシェのはずれにある日用品店でコーラを買って公園に戻り、日陰を探した。
本当は冷えたビールが欲しい気分だったが、この辺はとても高いので諦めることにした。

見つけた日陰の石段に腰を下ろし、ぼんやり公園を眺めた。
カフェのテラスは昼休みで賑わっていた。
公園の噴水には名前の分からない鳥が何羽か留まって水浴びをし、絵葉書売りはワゴン車のテールゲートに腰掛けて暇そうに通りを眺めていた。

コーラを一口飲んでから、ずっと手に持っていたので少しぬるくなってしまったボトルのキャップを閉めて僕の隣に置いた。石段に手をつくとざらっとした感触がしたが、それはなにかずっと遠い世界のもののような気がした。

そのとき突然、僕は世界からまったく切り離されて、どこにもつながっていないことに気付いた。

今に始まったことじゃない。
ずっとそうだ。
生きている、っていうのは、どういうことだ?

「今見ているのも、これまで見てきたのも、全部夢だ」と言われたら、簡単に受け入れることが出来るだろう。

  ・・・

僕は、誰もやってこないレストランの店主だ。
毎朝、綺麗に掃除をしてテーブルをしつらえ、カトラリーを並べて店を開ける。
夜が更けて、通りに人通りがなくなったら、僕は誰も入ってこなかった店の扉を閉めて、使わなかった厨房を片付け、誰も席に着かなかったテーブルにホコリが掛からないようにして、店の明かりを消す。
ある朝、店の扉が開いていなかったとしても、誰も気にも留めない。
僕は、僕のためだけに、掃除をし、準備をして、店の扉を開け、そして閉める。

  ・・・

市庁舎の時計が、午後1時を公園にいる人たちに知らせていた。
テラスの客たちは時刻など気にしていない様子で、僕の知らない言葉をやり取りしている。

相変わらず、暑くて、静かな公園で、僕はどこからも切り離されて、ただそこに存在していた。


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2009年11月30日

2つの孤独


Sigma DP2, SIGMA LENS 24.2mm 1:2.8

「孤独感」という言葉が使われるとき、多くの場合が正確に表現すると「疎外感」だ。
つまり、「自分だけが他者から疎外されている」という気持ちを表現するのに使われている。

人間は群れで生活する動物だから、そう感じるんだろう。
もし、ネコのような動物ならそうは感じないかもしれない。
孤独という概念すらないだろうね。

こうしてみると「孤独」には2種類ある。

1)「他者からの自由」を求める「能動的孤独」

2)「他者からの疎外」を感じる「受動的孤独」

良く考えてみると、この2つの孤独は、ある面では全く正反対のものだ。
1)は他者を自ら拒絶し、2)は他者から拒絶されている。

どちらにも共通しているのは、結果的に自由である、といこと。

自分だけが孤独、つまり、疎外されていると感じるから孤独が辛いのであって、実はそういった人間がほとんどなのだ、ということに気付けばどうってことない。

誰もがネコのように、自分の好きなように、他者がどうしてようと気にも留めない存在ばかりだったとしたら、きっと「疎外感」は感じないはずだ。疎外もクソも、元から群れてない。

こういうことに気付いたら、疎外感を感じることはなくなった。

能動的に孤独を受け入れられれば、そこに自由を見つけることができる。
自由って言ったって、好き勝手できる、という意味ではなくて、他者からの精神的な自由。
他者からの評価から解放される自由。

そう考えると、孤独も悪くないな、と思う。



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2009年10月03日

【またまた続き】 ないものねだりしないこと、と、南無阿弥陀仏


Sigma DP2, SIGMA LENS 24.2mm 1:2.8

前々々回の日記で、音羽屋さんから「南無阿弥陀仏の世界観」だ、というコメントいただいて、確かに、「ないものねだりしないこと」と「南無阿弥陀仏」の世界観は似ている気がした。
以下、調べてみたことと、自分なりの解釈。

「南無阿弥陀仏」はサンスクリット語の
「ナモ」

「尊重する。」
ヒンディー語の「ナマス・テ」の「ナマス」と同じ (ちなみに「テ」は「あなた」)。

「アミターバ」
阿弥陀仏。世界をあまねく照らす無量の光。厳しい修行による臨死体験での「トンネル体験」から、「極楽浄土へ導く光」が元になっている、と以前聞いたことがある

「阿弥陀仏の思し召しどおりに」と、考える。
以下、自分なりの解釈。

***

我々は、導きによって、それぞれの役割をもってこの世を生きている。
だから、自分にできることを自分にできるようにして生きればよい。
それ以上のことはできないし、自らにそれ以上を求める必要もない。
あなたには、あなただけのこの世での役割があり、それをすることがあなたがこの世にいる意味だからだ。
***

僕は仏教には詳しくないけど、もしこういう意味なら、今はとてもよくわかる。

自分に求めすぎてはいけない。
運命や、他人様の気持ちは、コントロールできない。
コントロールできないものを気に病んでも仕方がない。
自分でできる範囲のことを、できるようにやればよい。


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2009年09月29日

【前回の補足】上を向いて歩くこと、と、ないものねだりすること、とは違う


Sigma DP2, SIGMA LENS 24.2mm 1:2.8

前回書いたことで、コメントをいただいて、それに対する返事を書くことでまた自分の考えがまとまってきたので、もう少し書くことにした。

僕はずっと、「どうして自分はああいう風になれないんだ」って考えることは向上心だと思ってた。
こういう“向上心”は常に、世間から評価されている人が基準になってる。
こう書くと、「そんなことない」っていう人がいるかもしれない。

僕はよく想像する。
もし、自分より素晴らしい仕事ができる人間がこの世にいなかったら、どうだろう。
もし、自分より素晴らしい演奏をできる人間がこの世にいなかったら、どうだろう。
もし、自分より速く走れる人間がこの世にいなかったら、どうだろう。

トップにいる連中が、トップにいながらにして向上していくのは、他人を基準とせずに、自分の理想を基準としているからだと思う。

だから、もし野茂英雄に才能がなくて、トップを走れていなかったとしても、彼は尊敬に値すると思うんだ。
自分に対する評価が相対的ではないから。

人ってやっぱり“製造誤差”があって、努力でカバーできるものとできないものがある。
でも、それはあくまで“世間的にトップと比較して”ってことであって、自分の中では違う。

人にはそれぞれ与えられたキャパシティがあって、それをどのくらい使えているか、ということが重要なんだと思うんだ。
自分が持っているものの中で十分努力している、これ以上求めるなら他の人に頼んで、と自信を持って言えれば、それは最高だと思う。
ようやく最近のその境地に立つことができたよ。

他者から少しでも良く見られたい、と思うから大変なのであって、あるがままでいるようにして、それに対する評価を気にしなければ何にも大変なことはない、
だって、それは自分ではコントロールできないものね。

こういう風に考えだしてから、ほとんど何にも執着しなくなった。

  ・・・

ちょっと話は変わるけど、いつもこの人の靴には、ぐいぐい心を惹かれてしまう。
(続きは、↓の「続きを読む」で)


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2009年09月26日

ないものねだりしない


Sigma DP2, SIGMA LENS 24.2mm 1:2.8

ないものねだりしないようになったら、楽になった。
僕はずっと相対的に自分の価値を決めてた。
他人から認められる存在になる、とか、そういう基準。
結局それはとても相対的で、きりがない。
多くの人に認めてもらえるようになればなるほど、認めてくれない人のことが気になる。

そういう判断基準は完全に捨てるまでは時間掛かったけど、今はもうそういうことはほとんどまったく気にならない。
自分で自分のできる限りのことをしていると思えれば、それでいいじゃない、と思えるようになった。
僕はできる限りのことをしている、これで足りないというなら、他の人に頼んでください、と今は自信を持って言える。

僕はずっと「犬のように生きたい」と思ってた。
彼らは、他者をうらやむこともないし、卑下することもない。
他者からの評価を気にして苦しむこともない。

足が悪くて引きずりながら歩いているワンコも「なんて俺は哀れなんだ」なんてきっと思ってない。それはそれとしてすべて受け入れてる。

「あるがままでしか生きられないし、あるがままでいいんだ。」

そう気付いた。
無理をして他者の評価を気にするような生き方をしなくても、自分の心の赴くままに充実した人生が送れることに気づいた。

どうしてこんな簡単なことに気づかなかったんだろ。


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2009年07月05日

図書館へ行く


Aix-en-Provence にて - Fujifilm Finepix S5 Pro, AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G

  ・・・

図書館、っていい響きですよね。

静かで整然としていて。

いろんなことがすべてルールに則っています。
すべてのものは名札と番号が付けられ、きちんと整理されて、棚にしまわれます。
『日本造船年鑑 補遺版』 から 『お父さんの英会話』 まで分け隔てなく。

そこには感情に左右されたりすることはひとつもありません。
穏やかに、静かに、時間も整然と過ぎてゆきます。

図書館のように生きて、図書館のように老いて、図書館のように死ねたらいいでしょうね。


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2009年05月27日

現在、模様替え&作曲中


Sigma DP2, SIGMA LENS 24.2mm 1:2.8

  ・・・

諸事情(笑)で、生活&仕事の場を模様替え中。
まだまだ荷物が床に転がったままで落ち着かない。
 
 

仕事が手に付かない。(と言い訳)

ソファベッドの到着までは床だなぁ(苦笑)

模様替え中の BGM はコレ。

スライ・アンド・ザ・ファミリーストーンの “There's A Riot Goin' On”(邦題:『暴動』)。
関係者(何の?笑)なら、みんな聴いたことのある名盤。

やっぱ、スライ、クールだぜ!

  ・・・

現在、作曲中。なんだけど、そっちも模様替え終わるまでちょっとお預け。

シャワー中にいいメロディーが浮かんだので、あわてて出てコード取ったよ。
結構いい感じ。昨年、ホームレコーディングシステムを組んでから、アイデアメモがラクチンになったので、こういうアイデアをメモるとき本当に便利。
メロディーはテーマもサビも完成。
サビの歌詞は、シャワー中に既に完成していたので、後はテーマの歌詞だけ。タイトルは『来やしない (ura song)』[仮称] です。

g. の miki 君も曲を持ってきたので、これで PSO の 3 人全員の曲が揃うことになるね。
 

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2009年05月20日

毎年、このころになると


Sigma DP2, SIGMA LENS 24.2mm 1:2.8

ふと、以前ブログに書いたことを思い出して調べてみると、昨年の 6 月だった。
うーん、この季節になると、同じコトを考えるのか?
この前と同じ話なんだけど、ね。

  ・・・

ジェームス・リプトンのインタビュー番組の中で、ダスティン・ホフマンがアクターズ・スタジオの学生達にこんなことを言ってた。

「周りはこういうだろう。
  『将来を考えろ。10年先はどうするんだ。演技でメシが食えるのか。』
違う違う!そうじゃない!今はとにかく突っ走るんだ。
将来がわからないなんて、こんな贅沢なことはない。」
INSIDE THE ACTORS STUDIO / ダスティン・ホフマン インタビュー

 

長くなるので、↓の「続きを読む」で。


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2009年05月09日

楽園


Sigma DP2, SIGMA LENS 24.2mm 1:2.8
 
 
 僕は楽園に住んでいる、と思う。
 
 
   つづきは↓の「続きを読む」で。


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2009年05月08日

こんばんは


Sigma DP2, SIGMA LENS 24.2mm 1:2.8

いろんなことを正直に言い過ぎるのも、考えものですね。
反省。

  ・・・

ここのところ、レースカーにはまったく乗れてません。
いろいろ良くして頂いているスポンサー各社様、本当に申し訳ないです。

  ・・・

やっぱりドラムの練習はスティックを使ってやらないとダメだ、ということに気づく。
これまでは “指練習” だったんだけど、スタンドを工夫して仕事場の机の下に仕込む。
これで、ちょっとした仕事の合間に練習可能!

このパッド、「懐かしいな~」って言う人もおられるのでは?(笑)
ローランド製のこのパッドは、中央部と周辺の三辺にそれぞれ異なるノートを割り当てることが可能なので、中央部にスネア、手前にハイハット、左上辺にハイタム、右上辺にロータムを割り当ててます。


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2009年04月27日

お元気ですか?


Fujifilm Finepix S5 Pro, AF Nikkor 50mm f/1.4D
 
 
  僕も元気です。
 
 

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2009年04月25日

密度


Sigma DP2, SIGMA LENS 24.2mm 1:2.8

まだ何ヶ月もあるよ。
それ以上あっても同じだよ。
時間なんて長くても短くても同じ長さなんだよ。
時間には長さがないんだよ。
密度があるだけ。

約束された未来なんて幻想だよ。人の気持ちは変わる。
約束は、それを信じたいという気持ちが、それを確かなものとして捕らえているだけ。

  ・・・


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2009年04月21日

進まなくたっていいんです。


Fujifilm Finepix S5 Pro, Sigma DC 24-70mm 1:2.8 EX DG

僕の場合、いろんなところをぐるぐる回って、気づいてみたら同じところに戻ってきてた、なんてことよくあります。
場合によっては、元いたところより後退しているなんてことも珍しくないです。

それでもいいんです。
たとえ、その間の努力や経験が、その後の役に全然立たないとしても。

そんなことはどうでもいいんです。

それがまったくの徒労であったとしても、少なくとも頑張ってみたわけで。
頑張った結果が後退であったとしても、頑張りが結局仇になったとしても。

自分は頑張ったよね、と思えることが大事なんです。

与えられた環境で、いつも自分のベストで。
でも、100% じゃなくていいんです。90% とか 80% で充分。
100% 出しちゃったら、その後が続かないでしょう?
結局それは長い目で見てベストじゃないんだよな、自分のペースで無理なく頑張れるようにすることが大事だよな、と、最近ようやく気づきました。
ようやく、結果じゃなくて過程で自分を認めることができるようになりました。

ずいぶん時間がかかりました。


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2009年04月18日

なんにも変わっていないよ


Pentax K20D, smc Pentax FA135mmF2.8[IF]

忙しいときに限っていろんなことが重なってより忙しくなるもので。

今日は、締め切り間近の複数の翻訳原稿を抱えつつ、クライアントのシステム設計をやっていたら、突然のサーバーのスローダウン。
予定外の大阪オフィスへの移動が入って予定はめちゃくちゃ。
分からず屋も多くて、ホント、いやになることがいくつもあったけど、いやなことは数えないようにして、いいことだけを数えることにした。
いやなことを数えるのは飽きちゃったからね。

  ・・・

ほんとにうちの周りはいい風景に恵まれてる。
誰が撮っても絵になる場所が多い。
ホント、お得だ。

  ・・・

もし、僕が変わったように思えるなら、それは君が変わったからだよ。
君が変わったから、いろんなことに気づくようになったんだね。
それはいいことなんじゃないかな。



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2009年04月04日

凡人だってエライんだぞ。複数形? など。


Fujifilm Finepix S5 Pro, AF Nikkor 50mm f/1.4D

ここのところ、本当に寒かったですが、ようやく桜が咲き始めてきました。
今日は雨のようですが、明日には満開かな。

  ・・・

僕はあらゆる面で凡人です。
でもね、世の中に凡人がいるから社会が成り立っているわけで。天才だけじゃなくて。

そりゃ、働きアリより女王蟻の方が待遇は良いだろうし、角質細胞になるよりは脳細胞になりたいですけどね。

蟻だって、女王蟻しかいなかったら、とっくに絶滅です。
身体中が全部脳細胞だったら、見た目も結構 怖い感じだと思いますよ。
 
 
ただ、働きアリや角質細胞の哀しいところは

「代わりはいくらでもいる」
というところでしょうか。

  ・・・

近所の中華料理屋さんの入り口。

あの・・・「アルバイ」って・・・(-_-;)

でも、そういえば、ジョージ ブッシュも 「インターネッツ」って複数形にしてたっけ。
そっちは母国語だろうがっ!
(-_-+)

  ・・・


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2009年03月29日

反省禁止。にすることにした。のだ。


Fujifilm Finepix S5 Pro, AF Nikkor 50mm f/1.4D

僕のところは今日も寒かったです。
午前中は風も強くて、外はまるで真冬のようでした。
まぁ、1 日中部屋で仕事をしていたので (いや、“しているので”が正解)、ぜーんぜん関係なかったですけどね。

今年は、個人的な都合と、レースカーのトラブルが解決していないので、モータースポーツ活動はレースカーのトラブルが解消して、ドライバー(僕)の都合がつくまでお休み状態。
例年なら週末はとても忙しくしているのだけど、今年はバンドでリハスタに入らないときはいつもずっと仕事しています。

仕事場の窓からインテグラ(レースカー)が見えるのだけど、ちょっとさびしそう。
悪いね、インテグラ君。

  ・・・

これから、ね、当分、反省は禁止。
ちょっとこれまで反省しすぎた、と反省している ← と、もういきなり反省している。
反省しすぎてネガティブになりすぎた頭からはいい考えなんて生まれないものね。

だから、ね、ちょっと当分の間は、反省禁止。にすることにしたのです。

  ・・・

昨日、国会が終わって地元に帰ってきていた馬淵澄夫氏 (民主党 衆議院議員) に、前から不思議に思っていたことを質問してみた。

長くなるので、↓の「続きを読む」で。


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2009年03月18日

代わりが利く存在である、ということについて


Fujifilm Finepix S5 Pro, Sigma DC 24-70mm 1:2.8 EX DG

2年くらい前でしょうか。
自分はまったく特別な存在ではなくて、いくらでも代わりが利く存在なんだ、ということに気づいて、最初はとても戸惑いました。

そりゃあ、世の中のすべての人にとってかけがえのない存在ではないことは分かってましたが(笑)、特定の人にとっては代わりが利かない存在だと思っていたわけです。
それがあっさり覆されたのですから、本当に混乱しました。
でも、そのうち、自分は代わりの利く存在なんだ、という事実を普通に認めることができるようになりました。
誰もが特別な存在である必要はないんだ、と。

それを認めることができるまでずっと、自分が特別な存在になれないことについて、自分は何か欠落しているんだ、とか、努力が足りていないんだと思って辛い気持ちになっていましたが、自分ではどうしようもないことがあるということに気付いてから、自分にあまり多くを求めなくなりました。

それ以来、とても楽に人生を送れています。

だから、そのことを気付かせてくれた人にはとても感謝しています。
 
 

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2009年02月25日

英語はズルイな。


Fujifilm Finepix S5 Pro, Sigma DC 24-70mm 1:2.8 EX DG
 
すっごい久しぶりの2日連続更新!笑

 ・・・

オバマ大統領の初の議会演説。
英語はズルイなぁ。
ただ、アップになると、背景は紅白ストライプ(星条旗の一部)。
催事場みたいでめでたさ全開 (笑)

「財政再建は大切だ」
<共和党から拍手&スタンディングオベーション!>

その直後、

「我々には過去から引き継いだ借金がある」
<民主党から大拍手&歓声&笑い声&スタンディングオベーション!共和党からはちょいブー。>

ちょっと予定調和 (定義に関する議論はナシで) っぽいのは仕方ないけど、やっぱり面白い。
ただ、ちょうど盛り上がりのときに取引先からの電話でちゃんと聞けなかったのが残念・・・
 
  ・・・

昨日のミニチュア風写真をこちらに移動。ニースの海岸沿いの写真です。
カモメがいい感じでしょ?
 

 
ミニチュア風にすると、何気に仮設トイレまでいい感じになるのがすごい・・・(笑)
 

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2009年02月24日

やんなっちゃった


Contax T3, Carl Zeiss Sonnar 2,8/35 T*, Fujifilm PN400N
 
 
なんだか、いろいろやんなっちゃうときってありますよね。

あーぁ。
  

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2009年01月14日

True Colours


Fujifilm Finepix S5 Pro, Sigma DC 24-70mm 1:2.8 EX DG

*** 【追記:注釈】 ***
ちょっと、無粋ではありますが、コメントで「スペルが違います」とご指摘(?)もいただきましたので注記します。タイトルの “Colours” はご存知のとおり、イギリス綴りです。“Colors” だとちょっと“色”気がないでしょ?笑。当初から、本文中にも注釈で書かせていただいていましたが、↓の歌詞はスタインバーグ&ケリーに敬意を表して原作どおりのアメリカ綴りで書いています。
******

今日、クライアントで打ち合わせをした帰り、車で FM を聴いているとフィル・コリンズの歌う 「トゥルー・カラーズ」 が掛かった。昔、シンディー・ローパーが歌っていた曲だ。
以前聴いたときは、いい曲だとは思ったけど、歌詞までは真剣に聴いてなかった。
渋滞していたので、ぼんやり聴いていると歌詞がすっと気持ちの中に入ってきて、ヤラレてしまった。

僕の訳だと、力不足でこの歌詞の良さが伝わらない。是非、原曲を聴きながら、で。
聴くならシンディー・ローパーの方を。フィル・コリンズのバージョンもイイんだけど、やっぱりこの歌詞は、女性が男性に歌っているシチュエーションが合うと思うからね。

“true colours” は学校の英語的に翻訳すれば “本性” とか “元の性格” ということになるんだろうけど ここでは、“shining through” とか “rainbow” と掛けているし、“本性” と訳すより “本当の色” と表現したほうが本来のニュアンスが伝わる気がする。(下のタイトルは、ビリー・スタインバーグとトム・ケリーに敬意を表して原作どおりの米語綴りで(笑))

***

“TRUE COLORS”      Steinberg/Kelly

私には見えるよ。
あなたの本当の色。
心の奥深くで輝く。

私には見えるよ。
あなたの本当の色。
それは私があなたを愛する理由。

それを見られることを怖がらないで。

あなたの色。
あなたの本当の色。

とても綺麗。

虹のよう。

***


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2008年08月13日

やんなっちゃった。


Nice、宿泊先のホテルのバルコニーより - Fujifilm Finepix S5 Pro, AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G
 
 
なんだか、いろんなことがどうでも良くなるときってないですか。
 
 

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2008年07月22日

過去の人、過去のこと。


Nice にて - Fujifilm Finepix S5 Pro, AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G
 
僕は、あのときからずっとここにいる。
どこにも行けない。
誰もやってこないし、誰も出て行かない。

僕は過去の人。
ここは過去の国。
 

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2008年07月15日

失われる、ということ


Paris にて - Fujifilm Finepix S5 Pro, AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G
 
よくある風景。
恋人や友達と共有した、その時間、その空間を、みんな一所懸命に記憶に残そうとしてる。
大切な時間も、空間も、いずれは失われる、っていうことを、みんな分かっているからなんだろうな。
きっと。

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2008年07月09日

帰巣本能


Aix-en-Provence にて - Fujifilm Finepix S5 Pro, AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G
 
“後になってから” 思い出すと、ひどく帰巣本能を刺激される情景がある。

それは、僕はそのときそこにいて、本来そこにいるべきだったのに、
そこから離れて随分遠くに来てしまったことに突然気付くからかもしれない。
“そこ” は位置的な場所ではなくて、僕の居場所を確信させてくれる存在によって成り立っていた
今は失われて戻れない空間。

行くあてのない僕の帰巣本能は、こうやって年を経るごとにどんどん醸成されて行く。
 

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2008年06月11日

将来が分からない、という贅沢


Fujifilm Finepix S3 Pro, AF Nikkor 50mm f/1.4D


「周りはこういうだろう。『将来を考えろ。10年先はどうするんだ。演技でメシが食えるのか』。
違う違う!そうじゃない!今はとにかく突っ走るんだ。
将来がわからないなんて、こんな贅沢なことはない。

INSIDE THE ACTORS STUDIO / ダスティン・ホフマン インタビューより

 

この続きは、→ 「続きを読む」 で。

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2008年05月14日

ウインディ レイディ


Pentax KM, smc PENTAX-M 1:2 28mm, Fujifilm 100 ACROS

 
スタジオを出てバンドのメンバーと別れ、いつもの道を車で帰っていた。
もう慣れたが片道100km以上あるから結構大変だ。メンバーが離れているから仕方ないが。

スタジオを出た頃は綺麗な青空が広がっていたのに、最後の山を越えて平野に下りるところに差し掛かった頃には、すっかり空は灰色になっていた。風も少し強くなったようだった。

僕はこの場所を車で通るのが大好きだ。
一気に視界が開けて、平野が一望できる。
空は相変わらず灰色で平野の風景も同じ灰色だったけど、雲の切れ間から差す西日で平野に広がるたくさんの建物がキラキラとクロームメッキのように光っている。

オーディオプレーヤーは次の曲に移り、山下達郎の「ウインディ レイディ」が流れてきた。

突然、スイッチが切れたように、大切に思ってきたいろいろなものが、色を失ったように思えた。

灰色の空、灰色の建物。キラキラ光る灰色の記憶。
君の記憶はこの灰色に光る風のようだ。

オーディオ プレイヤーの山下達郎は最後のコーラスを歌っていた。

「君はウインディ レイディ。吹き抜ける悲しみを僕にも。」

  

  ・・・

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2008年03月25日

失敗することは素晴らしい!!


Pentax K20D, smc Pentax FA43mmF1.9 Limited
 
  ・・・
 
「“成功” の反対は “失敗” ではなく、“何もしないこと” です。」

小島 裕治 (愛知県中学校教諭。両腕が無いハンデを乗り越えて教師に。)

 

  ・・・

 

今回の近畿選手権、トラブルやら自分のミスで 2 位に終ってしまったことで、自分に何が必要かが見えてきました。

「ギアボックスもトラブルってることだし」と諦めてリタイヤしていたら見えてこなかったでしょうし、逆に今回も優勝だけを狙ってソコソコの走りで優勝していたら、見えてこなかったでしょう。

これでまた向上することができます。

今から、“次はやってやるぞ!” という気持ちが湧いています。

失敗することは素晴らしい!
そう思いませんか?
 
  ・・・

前にも書いたけど、もう一度、この言葉を。

Ever Tried, Ever Failed. No matter.Try again, Fail again,
Fail Better.

(トライした。失敗した。それがどうしたっていうんだ。
またトライして、また失敗すれば良い。次はもっと上手に失敗しよう。)

- サミュエル ベケット

 
 
  ・・・

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2008年03月23日

諦めない、ということ


Pentax K20D, smc Pentax FA77mmF1.8 Limited

第1コーナーでリカバリーできないくらいのタイムロスをする大失敗しても、最後まで諦めずに全力で走っているドライバーを見ると、勇気が湧いてくる。
たとえ、それが徒労に終ることが誰の目にも明らかでも、全力で最後まで走る。
そういう姿勢って、大事だね。
見ている人も元気になるよ。
 
  ・・・
 
今日は結局2位でした。
昨年は、近畿チャンピオンは取れたものの、1回だけ優勝できなかった。
なので、今年は「全戦、優勝」を目標に掲げたけど、1戦目にして砕け散りました(笑)
詳しくは、後程こちらに書こうと思います。

2本目、1コーナーでこの前の日記で書いたギアトラブルで1速に入らずスピン(笑)
でも、諦めずに最後まで全力で走ったよ。
残りの区間タイムは、全区間ベストだったし。
見てくれていた人の中に僕の気持ちが伝わった人がいたらいいな。

  ・・・

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2008年03月12日

よわくていいねん


Pentax MX, smc Pentax FA43mmF1.9 Limited, Fujifilm 100 ACROS

よくがんばったね。
もう、がんばらなくていいんだよ。

強くないとアカンことなんてないねんよ。

弱くてええねんよ。

弱くて。さ。


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2008年03月07日

ただいま


Contax G2, Carl Zeiss Sonnar 2,8/90 T*, Fujifilm 1600-PR

ただいま。

かえってきたよ。

  ・・・

明日には、今見えているものが見えなくなるんじゃないか、って思う。
だから、写真を撮る。
見えてるうちに。
 
 
  ・・・

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2008年02月25日

うそ


Contax T3, Carl Zeiss Sonnar 2,8/35 T*, Fujifilm S-100
 
 
守れない約束なんてさ、最初っからしないで欲しいよ。

そんなのない、って思う。
 
 
  ・・・
 
前から目を付けていたバッグをゲットしました。
 

 
誰の目にも明らかな Paul Smith BAG です(笑)
トレンドのプレッピー テイストを上手く取り入れてるよなぁ、と思います。
肩に書けるとこんな感じ。


 
要するに、学生カバンですね!

  ・・・

ブランド名を書くと商売絡みに見えるのがイヤで、ここのところブランド名を書いていなかったのですが、先日のモッズ コートの件、メールでブランドの質問をいくつかいただいたので、ブランド名を書いておきますね。(僕らくらいの微妙な年齢だと、なかなか雑誌でもいい感じのブランド探しにくいんですよね・・・僕もいい感じの服を着ている同世代の人を見ると「どこで買ったの?」と訊きたくなります(笑))
ハウンズトゥースチェックのモッズコートは Custom Culture、ジップアップニットは American Eagle、スリムカーゴパンツは NCFM (Nicole)、マウンテンブーツはビルケンシュトックの Footprints です。

  ・・・

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2008年02月18日

終了処理


Pentax MX, smc Pentax FA43mmF1.9 Limited, Fujifilm 100 ACROS


 
終了処理、っていうのはね、ただ動作をやめれば良いわけじゃないんだよ。
使っていたファイルとかすべてちゃんと閉じて、自分以外は誰も使わないようなものは全部削除しないと。

最後に自分自身を消して、まるで最初っから何もなかったようにして、終るの。
 
全部消すんだよ。
そうしたら、そこに何かあったなんて誰も思わない。
最初からそこには何もなかった。
 
それが正しい終了処理さ。
 
 
  ・・・
  
 
僕はガッツのある人間が大好きだ。
僕にはないからね。

ないなりに、いつも自分を奮い立たせて頑張ってます。
でないとそのまま縮んでなくなりそうだから笑
 
  ・・・

完全に風邪引いてしまいました。
週末の開幕戦までに直さないと・・・
 
  ・・・
 

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2008年01月30日

we can do it again !


Pentax KM, smc Pentax FA43mmF1.9 Limited, Fujifilm 100 ACROS

  ・・・
 

俺は俺たちに何ができるかを知っている。俺はそれを見てきたし、そういう風に生きてきた。俺たちはもう一度やれるんだ!

 
  ・・・
 
ケネディ兄弟の唯一の生き残りのエドワード (テッド) ケネディの、ついこの間のスピーチより。
ABC (朝日放送じゃないぜ!(笑)) の “World News Tonight” かなにかでやってた。
かなり意訳だし、こういう野蛮な口調ではなかったけど (バラク オバマの応援演説だからね(笑))、僕にはこんな風に伝わってきた。
実際には、最初の “俺たち” の部分は “America” だったし、2 番目の “俺たち” の前には “With Barack Obama” が付いていたけど。

力強くて良かったよ。
(この部分以外は、意外と間延びしてたけどね(笑))
アメリカ人のスピーチだな、って思うけど、なんだか、いいね。
俺、アメリカ嫌いのはずなんだけどな(笑)
 
 
  ・・・

しかし、未だに “Barack” を “Balack” と書いている米国内のページも多いね。
アメリカ人だって、“r” と “l” が区別付いてないんやんっ!(笑)
 
  ・・・

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2008年01月18日

単純だけど、大切なこと


Contax G2, Carl Zeiss Sonnar 2,8/90 T*, Fujifilm REALA
 
  ・・・
 
「死は、すぐ、確実に、私の元にもやってくるのだ**、ということを覚えておくことは、
私が人生の決断をする上でもっとも大きな手助けになった。
なぜなら、他者からの期待、プライド、恥や失敗への恐れ、それらはすべて死によって
消し去さられるのだから。
我々は早晩死ぬのだ、ということを意識することは、“失うことを恐れてしまう” という罠に
はまらない最良の方法である。」

- Steve Jobs *

* 上記の Jobs 氏のスピーチは、僕が動画映像からディクテーションしたもので、しかもちゃんと英文をメモしながら訳したわけではありませんので、訳が正しいかどうかわかりません。ご容赦ください。

** 当初、スピーチ中の “I” を、日本語的表現で美しくなるように “要するに私たちは皆” という意味に取って訳していましたが、それだと Jobs 氏のストレートな表現が伝わりにくいので、変更しました。美しくはありませんが、この方が Jobs 氏の表現したかったことに近いと思います。彼は could ではなく will を使い、「人間はみなすぐ死ぬのだから」と言っているのだと思います。

  ・・・

人生で起こり得る最悪の出来事が死なら、人生はそれほど悪いものではない、と思う。
死ぬより、生きることを選択するほうが余程勇気がいる。
「自分は不要な存在なのかもしれない」と自問しながら生きながらえて行くのは、それほど簡単なことではない。
 
  ・・・
 
僕は芸術を生業としていないから、音楽や写真や文章を書くことはある意味自分を満足させるためにやっているのだけど、芸術が自己表現欲の発露という側面を持っている以上、やはり誰か自分以外の人に評価してもらえるのは嬉しいものです。
評価と言っても — 多分みんなそうだと思うけど — 欲しいのは薄っぺらな褒め言葉ではなく、お互いに認め合える人からの正当な評価だ。

身近に、お互いの美意識や価値観を認めあえる (認めあえる、ということが大事。一方向じゃなくてね) 人がいることは、人生を豊かにする上でとても大事だな、と思う。
一方的に尊敬される関係でも、尊敬する関係でもなく互いを尊敬できる、というのは本当にまれなことだと思う。

美意識を共有できることは素晴らしいことだ。

たとえば、飲みかけのコーヒーカップの並び方が、同じように美しい、と思えること。
たとえば、微妙な冗談を同じように笑いあえること。
たとえば、ある言葉を同じように素敵だと思えること。
たとえば、部屋のカーテンの色の選択が同じこと。

そういう単純なこと。
でも、とても大切なこと。
 
 
  ・・・
 

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2008年01月01日

新しい日、新しい夢。

今年はなにが見えるんだろう。

なにが見えていますか?

それは同じ夢、かな。
 
 

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2007年12月31日

【追記】 みなさん、良いお年を!


Contax T3, Carl Zeiss Sonnar 2,8/35 T*, Fujifilm S-100

さて、今年もあと1時間とちょっとになりました。
これだけは今年最後に書いておきたかったので、追記!!
  

2008 年が皆さんにとって素晴らしい年でありますように。

今年もありがとう。
   

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2007年12月25日

おやすみ


Pentax MX, smc PENTAX-M 1:2 28mm, Fujifilm 100 ACROS
 
もう眠ろう。

悪い夢は終り。

穏やかな気持ちで、もう眠ろう。

おやすみ。

よいゆめを。
 
 

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2007年12月24日

War is over, if you want it


Pentax MX, smc PENTAX-M 1:2 28mm, Fujifilm 100 ACROS

  ・・・
 
これは、僕の大好きなジョン・レノンの「Happy Xmas (War Is Over)」のコーラス部分、バックで歌われている歌詞です。
 
  ・・・
 
以前、井上陽水の特集番組で、陽水自身が好きなアーティストにインタビューする、という企画があった。
その中で、ペギー葉山が 「好きな曲を1曲選ぶとしたら」と陽水に訊かれて、「ホワイト クリスマス」と答えてた。
「もし、世界中の人たちが、ホワイトクリスマスを歌うときのような気持ちになれば、戦争なんてなくなるのに。」と言ってたのが印象的だった。
 
  ・・・

僕はキリスト教徒じゃないからこの日を祝うことはないけれど、ジョンの書いたこの曲があるからこの日は僕にとって特別だ。

僕は、僕たちの目に映るこの世界が、誰もが幸せで、何の怯えもなく暮らせる、美しい世界であってほしいと思う。
それは、僕らが望めば、きっと実現すると思う。
僕らが望めば。

ベリー・メリー・クリスマス、アンド、ア ハッピーニューイヤー。

  ・・・

A very Merry Xmas
And a happy New Year
Let's hope it's a good one
Without any fear

War is over, if you want it
War is over now
 
 
  ・・・

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2007年12月22日

豊かということ


Pentax MX, smc PENTAX-M 1:2 28mm, Fujifilm 100 ACROS
  ・・・

これね、なにかのコマーシャル (クレジット カードの CM じゃないよ) でやってた話なんだ。実話だそうです。

  ・・・

あるレストラン経営者の話。

  ・・・

レストラン経営に悩みは尽きない。
上手くいかないときはもちろん、上手く行っているときでさえも常に悩みはあるものだ。

ある冬の日、私はいつものように悩み、公園を歩いていた。

私は公園を歩くのにも疲れ、凍て付くような寒さの中、ベンチに座っていると、
オウウェンというホームレスが近づいてきた。
どうやら、私のことを新入りのホームレスと思ったらしい。

オウウェンは黙って彼の大事な毛布を私に差し出した。

そして、私の人生に対する考え方はまったく違うものになった。

私はそれから、ワンボックスのバンでホームレスのためのレストラン(炊き出し)を続けている。

世界中にレストランは数知れずあるが、満足度では私のこのレストランにかなうものはあるまい。

  ・・・

豊かであるということ、を考えさせられました。
 
  

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2007年12月17日

トレイン トレイン


Contax T3, Carl Zeiss Sonnar 2,8/35 T*, Fujifilm S-100

  ・・・

太陽が普通に照らしてくれていることを幸せに感じる日は、
きっと何が大切なのかを感じられている日なのだろうと思う。

こんな日は、何かに繋がっている見えない糸の手触りを少しずつ見つけていける気がする。
 
 
  ・・・

世界中にさだめられた どんな記念日なんかより
あなたが生きている今日は どんなにすばらしいだろう。
世界中に建てられてる どんな記念碑なんかより
あなたが生きている今日は どんなに意味があるだろう。
見えない自由がほしくて
見えない銃をうちまくる
本当の声を聞かせておくれよ。
TRAIN-TRAIN 走ってゆけ。
TRAIN-TRAIN どこまでも。
TRAIN-TRAIN 走ってゆけ。
TRAIN-TRAIN どこまでも。

THE BLUE HEARTS 「TRAIN-TRAIN」 / 詩・曲 真島 昌利
        ・・・

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2007年12月08日

Homeward Bound


Pentax KM, smc Pentax FA43mmF1.9 Limited, Fujifilm 1600-PR


本来いるべき場所に帰ろう。

その場所は、君が本来いるべき場所じゃないよ。

さぁ、一緒に帰ろう。

  ・・・
 
Each town looks the same to me, the movies and the factories
And every stranger’s face I see reminds me that I long to be,
Homeward bound,
I wish I was,
Homeward bound,
Home where my thought’s escaping,
Home where my music’s playing,
Home where my love lies waiting
Silently for me.

  - Paul Simon
 
 

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2007年11月26日

待つ人


Pentax KM, smc PENTAX-M 1:2.8 28mm, Fujifilm S-100


彼は毎日、丘の上のバス停のベンチに座っている。
彼は何をするわけでもなく、ただ 1 日中バスを待っている。

バスが着くと、彼は嬉しそうに立ち上がって降りてくる人をひとりひとり確認して、最後の人が降りてドアが閉まるのを確認すると、また悲しそうにベンチに座り、また、ただ地面をぼんやり眺める。

最終のバスの最後の乗客が降りてバスが行ってしまうと、彼はひとり、首を少しかしげて、片方の足を少し引きずりながら、とぼとぼと坂を降りて行く。

彼はどこに帰るのだろう。
彼はまた明日も丘の上のバス停で誰かを待つのかな。

いつまで待っても降りてこないかもしれない誰かを、明日も明後日も
丘の上のバス停でひとり、ずっと待つのかな。
 
 

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2007年11月22日

しわくちゃ


Mamiya RB67 Professional, Mamiya-Sekor 90mm F3.8, Fujifilm PN160NS

 
しわくちゃに縮んでいた気持が、少し伸びました。
 
 

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2007年11月19日

でこぼこ


Contax T3, Carl Zeiss Sonnar 2,8/35 T*, Fujifilm S-100

僕たちはどちらかと言えば外出するより部屋にいる方を好んでいたので、週末はいつも部屋でごろごろしていた。だから、近所のお散歩が休みの日の僕たちの最大のイベントだった。

お散歩といっても、近所をぶらぶらして、写真を撮り、公園でノラネコとハトを見ながら自販機で買った飲み物を飲むくらいだったけど、それだけでとても満たされた気持ちになれた。
僕らは近所を一通りパトロールし終わると、いつも公園の入り口にある自販機で飲み物を買った。

  ・・・

僕がポケットから小銭を出して自販機に入れていると、それを見て君が言った。

「いつも思うんだけど、ちょうどの金額しか持ってこないの?」
「うん。だって邪魔だもん。」
「もし、受け付けてくれないコインがあったらどうするの?」
「ほんとだね!」

僕が感心してそういうと、君はあきれ笑いをしながら、なにそれ、と言った。

「あなたって、すごく良く考えていることもあるのに、びっくりするくらい何も考えていないところもあるよね。」

僕は、照れ笑いをしながら、温かい烏龍茶のペットボトルを取り出し口から出してキャップを開け、君に渡した。君は、ありがとう、と言ってから、僕をじっと見て言った。

「あなたって、本当にでこぼこよね。」

  ・・・

僕たちは公園に続く小経を縦に並んで歩いた。

でごぼこで、いびつな形の僕は、躓かないように注意しながら、君と青空と茶色くなった葉っぱが少しだけ残る公園の木を順番に見ながら、歩いた。

さっきまで真っ青だった空には、少しだけすじ雲がかかっていた。

僕たちの秋は、そうやって少しずつ冬に向かって進んでいた。

その冬は、最後の “いつもどおりの冬” になった。


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2007年11月01日

1年


Fujifilm Finepix S3 Pro, AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G


月初めの 1 日になると、去年の今頃はどうしていただろう、って思うことがある。

なんにも変ってない。

ずっと、同じところにすくんだまま。


  
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2007年10月30日

ソラ


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2 28mm

  ・・・

こんにちは。お元気ですか?

僕は空を見上げることが多くなりました。

青空を見ると気分が塞ぎ込んでしまいますが、日暮れの空を見ていると開いた穴が少しずつ埋まって行くような気がします。

最近、気づいたことがあります。
この世界の存在は 2 つの種類に分類される、ということです。

忘れる側と、忘れられる側。

忘れる側は常に忘れ、忘れらる側は常に忘れられる。
そういう風にできているのでしょう。
 
 
  ・・・

今日、競技車両がクーロスエンジニアリングの工場に入ります。
来週、エンジンをはずして、鈴鹿のセナルトに運びます。っていうか、運んでくれることになりました。
運送屋さんで送ったら、結構な金額になりますからね。
ありがたいです。

来シーズンは、ようやくリフレッシュしたエンジンで戦えます。
これで、鈴鹿などのハイスピードコースでも勝負になるでしょう。
今シーズンは、この状態のエンジンで後半だけで地区チャンプを取れたし、リフレッシュしたエンジンで戦える来シーズンは全日本もスポットで復帰しようかな、と考えています。

新たにスポンサードを内定いただいている各社様への企画書作成もそろそろ始めないといけないし、ちゃんと計画立てないとね。
 
 
  ・・・

今週末、スタジオ入りの予定だったのだけど、来週に延期。少し残念。
前回の練習で、曲によっては、グルーヴ感を出すポイントを掴めた曲もあっただけに、詰めてやりたい気がする。

並行して、新曲もやりたいね。
Miki 君の新曲はいつできるのだろう。
 
 
  ・・・

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2007年10月28日

雨上がりのヨゾラに


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2 28mm

  ・・・

昨日は、一日中雨が降っていました。
そして、一日中仕事をしてました。

日が暮れてから、雨が上がったので、すこしお散歩に出ました。

雨あがりの日暮れ空はどうしてこんなに良いのでしょう。
さっきまで雨を降らしていた雲まで、大きなやさしい生き物のようです。

  ・・・

散歩の途中、ノラの子猫に会いました。
植木鉢の影に隠れて鳴いていたのですが、近くに行くとするするっと出てきて、僕の靴紐にひとしきりじゃれて、またどこかに行ってしまいました。
 
 

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2007年10月15日

誰にだって、自分なりのやり方、というものがあるんだ


Fujifilm Finepix S3 Pro, AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G

  ・・・

パリーグのポストシーズン最終ステージ、ファイターズが 7 回裏 2 アウトから 6 点を取って試合を決めた。
hit by pitch をはさんで 6 連打。そこまでまったく打ちあぐねていたのが嘘のような連打。
今年のファイターズの典型の攻撃だ。

昨年オフ、新庄が引退し、小笠原が金に釣られて東京の拝金主義球団に行き、戦力ダウンは必至、下馬評はかなり悪かった。

実際、ファイターズは、チーム打率もホームラン数も得点もリーグ最下位。
シーズン序盤は、自分たちの戦い方を忘れて、最下位に低迷したこともあった。
ただ、自分たちの “走ってつなぐ”野球を思い出してから、快進撃だ。

数少ないチャンスをみんなで必死でつないで点にしていく。
そしてその点を、リーグで最も少ないエラー数を誇る堅実な守備と、強力なリリーフ陣で死守して、試合を勝ち取って行く。

今日の 6 点の始まりは稲田直人だ。
稲田は今シーズン控えに回ることが多かったが、出れば活躍していた。今日もファールフライをカメラ席にダイビングして取ってアウトにするファインプレーで好投するグリンを盛りたて、自らビッグイニングの起点となるツーベースを放った。
大スターは少なくても、好守備を攻撃につないで勝つ。それがファイターズの野球だ。

「巨人ファンばかりの北海道でパリーグのチームが根付くわけがない」
「新庄を取っても戦力にならない。」
「小笠原と新庄が抜けたら、日ハムはだめだ。」

これまで、北海道に移転が決まってから、節目節目で否定的な周りの予想を、自分たちのやり方で覆してきた。
ファイターズの戦いを見ていると、本当に勇気が出てくる。
  
  
誰にだって、自分なりのやり方、自分の生きて行く道があるんだ。って、教えられる。
 
 
来年は、一度札幌ドームに行きたいな。
 
 

「なまら最高じゃけんのう!」 (by 広島出身、北海道で活躍、稲田直人) 

 
 

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2007年10月05日

価値


Contax T3, Carl Zeiss Sonnar 2,8/35 T*, Fujifilm Superia Venus 400

  ・・・

自分が生きていることが、ほとんど誰のためにもなっていないことに気づかされることがよくあります。

自分はただ自分のためだけに生きている。

というか、自分のためになっているかどうかでさえ微妙です。

まぁ、そんな感じです。
  
  
  ・・・

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2007年09月25日

今日は少し涼しかったですね


Pentax K100D, smc Pentax FA43mmF1.9 Limited

  ・・・

今日はこちらは涼しかったです。
ようやく、という感じですね。

みなさんのところはいかがでしたか?

  
  ・・・

少し古い話で恐縮ですが、一昨日の新聞にも結構取り上げられていたので、ご存知かも知れませんが、フランスの主要紙であるフィガロで、福田 (康夫) 氏の紹介がされているところの写真が、麻生氏の写真になってて (日本の新聞で言うところの“5 段抜き”の大写真)、しかも、説明の中に 「元首相」 として紹介されていたらしい。

フランスの新聞では、日本の首相の写真が間違ってたりしますね。
余程、日本に興味がないか、バカにしてるか、のどちらかなんでしょうね。
これが故意でやってるとしたら、ちょっと考えちゃいますね。
 
 
  ・・・

一昨日、リアルクローズのブランドを集めたショーである “Tokyo Girls Collection” のこと書いたら、各方面(笑)から反響が大きく、「そんなのチェックしてるの?しんじらんなぁい」的ご意見をいただきました(笑)

何見たっていいやんかぁ。フンだ (>_<)
 
 
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2007年09月15日

用済み


Fujifilm Finepix S3 Pro, AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G

  ・・・

僕は本当に鈍感で、困ります。

言われたことを真に受けてしまうわけです。

結局、僕だけが笑いもの、ってワケです。
バカみたい。
 
 
  ・・・

近畿選手権の最終戦、勝てばチャンピオン、ということで、サポートしていただいているオイルメーカーのパワークラスターさんが、最終戦専用のオイルをブレンドして送ってくれました。
 

 
ジムカーナ専用、“2 トライスペシャル”の超低粘度です。

山本社長のブログでも紹介していただいています。
 
http://powerclust.exblog.jp/6155473/ 

 
あまりにも、直線加速が遅すぎるので、コンプレッションを計測してもらったら、4 シリンダー平均で 15.0 しかありませんでした(メーカー基準値 19.0)。
ほとんど壊れてる(-_-;)
遅いはずだ・・・

まぁ、まだまだ体調は万全ではないし、あまり気にせず、楽しんで行きます。


  ・・・

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2007年09月10日

僕たちの真実、続編


Nikon D2H, AF Nikkor 50mm/1.4D

  ・・・

君の古い記憶が、真実かどうかは、僕には分からない。

街外れにある図書館に行って、司書のねずみに訊いてみるといいかもしれない。
その図書館には世界中の記憶が全部載っている古い本があるそうだから。

その本から、君の古い記憶を小さな小瓶に写し取ったら、川沿いに歩いてゆこう。
河が海につながるところまで来たら、小瓶を開けて流すんだよ。

君の古い記憶は、さら、さら、と静かに海に消えていく。

君の記憶や、君の真実は、海の中で薄く薄く、広く広く、でも確実に広がってゆく。
魚や海亀や鯨は、君の記憶を共有するんだ。

そうして、君は回復してゆく。
きっとね。
  
  
  ・・・

このお話は yuki さんのコメントにインスパイアされてできました。yuki さん、ありがとう。

  ・・・

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2007年09月09日

僕たちの真実


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2 28mm

  ・・・

答えを自らの“外”に求めようとすると、あらゆるものが相対的で、どこにも絶対的な答えはないように思える。
それはすなわち、自らの“中”にしか絶対的な答えは存在しないことを意味しているのでしょう。

地球の中心を地表に求めても、絶対に見つからないように。
地球の中心は、地球の“中”にあるのだから。

事実は事実でしかなく、真実ではない。

僕たちの真実は、唯一僕たちの中にある。

そうだろう?
 
 
  ・・・

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2007年08月23日

No way to rescue me ... (again)


Pentax K100D, smc Pentax FA43mmF1.9 Limited

  ・・・

以前、ブログに書いたこととまったく同じことをまた感じました。
読み直してみたら、ホントにそのままだったので、もう一度書いておこうかな、と。
ブログは僕の心持ちの備忘録みたいなものなので。

  ・・・

失敗はいつも辛い。

「自分はだめな人間だ」と思いしらされる一瞬。

仕事上の失敗なら、次は上手くやろう、と思えるし、失敗から学べることもある。

でも、自分の至らなさで誰かの心を傷つけてしまった失敗は、取り返しがつかない。
傷つけないようにしようと思うあまりに、どんどん悪い方向に行って、傷つけてしまう。
 
 
こんな失敗は、後で「しておいて良かった」などと思うことはないし、
そのことから何かを学び取りたいなどとは到底思えない。
 

  ・・・

いくら自分が成長しても、傷ついた人が回復するわけでもなく。
傷ついた人は、ずっと傷ついたままだものね。
 
 
  ・・・

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2007年08月17日

修羅


Pentax K100D, smc Pentax FA43mmF1.9 Limited

  ・・・

聞いたよ。

君はもう要らなくなったんだってね。
もう用済みなんだって。
君だけが気付いてないんだって。
みんなの笑いものだって。

それでも君はそうするしかないんだね。
ほかの事など考えられないくらい、おんぼろだから。

薄汚れて、醜い修羅になって、君はどこに行くのかな。
 
 
 
  ・・・

8/12 の写真、差替えしたこと気付いてくれる方が何人かいて、ちょっとびっくり(笑)
 
 
  ・・・

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2007年08月11日

remarks you made


Pentax K100D, smc Pentax FA43mmF1.9 Limited

  ・・・

ぼくはしみだらけ。

きみが付けたしみでいっぱい。

どんどん薄くなっていく。

ぼく全体がグレーになって、境目がわからなくなるまで
どんどん広がっていく。
どんどん薄くなっていく。
 
 
  ・・・

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2007年07月28日

今日、思ったこと


Pentax K100D, smc Pentax FA43mmF1.9 Limited

  ・・・

誰かのプラスになれるような存在じゃないから、
せめて邪魔にならないようにしよう。

誰かに好かれようなんて高望みしちゃいけないな。
嫌われていないだけでも感謝しなくちゃ。

ろくな人間じゃないけど、そのくらいはできると思うんだ。
 
 
  ・・・

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2007年07月04日

少し梅雨らしく


Pentax K100D, smc Pentax FA28mmF2.8 AL

  ・・・

こちらの方は、ここのところ少し梅雨らしくなってきました。
雨が降っていなくても、うっすら曇っているような感じです。

みなさんのところはいかがでしょう?

  ・・・

本当に大切なものには手を触れてはダメなのかもしれませんね。

僕が手を触れると、いつもろくなことになりませんでした。
多分、僕がそういう人なのだからでしょう。

  ・・・

先々月の地方選手権で半年ぶりに乗って優勝して以来、また競技車は放ったらかしです。
ブレーキローターもサビサビです。
(^_^;)ヾ
 

 
次に動かしてやれるのはいつだろう・・・
また半年後、とかにならないようにしないと。 

  ・・・

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2007年07月02日

きらきらひかる


Fujifilm Finepix S3 Pro, AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G

  ・・・

右手の掌の上で、きらきら光っている。
風で飛ばされてどこかに行ってしまわないように握ったら、きっとはらはらと壊れてしまう。
僕は風で飛ばされないように、背中を風上に向けて、そうっと左手で周りを囲った。
きらきらした光はもっと明るくなったような気がした。
僕の掌は光に照らされてふわっと暖かくなった。
唇と頭の芯がなにかのケーブルでつながれたようにじんじんとした感覚が入ってきた。
 
 

  ・・・

中村君、池田君、優勝おめでとう!
錦君も、競技車両を変更して初戦で 3 位は立派だよ。
皿屋君は 2 位は不本意かもね。

でもね、順位だけじゃないよ。
諦めずに頑張っていると絶対成績はついてきます。
僕なんか最初はみんなよりもっともっとヘタだったからね!
今日成績が出なかった人も一緒に頑張ろう!
僕もできる限り応援します。


  ・・・

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2007年06月29日

確かなもの


Pentax K100D, smc Pentax FA43mmF1.9 Limited

  ・・・

“確かなもの” って一体何なのだろう?

  ・・・

週末、僕はオフィス近くの駐車場に車を停め、大通りの交差点で信号待ちをしていた。
梅雨も終わっていないというのに、もうすっかり夏だ。

僕の頭の中では、セルジオ メンデスの “The Real Thing” が繰り返し再生されていた。
休日のオフィス街は、人もまばらだ。
空気も綺麗なのか、通りの向こうの景色がはっきり見えて、かえって現実感が急に薄くなったように感じる。

高架から覗く空を見ていると、冬にここで見た空を思い出した。
そのときと何も変わらない空。

ふと、あの時と同じように、僕はこの世界のどこからも切り離され、どこにも繋がっていないように思えた。

  ・・・

沢山のものをなくしてきた。
なのに、これからまたなくそうとしている。

  ・・・

確かなもの。
手のひらに載せて重さが測れるような。

なくしてしまったのに、今、また、なくそうとしている。 
 
 
  ・・・

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2007年06月17日

ゆっくり


Fujifilm Finepix S3 Pro, Sigma DC 18-50mm f/2.8

  ・・・

調子が良くなったと思ったら、また悪くなったり、で、なかなか本調子にならないです。

一度悪くしてしまうと、戻るのには時間がかかるから焦らないように、と言われているので、ゆっくり治して行くしかないですね。

  ・・・

コンクリートの隙間で、一所懸命生きてたカタバミ、踏みつけられて枯れちゃったね。

でも、花を咲かせているところを僕は見たよ。
かわいい黄色い花だったね。

  ・・・


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2007年06月11日

感謝しています


Pentax K100D, smc Pentax FA43mmF1.9 Limited

  ・・・

世の中で嫌な事件が沢山おきているのに、僕の周りはそれが違う宇宙で起こっているかのように良い人ばかりです。
僕は本当に恵まれています。

それに引きかえ、僕は、何をやらせてもろくすっぽまともにできず、人のことを考えているようで、結局自分の幸福しか考えられていないとんでも無い人間です。振り返ると本当に落ち込みます。

  ・・・

僕は本当に感謝しています。
僕を少しの間でも必要としてくれた人に感謝しています。
本当にありがとう。

今はもう僕を必要としていないのは、僕が長い間必要とされるだけの価値がなかったからだと思う。
それでも、素晴らしい人にひとときでも必要とされたことを僕は誇りに思う。

ありがとう。
 
 

  ・・・

 
(今日 (昨日) のライブの話は、すこし長くなりそうなのでこの後にでも。)

  ・・・

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2007年06月06日

おやすみ


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2 28mm

  ・・・

ここのところ、どうも体調が思わしくなくていけません。

みなさんからの励ましのメールやコメントは、本当に心の支えになっています。
ありがとうございます。

ゆっくりしたペースになってごめんなさい。
これに懲りず、これからもよろしくお願いします。

  ・・・

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2007年05月18日

来るべき場所


Fujifilm Finepix S3 Pro, AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G

  ・・・

でもね、あるとき、ふと気がつくんだよ。
随分遠くまで来ちゃったな、って。

ここは “来るべき場所” だったのかな、
ここは “来たかった場所” だったのかな。

  ・・・

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2007年05月06日

Blackbird とラナンキュラスと夜の記憶について


Fujifilm Finepix S3 Pro, AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G



  ・・・

「あなたはそろそろ“終わり”になりますね。」

玄関を開けると、そこに立っていた彼女がそう言った。
彼女とは面識がなかったが、きっとそういう役割なのだろう。

「そうなんですか。“終わり”はいつ頃なのですか?」
「はっきりとは言えませんが、もうすぐです。」
「そうですか。もう少し早かったら丁度良かったんですけどね。そうだなぁ、昨年の今頃なら一番よかったかな。」

彼女は、僕が残念そうな顔をしているのが気になったのだろう。

「ご希望に沿えず申し訳ありませんが、決まっていることですので。」

そう言って、視線を落とした。

「いえ、いいんですよ。まぁ、今でも悪くはないし。それに・・・」
「それに?」
「それにあなたのせいじゃない。」

彼女のせいなのかどうかは分からなかったけど、気にさせるのが悪かったのでついそう言ってしまった。

「では、いろいろとご用事もおありでしょうから、私はこれで失礼いたします。」

彼女は視線を上げて僕を見ると、そう言って帰っていった。

 ・・・

僕はドアを閉めて、部屋に戻り、コーヒーを1杯分落としてカップに移した。

原稿の締切が終ったところだったし、取り立ててしておかないといけないことは思い浮かばなかった。とりあえず、クライアントにしばらく仕事が請けられなくなることをメールに書いて送った。

コーヒーを飲み終わってしまうと、僕はやることがなくなってしまった。

日常の癖でシャワーをして、ベランダに出た。
夜空を眺めていると、どうしても最後に話をしたくなったので電話をかけた。

呼び出し音はとても長いように感じたし、受話器から聞こえる声はとても平板な気がしたけど、気のせいかもしれない。

「そろそろ僕は終わりなんだそうだよ。」
「そうなんだ。残念だね。」
「君が悲しんでくれるうちに終わりになれば良かったんだけどなぁ。」
「でも、それはあなたが選んだことだから仕方ないわ。」
「そうだね、君の言うとおりだ。」

もうそれ以上何も言うことがなかった。

「それじゃあ、さようなら。」
「うん、さようなら。」

簡単なお別れの挨拶をして僕らは電話を切った。


特に理由はなかったが、電話に保存されている住所録と発着信履歴とメールをすべて消した。もう電話を使うこともないだろう。
そうしてしまうと、とても身軽になった気がした。

僕は部屋に入り、メモパッドから用紙を 1 枚、丁寧に切り取った。

いつも使っている“馴染み”のボールペンのインクがちゃんと出るのを確認するために、雑誌の裏にぐるぐると丸を描いた。

そして、僕はこれまで書いたどの文字より丁寧にメモ用紙に書いた。

「ありがとう」

メモに最初に気付いてくれた人へのメッセージになればいいな、と思いながら、テレビの前のいつも使っている小さなテーブルの上にメモを置いて、メモが飛ばないようにラナンキュラスの一輪挿しをメモの隅に置いた。

僕は部屋の明かりを消して、横になった。


遠くの方で誰かが「Blackbird」を口ずさんでいるのが聴こえたような気がした。

 


 


  ・・・

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2007年04月26日

明滅する


Pentax K100D, smc Pentax FA43mmF1.9 Limited

  ・・・

「それはね、この下辺りにあるんだよ。」

彼は金属でできた胸板のあたりを指差して言った。

「どうしても直らないみたいなので、交換しないといけないそうなんだ。」

「でもね、それを交換すると、もう僕は僕じゃなくなってしまうそうなんだよ。」

「それで、そうなる前に君にお別れの挨拶をしようと思って。」

彼はそこで少し言葉を止めてから続けた。

「僕は君の事が分からなくなることが、僕にとってどれだけ大きいことなのか分からないし、忘れてしまうということがどういうことなのかも分からない。でも、君と一緒にいた時間や記憶はどこに行ってしまうのだろう、って思う。今でもはっきりした形や重さを持って僕の中に存在しているのに。」

「交換した後の僕は、僕じゃないんだ。僕に良く似た別の存在。君はその僕に良く似た存在の中に僕を見つけようとするかもしれない。でもそれは僕じゃないんだ。」

そこまで言うと彼は黙り、じっとしていた。


 

「ありがとう。お別れの挨拶に来てくれて。」

「今の君がいなくなったら、今までの自分じゃなくなるのは一緒だよ。だから “おあいこ”。」

そう言って首にかけていた石を外し、彼に渡した。

「いつかこういう日がくるのは最初から分かっていたことだし、少し君の方が早かっただけ。でも、ちゃんとこうして最後に会えてよかった。」


  ・・・

帰り道、夜中の横断歩道から下を見ると、明滅する信号がずっと続いていた。

「随分遅くなったから、帰りは気をつけて」

別れ際に聞いた彼のいつもの口癖と笑顔が頭の中で何度も何度も再生されていた。


  ・・・

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2007年04月22日

(昨日の続き)


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2 28mm

  ・・・

昨日の日記の続きです。

  ・・・

昨日、「あきらめないことって大事だ」って感じる出来事があった、と書いたけど、その出来事は同時に「戻る勇気」の大切さを感じさせてくれました。

誰だって、来た道を引き返すのは、気が進まないものです。
引き返すのは、前進するより勇気がいる時だってありますよね。

意地を張らずに、時には勇気を持って戻ることが必要なことがあるんだな、と感じました。

  ・・・

僕は鈍感で自分勝手だから、気づかずに回りの人を傷つけていたりすることがあります。

自分がやったことの報いが自分にふりかかる分には自分の責任だから受け止めることもできるけど、他の人に対する場合はそういうわけに行きません。

たとえば、誰かをとても傷つけてしまったとして、僕を恨んでくれることでどうにかなるのなら、いくらでも恨まれるけど、そんなことでその償いができるわけじゃないし、その人の傷が癒されるわけでもないですから。

鈍感で自分勝手なことは、とても重い罪です。

  ・・・

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2007年04月08日

アカン人 (ひと)


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2 28mm

僕がアカン人 (ひと) に会ったのは、金曜日の夜だった。

彼は甲子園球場からの帰りで、巨人の先発の木佐貫を阪神打線が打ち崩して完封勝利したことにご満悦だった。
結局、僕は飲みに付き合わさせられることになった。

彼は、ひとしきり完勝のゲームを反芻し、僕と今シーズンのこれからを占った。
僕たちは何軒かハシゴした後、小さなショットバーに入った。

彼は少しだけ笑顔で、誰に聞かせるでもなく、小さな声で話し始めた。


「僕はな、あんまり人から好かれるタイプとちゃうねん。
ほんまに。謙遜やなくて。 ホンマにアカン奴やねん。」

「がんばってるけど、アカンねん。
自分勝手やから、アカンねん。
そうやから、いろいろバチが当ったり、思うように行かへんかったり、
辛い目にあったりするねん。
結局、それは僕がアカン人やからやねん。」

「でもな、『そんなことない、君はアカン人やない』なんて言うてもらいたいとか、思ってもらいたいとか全然思ってないねん。」

「僕はな、『君はホンマにアカン人やけど、それでも私は無条件に君が好きや』って言うてくれる人が欲しかってんな。」

「結局、それもかなわへんかったんは、僕がアカン人やからやと思うわ。」

そう話し終わっても、彼は少しだけ笑顔のままだった。

もうとっくに終電はなくなっていたので、飲み明かそうかと、提案したが、彼は「いや、ちょっと歩いて帰るわ」と言った。
彼の家がどこにあるのかは知らなかったが、それほど近くはないことは分かっていた。


「ほんまに勝手でごめんな。この近くやったら泊まるところも一杯あると思う。ほんまに悪いんやけど。ほんまにごめんな。」


彼はそう言って、何度も振り返ってこっちに手を振りながら、歩いて行った。
僕は、そのままオールナイトの映画館に入って、ずっとアカン人のことを考えていた。

それ以来、彼には会っていない。

彼は今、どうしているんだろう。
今も自分のことを責め続けているのかな。
今でも罰を受け続けているのかな。


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2007年04月04日

考えさせられました


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2 28mm

  ・・・

僕は古い団地の一角に住んでいますが、この団地がとても気に入っています。
高度成長期以前の設計のため、緑がとても多くて、棟と棟の間隔も広く、とても明るいのです。僕のブログの屋外の写真のほとんどは団地で撮ったもので、今日の桜も団地の中に沢山ある内の 1 本です。

設計は古いですがしっかり作ってあるし、コンクリートの地肌の感じが好きで、自分で刷毛を使って塗りなおしたりとかできて楽しいのです(分譲なので、こういうことが気にせずできます)。

昨年の 11/8 の写真は、実はうちのトイレで撮っています。刷毛目が残っていい感じだと思いません?(こういうのを“刷毛目”っていうんだ、っていうのは chocolat さんから教えてもらいました。ありがとう。)

  ・・・

3/29 の“日記”、読んでいただいた方から、コメント以外にも多くメール貰いました。

その中には、「これまでの自分の生き方を反省した」というような内容のメールも多くあり、本当に恐縮してしまいました。「なんだか、ホント、すみません。」って感じです。

この日記は自省をこめた独り言のようなものなのです。

多分、そのようなコメントやメールくださった方のほとんどは、そのメールの内容とは逆に、いつも自己反省をしておられる方なのだと思います。
“いつか分かってくれる。これが相手のため” という “今の自分の考え方は正しくて、相手の考え方より優れている” ということを前提としている考え方をもししておられるならば、そういう自己反省もされないと思うからです。

僕は “自分かわいさ”で、つい “面倒な悩み事を切り捨てて” しまいます。
もちろん、切り捨てれば随分楽になります。でも、「自分で責任を取る」と言っても、結局周りの犠牲の上に成り立っているわけで、そのことに気付くたびに自分のことが嫌になります。

いろんなことを考えさせていただきました。
コメントやメール、本当にありがとうございました。

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2007年03月09日

しんじつ


Pentax K100D, Sigma DC 18-50mm f/2.8

  ・・・

「認知症になった彼女は 『明日、私の母が迎えに来るの』 と 30 年前に亡くなった母親のことを話すのです。」*

「でも、彼女に必要なのは、『あなたのお母さんは 30 年前に死んだのよ』 という答えではなく、『お母さんを愛しているのね』 という言葉なのです。」*

  ・・・

真実、ってそういうことなんだろうな。

真実、は、生死とか、選択とか、そういった事実とは無関係に、永遠にそこにある。

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*アルツハイマー病患者のための施設を設計し運営しているある施設所長の NHK インタビューより

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2007年03月02日

君といること


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2.8 28mm

  ・・・

君といることは、僕の中の穴ぼこを埋めること。

君といることは、僕の中のずっと弾かれていなかった絃を奏でること。

君といることは、僕の涙がやってくるところを一緒に探すこと。

僕はそうやって、君の中の穴ぼこを埋めてあげたい。

僕はそうやって、君の中のずっと弾かれていなかった絃を奏でたい。

僕はそうやって、君の涙がやってくるところを一緒に探したい。

それが僕にとって、君といることの意味。

  


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2007年02月25日

春が来たら


Pentax K100D, smc Pentax FA43mmF1.9 Limited, F=2.8, 1/2000, ISO 200

  ・・・

ボクはね、雑草って言われているんだ。
邪魔な草。

でもね、もし、ボクのもとに春が来たら、小さな黄色い花を咲かせて、
キミを笑顔にできると思うんだ。

ボクの願いはね、ただそれだけなんだ。

  

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2007年02月22日

本来いるべき場所

ここに来てくださる皆さん、いつも“応援ポチ”ありがとうございます。
ここのところ更新が滞っているのに、本当に沢山の“ポチ”いただけて、順位よりも何よりもそのひとつひとつが僕にとってとても大きな勇気になっています。

  ・・・

今日から、バナーを春バージョンに変えました。ちょっとだけ。

今日の写真、真夏に撮った写真です。
こんな季節に真夏のお話も変ですが、ホームページの方に先行して載せたお気に入りのを少し変えて書きます。
皆さんに気に入っていただけると嬉しいのですが。

  ・・・


Pentax MZ-3, smc PENTAX FA 70-200mm, Fuji RDPII


「本来いるべき場所」

その年の夏はとても暑い日が続く夏だった。

大学生だった僕は、昼までで終わったアルバイトの帰り、車のエアコンディショナーを目一杯にして、フィル・コリンズの「テイク・ミー・ホーム」を何度も何度も繰り返しかけていた。

突然僕は、随分遠いところまで来てしまったことに気が付いた。

僕には故郷と呼ぶようなものはないけど、なぜか“本来いるべき場所”にとても帰りたくなった。

そのときは、その“本来いるべき場所”はどこなのか、まったく分からず、その行き場のない郷愁の扱いに戸惑っていた。

だけど、最近、ようやく分かった。

僕の故郷は、“その人のもとに帰るべき”人のいるところなのだ、と。

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2007年02月19日

ぼくたちの春


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:3.5 135mm

  ・・・

ぼくたちの春はどこにあるのかな?

たぶん、そんなに遠くないところにあると思うんだ。

この前見かけたよ。近くでさ。

だからね、たぶん、すぐそのへんにあるよ。

きっとね。

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2007年02月15日

君の歌


Pentax K100D, Carl Zeiss Jena DDR electric MC Flektogon 2,4/35, F=2.4, 1/15s, ISO 800

  ・・・

“君がこの世界にいる” ということを思うだけで、景色がみんな特別に見える。

いつもは普通の“醤油差し”も、泣きたくなるくらい特別に見える。


“How wonderful life is while you're in the world.” *


* Music by Elton John, Lyrics by Bernie Taupin

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2007年02月13日

一番星、黒猫、および、僕


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2.8 28mm

その日、僕は黒猫と一緒に、とぼとぼと日暮れ時の道を歩いていた。
いつもの駐車場をショートカットする道だ。

  ・・・

「一番星。」

僕は、一番星を見つけて、しばらく立ち止まっていた。

「あんなに近く見えるけど、本当はすっごい遠いところにあるんだぜ。」

黒猫は退屈そうに前足を舐めながらそう言った。

「うん、しってる。」
「宝石と違って掌に載せたりすることもできないんだ。」
「うん、それもしってる。」
「じゃあ、なんでそんなに嬉しそうにしているんだい?」

  ・・・

黒猫はしばらくじっとしていたけど、駐車場の隣の石垣を駆け上がって垣根の向こうに消えていった。垣根をくぐるとき、ちら、とこちらを見たけど、何も言わずにそのまま帰っていった。
まだ、僕は一人でじっとしていた。

「あんたの人生だ。あんたの好きにするがいいさ。」

黒猫がどこかでそう言ってるような気がした。

  ・・・

「僕は一番星を見つけたことが嬉しいんだよ。」

僕は、荷物を持って歩き始めることにした。
僕にだってまだできることはあるさ。
君だってそう思うだろう?

僕はダウンのジッパーを一番上まで上げて、急に冷たくなった風が入らないようにして早足で歩いた。

空はどんどん暗くなり、一番星はもっとはっきり見えるようになった。

二番目の星はまだ見えない。

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2007年02月08日

今日は


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2.8 28mm

いろんなことがあって、いろんな気持ちになって、いろいろ疲れました。
でも、周りから見たら、同じところをぐるぐるぐるぐると回っていただけなのかもしれません。
もう今日は寝よう。
すみません。いつも応援してもらっているのに。疲れきった超脱力日記でした。明日はちゃんとお話書こう。

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2007年02月01日

最初の冬、最後の春


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2.8 28mm

  ・・・

その年の冬は、とても寒い日が多かったけど、天気の良い日には、僕たちは良く散歩をした。

僕達は、いつもの公園を突っ切って、そのあたりをぶらぶら歩き写真を撮ったり、ベンチに腰掛けて、暖かい缶コーヒーを分け合いながら、野良猫の毛並みの差について議論したりした。

僕はいつもの通りくだらない冗談を言い、彼女はいつもの通り笑っていた。

「あなたって、ホントに面白いよね。そういうくだらないところが好き。」

僕は、彼女の笑顔を見て、とても暖かな気持ちになった。

ニュースは、その年の降雪量は記録的なものだったことを伝えていた。
公園では、花も少し咲き始めていた。
僕たちの最初の冬はそうやって、徐々に最後の春へと向かっていた。

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2007年01月31日

やっぱり大事


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2.8 28mm

  ・・・

先日、中国茶を出しているお店に入る機会がありました。
僕は、中国茶の知識といえば、「あー、湯飲みからあふれるくらい注ぐやつね」くらいの貧弱なものだったので、いろいろと説明してもらいながら飲ませていただいたのですが、そのお店の方の説明が、ただ詳しい、っていうだけではなくて、商品への愛情が感じられるもので、「ね、中国茶っていいでしょ?楽しいでしょ?」っていう感じがとても伝わってきて、とても良い時間を過ごさせていただきました。

  ・・・

僕は学校の勉強で言うと理科が好きだったのだけど、それは小学校のときに故 竹内均 先生の本読んだ影響も大きい。
その本からは「ね?科学って本当に面白いでしょ?」っていう科学を愛する気持ちが伝わってくる。やっぱり、そういう気持ちって伝わるよね。

中国茶のお店に入って、ふと、そういうことを思い出しました。

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2007年01月29日

ありがとう


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2.8 28mm

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このページを見てくれて、いつも「応援ポチ」してくれている方、コメント書いてくれる方、メールいただく方、皆さん、本当にありがとう。

僕は、みなさんに支えられて、ようやく立っていられます。
ありがとう。
本当に。

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銀河鉄道の夜、あるいは、Ballet Mecanique


Pentax K100D, smc Pentax FA43mmF1.9 Limited

  ・・・

僕はその日、夜の列車に乗って、遠いところへ向かっていた。

高速道路が線路の上で交差して、そのままずっと遠くまで延びている。オレンジ色のナトリウム灯がまるで、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のようだった。
架線の鉄塔が目の前を通るたびにナトリウム灯が「ちら、ちら」と明滅していた。

ポータブルオーディオプレーヤーは前の曲を再生し終わって、次の「Ballet Mecanique 」に進んだ。

「ボクには初めと終わりがあるんだ」*

僕は遠くで明滅を続けるナトリウム灯をぼんやり眺めながら「終わりはいつ来るんだい」と誰ともなく問いかけてみた。

返事は聞こえなかった。

僕は目を閉じてしばらく眠ることにした。とても疲れていたから。
うたた寝している僕の耳元でバーナード・ファウラーが歌っていた。

「音楽。いつまでも続く音楽。踊っている君を僕は見ている。」*


* (C) music by Ryuichi Sakamoto, words by Akiko Yano, translated by Peter Barakan

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2007年01月25日


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2.8 28mm, F=8.0, 1/400s, ISO 200

  ・・・

今日、神社に行きました。
とても大きくて古い木が沢山ありました。

見上げると月が出ていました。

この木も、この月も、ずっと昔から同じようにこの場所で、ここを行き交う人たちを見ていたんでしょう。
僕は、僕がとても小さい存在に思えました。

でも、そんな僕を月はとても優しく照らしてくれているような気がして、月に感謝しました。

ありがとう。
また明日もそんな風に僕を照らしてくれるかい?

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感謝

今朝見ると、ブログランキング、「写真と詩」部門だけでなく「写真」全体でも 1 位になっていました。
これも皆さんの日々の「応援ポチ」のお陰です。とてもとても励みになります。本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします (u_u)

2007年01月24日

続けるということ


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2.8 28mm, F=2.8, 1/2000s, ISO 400

  ・・・

今日、また新たにウチの会社のクライアントが増えた。
以前他の会社でウチの会社とやり取りをさせていただいていた担当者の方が転職されて、「是非、また御社と」と声をかけていただいた。

こんな風にして、徐々に取引先が増えていく。本当にありがたいことだ。

僕は、ウチの会社 (翻訳会社) を立ち上げたときは、業界にまったくコネもなく、翻訳業界で働いたこともなく、海外勤務経験もなく (もちろん留学経験もない)、英文科でももちろんなかったので、本当に苦労した。もちろん、今でも苦労しているけど (笑)

ただ、僕は、何かにつけて、いわゆる “才能” に恵まれて“いない”ので、コツコツやっていくのに慣れている。小さい頃から親にも「お前は要領が悪いから、人の倍くらいやってちょうど良い」って言われてきた。

よく「この仕事は僕に向いていないから辞めようと思う」って言う人がいるけど、僕の場合、僕にやらせてもらえる仕事があるだけありがたい、っていつも思っている。

随分苦労はしたけど、こういうことがある度に、頑張ってやってきて良かったな、って思う。
やっぱり、仕事でもなんでも続けることが大事だな、ってつくづく思う。
続けているから成長するし、成長するから続けられる、そういうものなんだな、と。
続けなければ成長しない。
やっぱり、物事は積み重ね。
ちゃんと考えて積み重ねていかないとな、と、新たに自戒した今日でした。

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2007年01月14日

疾走


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2.8 28mm, F=2.8, 1/40s, ISO 800

  ・・・

僕は立ち止まっているつもりでも、僕を乗せた時間は僕の意識とは無関係に疾走する。

あっというまに遠いところまで連れて行かれるのです。僕の知らない間に。

同じところにいたつもりなのに、周りを見渡すと何もかもが変わって見えます。

変わらない、と思っていたものでもね。

時間って、そういうものなんだなぁ、と思います。

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2007年01月11日

Man in the mirror


Pentax K100D, smc Pentax DA21mmF3.2 AL Limited, F=3.2, 1/3200s, ISO 200

今日はいつもと少し毛色が違いますが・・・

  ・・・

地球の温暖化対策は待ったなしだ。

地表の温度が 1.5 ℃上がれば、100万種を超える野生種が絶滅し、2 ℃上がれば人類の生息域には熱帯病が蔓延し、太平洋の小さな島々は海中に没し、多くの人たちが生活の場を奪われる。
しかも、それは、今の調子で行けば 20年程度で確実にやってくる悪夢なのだ。
さらに悪いことに、今、中国やロシアの温暖化ガス排出量はどんどん増えているため、このままではもっと早まる可能性も高い。

  ・・・

僕は、正月に奈良オフィスの窓に断熱フィルムを張って、エアコンはなるべくつけないようにした。
これまで車で行っていた 5km 位のところには歩いていくことにした。

偽善者ぶるつもりもないし、実際、自動車にも乗っているし、エアコンも使っている。
そんなちょっとしたことだけで、地球の温暖化の防止にどれだけ貢献できるか分からないけど。
でも、できることからやっていこう、と思う。

僕がとても影響を受けた人なんだけど、何年も前からアフリカの経済的困窮状態にある子供をサポートする活動をしている人がいる。僕は、その人から、“できることからする” という姿勢を教えてもらった。

一人ひとりができることはたかが知れているかもしれないけど、できることからすることが大事だ、と改めて思う年の初めです。

  ・・・

僕は、いつまでたっても Kyoto Protocol を自分たちの都合 (株価が下がる) だけで、批准しないアメリカは大嫌いだけど、“Man in the mirror” のようなメッセージ ソングがヒットする国っていうのは、捨てたもんじゃない、とも思う。

  ・・・

“Man in the mirror”
/ Performed by Michael Jackson, Written and Composed by Siedah Garrett and Glen Ballard

だから、僕は鏡に映っている“彼”に問いかけることから始めるよ。 今のやり方を変えることはできないか、と。 この世界をもっと良いところにしたいと思うなら、 自分を見つめ直して、変えていこう。

まだ時間はある。正しいと思うことをしよう。
目をそらしちゃいけない。

だから、僕は鏡に映っている“彼”に問いかけることから始めるよ。
今のやり方を変えることはできないか、と。
この世界をもっと良いところにしたいと思うなら、
自分を見つめ直して、変えていこう。


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2007年01月10日

小春日和


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2.8 28mm, F=8.0, 1/800s, ISO 200

  ・・・

今日は小春日和でした。
皆さんのところはいかがでしたか?

こんな日は、なんと言うこともない、交通規制の横断幕が風になびく姿でさえ、気持ちよく感じてしまいます。
ブログを始めたことにも書きましたが、僕が写真を撮りがくなるのって、「今日はこんな日だったんだよ」っていう気持ちを共有したい人がいるからなんだと思います。
そういう人がいなかったら、撮らないと思う。
プロじゃないから。

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2007年01月07日

メタセコイヤの木


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2.8 28mm, F=8.0, 1/500s, ISO 200

僕の住んでいるところに、大きなメタセコイヤの木が 3 本立っている。

僕が小さなときから、ずっとそこにある。
小学校に通っていたときも、この木の前を歩いて通った。

僕はこの木が大好きだ。
小学生の頃から変わらず、今でもその下を通るたびに立ち止まって、上を見上げる。
春が来れば葉を付け、秋になれば葉を落とすのだけど、枝の形がキレイに円錐状になっているので、雪が降ると、まるで真っ白な葉がついているようなのだ。
それはとても幻想的だ。

この木はずっとここに立っている。
小さい頃からの僕を知っている。
どうですか?僕は成長していますか?
僕はちゃんとしていますか?

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2007年01月04日

同じ列車、別の終点


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2.8 28mm, F=2.8, 1/60s, ISO 200

  ・・・

その日はとても寒い日だったので、僕はお気に入りのニットのジャケットの下にタートルネックスウェーターとシャツを着込んで、これもお気に入りのストライプのマフラーを首にぐるぐる巻いて、地下鉄に乗った。

ほぼ半年ぶりにこの時間この電車に乗ったのだけど、ちょうど人が一番少ない時間帯で、乗客は皆、思い思いのことをしながら、ひとつながりの座席をまるでそれぞれの部屋のようにして、くつろいでいるように見えた。

この地下鉄は、途中、一旦地上に出て高架を走るのだけど、いつもそのまま飛び立って行くような錯覚に陥る。


僕はこの列車に何度乗っただろう。

ついこの前までは、この時刻この列車に乗ることは、とても嬉しいことだった。
でも、今はこの時間この列車に乗ることは、とても辛いことだ。

僕を乗せて電車はどんどん走って行く、これまでとは違う行き先に向けて。

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ともだち


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2.8 28mm

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最近、本当に精神状態がひどかったのですが、ようやく自分の悪かったところなどを冷静に見つめることが出来るようになってきました。
すると、いかに自分が自己中心的で被害妄想的だったか、いかにそれで周りの人に嫌な思いをさせたか、ということが分かってきました。

精神状態がひどいと、そういうことも見えなくなってしまうんですね。

でも、こういう経験をしたことで、僕も少し寛容になったし、同じ状態になった人にもやさしく接することが出来ると思います。

  ・・・

話は変わりますが、僕のこのブログは、都合でリンク一覧が置けないのです。

このブログにリンクを貼っていただいているのに、僕からは紹介できないのはとても残念ですし、素敵なブログをみなさんにも知ってもらいたいので、今日から 1 つずつ、僕のお気に入りの相互リンク ブログを紹介して行こうと思います。

相互リンク ブログ紹介1回目の今日は、「翠京」さんのブログを紹介します。

forget me not—私を忘れないで—」 by 翠京さん

    
 
Photo by 翠京。上記3点とも

もともと、「彼氏」の愚痴をこぼすはずのブログだったようですが、いつの間にか「ノロケ」ブログに(苦笑)

この人はとても雰囲気のある写真を撮られます。
上の 3 枚は、僕のお気に入り写真です。特にモノクロ写真は独特の世界があります。
写真も良いのですが、優しい文章にも惹かれます。「手紙」や、「悲しみの出航」は心を打たれます。
僕も随分勇気付けられました。「大切なものを失くした人の痛みが分かる」からなんでしょうね。


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2007年01月03日

I still haven't found what I'm looking for


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2.8 28mm

  ・・・

団地を散歩していて見つけました。
この傘ね、ちゃんと柄が縛ってあって、サボテンに雨がかからないようにしてあるんです。
白い半透明の傘だから、ちゃんと陽も当たるんですね。
とても優しい気持ちになれました。

  ・・・

僕は、探しています。
とても大切なものです。
一度、見つけたのですが、すぐに僕のせいでなくしてしまいました。
でも探しています。
探さなくてはならないのです。

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2007年01月01日

ようこそ、2007年。

みなさん、あけましておめでとうございます。
悲しい思い出は、すべて2006年に置いてきました。

ようこそ、2007年。待っていたよ。

(みなさんへの年賀状です↓ 是非、写真をクリックしてフルサイズでご覧ください。)

Pentax K100D, smc Pentax DA21mmF3.2 AL Limited

  ・・・

「春の晴れた日の午後について」

その年の春の晴れた日の午後、免許を取り立ての小僧だった僕は、知り合いの自動車工場から譲ってもらったボロボロのニッサン スカイラインをドライブして、国道8号線を西に向かっていた。

FM ではヴァン・ヘイレンの「ジャンプ」が流れていた。

何の根拠もなく、やがて来る未来には明るい日々が待っていると、多くの人が信じていた時代だったし、僕もそう思っていた。

国道8号線は、西へ西へとまっすぐ続いていく。

僕は、車の窓をフルオープンにして、お世辞にもハイフィデリティとは言えないカーステレオの音量を上げて、デイヴ・リー・ロスと一緒に歌った。

  「ジャンプ!」

国道沿いに広がる畑から、時折ひばりが飛び立つのが見えた。
耳を澄ませば、レンゲにとまる蜂の羽音まで聞こえてきそうな、のどかな午後だった。

そうして、僕は1つ歳を取った。


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2006年12月31日

みなさん、良いお年を!


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2.8 28mm, F=8.0, 1/500s, ISO 200

みなさん、今年は皆さんにとってどんな年でしたか?

僕に、“これまでの人生で一番辛いこと” のあった年になりました。

でも、良いこともありました。
このブログを見てくれている方に、僕の写真や文章を好きになってもらえて、“応援ポチ” をしてもらったり、励ましのメールをいただいたりしました。
本当にありがとうございました。

皆さんの応援がなければ、僕はくじけていたでしょう。

  ・・・

この辛い1年ももう今日で終わり。
今日までの辛い気持ちは今年に残して、すべて捨てて、来年に向かおう。

同じところで立ちすくんでいたら、どこにも行けない。
立ち上がって、歩き出そう。
体はもうボロボロだし、靴も片方なくなってるけど。

大事なのは、まず1歩踏み出すこと。
最初の1歩が踏み出せれば、後はきっと歩いていける。

僕は打ち捨てられた人間だけど、まだ死んじゃいない。
足が折れても、目が開かなくなっても、歩けるうちは歩いていこう。
だって、まだ歩けるんだもん。ね。

さようなら、2006 年。

  「ここまで!」

  ・・・

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2006年12月29日

理想的なゴールデンウィークとは




  ・・・

どうして、こんな真冬にゴールデンウィークの短編なんだい?

特に理由はないけど、なんとなく書きたくなったからだよ。

というか、こんな季節だから、書きたくなったのかも。

  ・・・

その年のゴールデンウィークが、僕たちに取っての最初のゴールデンウィークだった。

僕たちは、ドライブに行く予定を立てたのだけど、とてつもない渋滞に巻き込まれ、結局、途中で帰ってくる羽目になった。
それから僕たちはどこに行くのもあきらめて、部屋で映画を見たり、散歩に出たりして過ごすことにした。

ヴィデオのレンタルショップまで、僕たちはいつも通る表通りではなく、1つ入った裏通りをぶらぶら歩くことにした。

まったく普通の、どうってことない路地だ。
一人で歩いていたら、なんと言うこともなく通り過ぎてしまうところだけど、二人で歩くといろんな発見があった。

僕たちは路地にあるいろんなものを写真に撮り、こっちの方から撮った方が良いだの、もっと近づいた方が良いだの、と言いながら、ぶらぶら歩いた。
途中ですずめの変な鳴き声に大笑いし、風変わりな店の看板を見て勝手に商売の内容を創作したりした。

帰り道、僕たちはコンビニエンスストアでコロッケを買い、近くの公園で並んで座って食べた。僕たちは、公園にいる鳩の行動を観察をし、臆病なカラスと物怖じしない野良猫の対決を観戦した。

少しはなれたところで、親子がキャッチボールをしていた。遠くから微かにセスナ機のプロペラの音がする。

  「あ、風船。」

指差す方向を見ると、遠くて小さいけど、たくさんの風船が空に吸い込まれていくのが見えた。

  ・・・

晴れた穏やかな風の吹く休日。

こんな時間がいつまで続くのか分からなかったけど、僕たちは(少なくとも僕は)、この時間がずっと続くように祈っていた。

  ・・・

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2006年12月27日

すみません・・・


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2.8 28mm, F=2.8 (開放), 1/320s, ISO 200

  ・・・

今日は、ちょっとお休みします。
せっかく、“応援ポチ” していただいているのに。
ごめんなさい。
明日には元気になります。たぶん。

  ・・・

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・・・

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2006年12月24日

きょうは


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2.8 28mm, F=2.8, 1/1600s, ISO 400

本当に気持ちが落ち込んでしまって、あまり書けません。
理解したくない現実もあります。

この世に確かなものなんて何もないです。
人の心も変わります。

  ・・・

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jury of my peers


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:3.5 135mm, F=4.5, 1/125s, ISO 200

正直告白すると、僕は今年、辛い経験をしてから、最近まで精神的にバランスを崩していました。
あまりにもめちゃくちゃな精神状態でひどかったのですが、同じ経験をした人にいろいろと助けてもらいました。
今も助けてもらってますが・・・

ふと、こんな話を思い出しました。

  ・・・

ある男が道端に開いていた穴に落ちた。 深くて出ることができない。

医者が通りかかったので助けを求めたが、
医者はメモに処方箋を書き、穴に落として、そのまま立ち去った。

神父が通りかかったので助けを求めたが、
神父はメモに祈りを書き、穴に落として、そのまま立ち去った。

男が絶望していると、恋人が通りかかった。
彼女は助けを聞いて、穴に飛び降りた。
男は言った。

「ばかだなぁ、一緒に落ちたら出られないじゃないか」

彼女は言った。

「私は一度この穴に落ちたことがあるの。だから脱出法を知っているわ。」

・・・

PTSD の患者がドクターに訊く。

「またあの音を聞いたら、同じようになるのですか?」

ドクターはこういう。

「人間はね、“回復”するんだよ」

  ・・・

僕も少しずつではありますが、回復しつつあるのかな。
わかんないな。

  ・・・


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・・・

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2006年12月21日

実は


Pentax K100D, smc Pentax FA43mmF1.9 Limited, F=2.5, 1/200, ISO 800

この1週間、横浜出張でした (っていうか、まだ出張中ですが)。

昨年のちょうど今頃 (正確には 10 日ほど前ですが)、同じように横浜に出張して、今と同じホテルに泊まりました。
そのときは、たまたま泊まったのですが、とても家庭的で快適だったので、次に来るときには絶対ここに泊まろうと決めていました。
お世辞にも新しいホテルではないし、表通りには面していない 5階建ての小さなホテルですが、ご主人と女将さんがとても感じの良い人で、いろいろ融通の利くところなどは、大きなビジネスホテルではあり得ない快適さですね。部屋は広くて、玄関もちゃんとあるし (これ大事。だって、ベッドのそばまで靴で入ってきている人がいるかと思うと、気持ちが休まらない)。

僕も1年ぶりでしたが、覚えていただいていて、「また、お部屋でお仕事されるんですよね?」と言って、昨年同様机と椅子を持ってきてくれました。

前回は、いろいろと幸せだった昨年を象徴するような良い出張だったのですが、今年は辛い1年をおしまいにする出張にしたいなぁ。

  ・・・

なんとなく、来年は良い年になりそうな気がする。
そんな出会いや出来事がぽつりぽつりと出てきた年暮れです。
みなさんはどんな1年だったのでしょう?

  ・・・

横浜 桜木町、ホテル東海 ロビーにて

  ・・・

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・・・

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2006年12月11日

難しいね


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2.8 28mm, F 2.8, 1/4000s, ISO200

ランキングに登録していると、新しい日記を書くときに、つい、「どんな写真ならみんなが気に入ってくれて、投票してくれるだろう」と、余計な雑念が入ってしまいますね。

シャッターを切るときは、衝動で切ってますので(笑)、そんなことを考える余裕はないのですが、掲載する写真を選択するときは、ついそういう雑念が入りそうになります。

とはいえ、皆さんのクリックが写真撮影のモチベーションの源泉になっていることは明らかなので、難しいところです(^_^;)ヾ

  ・・・

Pentax のカメラとレンズの話に特化したブログを新たに作りました。

Love → Digi-Pen/

こちらのブログとはちょっと趣が異なりますが、ペンタックスファンの方は是非こちらにも立ち寄ってくださいね。

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2006年12月04日

12月です


Pentax K100D, Carl Zeiss Jena DDR electric MC Flektogon 2,4/35

  ・・・

12月ですね。
皆さん、今年はどんな1年でしたか?

僕は、散々な1年でした。何もかもがひどかった。
昨年が、人生で最高の年だったので、堪えます。

ちょっと挙動不審なときがあって、みなさんに迷惑掛けてすみません。
こんな失態をさらすのは、長い(笑)人生で初めての経験です。
自分のあまりの弱さにほとほとあきれます。
人の好意に甘えすぎて、結局だめになる典型です。

  ・・・

人との出会いは人生で最も大切だと思います。

“自分のことを一度でも大切に思ってくれた人”、“自分が辛いときに救ってくれた人” を悲しませたりしてはいけないと身をもって知りました。
自分のせいで、ずっと小さく丸くなって何も感じないようにして生きていかなくてはならない人がいる、と思ったら、僕はいたたまれない。
たとえその人が僕にとって許しがたいことをした人であっても、それはできないなぁ。

  ・・・

僕は本当に本当に行動範囲が狭くて、同じような写真ばかりになります。
飽きちゃいますよね。ホント。

時間とお金があれば、火星にでも行って、“エキゾチック”な写真を撮ってくるのですが(笑)

【団地にて、“苔のじゅうたん” の定点観測です。】

  ・・・

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2006年11月30日

いいこと言うね


Pentax K100D, Carl Zeiss Jena DDR electric MC Flektogon 2,4/35

いやぁ、4日連続で似たような話題ですみません。

  ・・・

今朝、ブログを読んでくれた友人からメールを貰いました。

「人生とはさんざんなものだけど、自分から投げ出してしまうほど悪いものじゃない。」


ドストエフスキーの引用なんですが、いい言葉ですね。
投げ出したくなったら、この言葉を思い出してみようと思います。

  ・・・

Flektogon 復活です。ボケ味が分かりやすい写真を載せてみました。
PENTAX 純正でマウント変換リングが 1,000 円 (!)で出ています。これだけで、タクマーや Zeiss の M42 マウントレンズが使い放題です。是非お試しを。これもまた、楽しいですよ。

  ・・・

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夕焼けがキレイだというだけで・・・


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2.8 28mm

  ・・・

なんか毎日“幸福論”ばっかで恐縮ですが・・・

今、ハッピーじゃないことに感謝しないといけないのかもな、と思うこともあります。
なまじ幸せなときがあったりするから、不幸せが引き立つ(笑)わけで。

生まれつき物忘れが激しいくせに、ハッピーだった記憶だけ、鮮明に残ってたりするんですよ。これがまた。
ホントに性質が悪い。

  ・・・

夕焼けがキレイなだけで幸せな気持ちになれるのは、「あのね、夕焼けがキレイだったんだよ」って言うだけでその気持ちを共有できる相手がいるからだと思う。

  ・・・

さて、残りもちょっとだし、さっさと終点まで行きますか (笑)

  ・・・

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2006年11月29日

Happy?


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2.8 28mm



昨日のようなこと書いておきながら、やっぱりハッピーになりたいと思う、この情けなさ(笑)
もちろん“主観的ハッピー”になりたいんだけどね。

少なくとも、僕はハッピーじゃないですねぇ。

みなさんはどう?

アー ユー ハッピィ?(笑)

  ・・・

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2006年11月28日

主観的幸福について


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2.8 28mm

昨日のブログは随分反響があって、コメントもメールもたくさんいただきました。
ありがとうございます。

ネガティブに感じられた方もおられるようですが、全然違うんです。
むしろ非常にポジティブです。

  ・・・

極論すれば、“その人がどれだけ幸福か” は、単に脳の A10 細胞から分泌されるドーパミンとβ—エンドルフィンの血中濃度で決まるわけで、それ自体に大した意味はない。

“客観的幸福”なんてもの自体幻想なのだ。
幸せは常に“主観的”だ。

「幸せは他人が決めるものではなく、自分が決めるものだ」なんてこと言ってても、得てして“客観的幸福”を求めていたりするものですが(笑)

  ・・・

人生、数十年で終わってしまうのだから、苦労したって、嫌な思いしたって大したことない。
どうせすぐ終わるのだから。
それなら、先のことばかり考えて暗くなるよりは、今何が幸せだと思うのか、だけを考えて生きていけばずっと楽に生きられると思う (人生が 10万年なら、多少は先のことを考えておかないと大変なことになるとは思うけどね)。

もし、何もかもが駄目になって、苦痛で耐えられなくなったら、生きているのをやめればいい。
「ごめんなさい。もう勘弁してください」って。

そう思うと気が楽になりませんか?
意外と「あ、まだもう1日くらい我慢できるかな」とか思える。
そうこうしているうちに、結構、生きられちゃうもんかな、と。
意外とね。

  ・・・

このレンズ (smc PENTAX-M 1:2.8 28mm) は、後ボケより前ボケの方がキレイですね。
撮るときはこれも頭に入れておかないといけませんね。

  ・・・

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2006年11月27日

満足する、ということ


Pentax K100D, smc Pentax FA31mmF1.8 AL Limited

正直に告白すると、自分にも才能があるんじゃないか、と思っていた時期もあったし、それで人に認めらてもらえるんじゃないか、と思っていた時期もありました。

でも、最近は思わなくなりました。
冷静に考えて、世の中、僕よりずっとずっと才能があるのに、世間的に認めてもらえていない人が本当に一杯いるわけで、僕のような才能が欠如している人間が、偶然、万が一、その中で認めてもらえたとしても、それは単なるラッキー以外の何物でもないな、ということが分かってきたのです。

結局、ブログのランキングも、人に認めてもらいたい、ということが根っこにあるから、やってるんだよな、と思って、ランキングの登録を外すことも考えましたが、ランキングからたどってきてもらえて、大事な友達になれた人もいますから、残すことにしました。
まぁ、こんなことを書いていると、ランキングのクリックをしてくれる人はいなくなっちゃうでしょうけどね(笑)

  ・・・

とはいえ、別にネガティブになっているわけではないです。
ある意味、とても前向きです(笑)
世間に認めてもらえないとしても、自分の中での人生の価値が下がるわけでもないですし。
(世間的な価値は低いでしょうけど(笑))

さほど遠くない未来に死ぬわけだし、他の人から見て「幸せそうだ」と思われる幸せ (便宜的に「客観的幸せ」と呼ぶ) ために生きているんじゃないですから。

所詮、人生は自己満足だし、「主観的幸せ」だけを考えて生きていくほうがずっと充実しそうな気がします。

  ・・・

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2006年11月25日

waitin' for this moment to arise


Pentax K100D, smc Pentax FA31mmF1.8 AL Limited

最近、自分のダメさ加減にほとほとあきれることがよくあります。
「恐れ入りました」って感じ。
そりゃ、必要とされなくなるのも無理はない。

“Black Bird” が滲みるねー(笑)

  ・・・

【一人茫然としつつ。少し日が差してきた窓際にて。】

  ・・・

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2006年11月24日

雨上がり


Pentax K100D, smc Pentax DA21mmF3.2 AL Limited

雨上がりの朝、ってやっぱり気持ち良いですね。空気の硬さが違うような気がします。

  ・・・

うーん、DA21mmF3.2 も悪くないなぁ。
PENTAX の単焦点って (少なくとも僕の知ってる限りは)、どのレンズもそれぞれに味があって、どれも悪くないんだよね・・・
困った(笑)
なんで困るかというと・・・

お散歩の荷物が増えるから!

  ・・・

11/22 の日記の写真、原寸大で見たい、というメールやコメントいただいたので、クリックすると、50% 縮小のものが表示されるようにしました。さすがに原寸大は大きすぎるので(笑)
(今日の写真もクリックすると、50% 縮小のサイズで表示できます。)

  ・・・

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2006年11月22日

進歩してるやん


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2.8 28mm

先週末の日曜日、先月に引き続き今月もスタジオ入りしてセッション。
今度は四日市まで行ってまいりました。遠かったー。

演奏する間隔が、10年ぶり → 3年ぶり → 1年ぶり → 1ヶ月ぶり、と徐々に短くなってます(笑)

演奏的にも前回よりも随分進歩したのは、嬉しい限り。
録音を聴いても、“聴ける”演奏になってる (“聴かせる演奏” となるには、まだまだ詰めが甘いけど)。

確かに、学生時代に比べたら、速いフレーズの演奏など、テクニック的には確実に落ちてるけど、ビート感やグルーブ感は、“自分史上最高” と言って良いレベルだと思う。

全然、演奏していなくても、そういう部分は少しずつ上達するもんなんだね。
やっぱり、昨日より今日の方が進歩している、と実感できるのは嬉しいものです。

  ・・・

今日の写真のレンズは、例の 1万円弱で “再購入” した MF レンズの smc PENTAX-M 1:2.8 28mm なんですが、安くてコンパクトなのにこの写りです。
ホントはこの写真、原寸大で見て欲しいんですよね*。すっごい解像してる。
かなり暗い時間帯 (7時前) だったのだけど、ピントの山もつかみやすくて撮りやすい。
AF 要るかな?って感じです。(しかも、もちろん手持ちです。)
Pentax デジタルのペンタミラーは評判いいけど、実際ペンタミラーの割には見やすいと思う。
僕の K100D もそうだし、*ist DL2 も見やすかったよ。
確かに、一緒に使ってる Nikon D2H や、以前使っていた Pentax MZ-3 (銀塩) と比べると、若干見劣りするけど、値段を考えたら十分すぎるくらい十分。
なにより、小さくてかわいいしね。
この写真見ても分かるとおり、ダイナミックレンジも広いし、ダークノイズも少ない。
K100D ってホント、コストパフォーマンス高い。

* 「原寸大が見たい」というコメントやメールを何通かいただいたので、写真をクリックすると、50% サイズのものが表示されるようにしました。(原寸大はさすがに大きすぎるかと(笑))

  ・・・

【スタジオからの帰り、渋滞に巻き込まれ、帰着は結局夜に。雨上がり、くたびれて途中で寄ったコンビニエンスストアの前にて。】

  ・・・

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2006年11月18日

愛国心で消費税アップ?


Pentax K100D, smc Pentax FA43mmF1.9 Limited

今日も少しいいことがあったよ。
大きい幸せが少しあるより、小さな幸せがたくさんあるほうがいいね。

  ・・・

最近、教育基本法改訂がらみで、愛国心教育が取りざたされているけど、これを“イデオロギー”という面から捉えると、本質を見誤ると思う。

もちろん、次の参院選を睨んで、政治家は右の方にいる人たちの顔色を伺っているところはもちろんあるのだけど、この問題の本質は、そこにはない。

要するに、“愛国心向上” は増税批判に対する最も安上がりな対策だ、ということ。

役人連中は、自分たちの私利私欲のために、税金を湯水のごとく (年金資金などの “一時預かり”の金でさえ) 使い切ってしまった。
そのため、社会保障費がカットされ、国民は老いて病気になれば死ぬしかない、という国家になった。
格差が肯定され、「税金を払えない貧乏人は死ね」という国家だ。

こんな何もやってくれない国に、どこの国民が忠誠を誓って黙って税金を払うだろうか?
払うわけがない。
そうなると、次の選挙がヤバイ政治家は、役人の公金横領を取り締まるだろう。
それでは、役人連中は自分たちの思いどおりに公金を使えなくなってしまう。

そこで “愛国心” の登場だ。

今は、上手い具合に、北朝鮮が “ヒール” の役柄をばっちり果たしてくれていて、好条件が揃っている。

「朝鮮半島の核はコワいだろう?軍備拡張するから消費税上げるよ。」
「中国には毅然とした態度をとる政府に応援を!だから、消費税上げるよ。」
「拉致被害者を帰せ!だから、消費税を上げるよ。」

ってな具合だ。

ちょうどイジメ問題で、教員の指導力不足が盛んに議論になっているから、これまた都合が良い。
教員免許更新制が始まれば、愛国心教育に反対する教師は、“指導力不足” でクビ。

この際、“イデオロギー” なんてどうでもいいから、まず役人どもの公金横領をやめさせてくれ!
それなしに、いくら愛国心振りかざされたって、消費税アップにはとても賛成できないぞ。

  ・・・

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2006年11月10日

せ・けん・てい 【世間体】 ― 世間の人に対する対面、見栄。


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2.8 28mm

なんだか、毎日レンズの話ばかりになってしまいますが・・・

今日は、新しいオーナーが決まっている PENTAX-M 1:2.8 28mm で撮りました。

とても良いレンズです。今日の1枚目の写真も開放で撮っているとは思えないほどのシャープさで、ボケもなかなかのものです。

発色もいいです。
今日の午後は、泣き出しそうな曇り空だったのに、落ち葉も綺麗に発色しています。
(ネコ、被写体ぶれしてます。気持ち悪くてすみません。)

オークションで入手したときにも書きましたが、とてもあんな価格で手に入るレンズとは思えません。とても小さくて、可愛らしいし。

このレンズの良いところは、ピントの山がつかみやすいところです。
僕はマニュアルフォーカスでのピント合わせは苦手な方ですが、動いているネコをマニュアルで追いかけることができました。
・・・って、めっちゃピン甘いけど(笑)

最初、黒猫をカメラで追いかけてたら、白猫が現れて、「どっちを撮ろう」って迷いながら撮ってたら、こんなになっちゃった。
結局、どっちのピンも甘い。
「二兎を追うもの」を地で行ってました。

  ・・・

もう、週末ですねぇ。
ホント、1週間なんてあっという間です。
この調子だと、残りの時間もあっという間に終わりそうですねぇ。
他人の目とか、世間体とか (あ、同じか)、そんなもの気にしてるだけ損ですね。
どうせすぐ終わっちゃうんですから。
世間から “人並みに幸せ” と見えるように生きるのが幸せだと思って生きたとして、死ぬときに幸せだった、って思えるか、って考えると、どうもそうじゃないんじゃないかな、と思います。

  ・・・

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2006年11月09日

今日も良い天気


Pentax K100D, Carl Zeiss electric MC Flektogon 2,4/35

昨日、今日と、とても良い天気ですね。

  ・・・

僕は古い団地の一角に住んでいるのですが、この団地は高度成長期以前に設計されたため、とてもゆったりと作られていて、緑もとても多いです。
僕の写真のほとんどは、この団地内で撮影したものです。
今日の写真も団地内の散歩のときに撮った写真です。
毎日同じところを歩いても、日々新しい発見があります。

  ・・・

今日の写真も Carl Zeiss MC Flektogon 2,4/35 で撮ったものです。
このレンズ、ピントの山もつかみやすく、MF でもほとんど不便を感じません。
昨日も書きましたが、やっぱり描写は凄いです。
特に後ボケがすばらしい。

  ・・・

最近、ちょっと事情があって、車にほとんど乗っていません。
インテグラも、全日本最終戦の三井以降、10月のイベントでちょっと乗ったくらいで、ほとんど乗れていない状況です。
また、乗りたいなぁ、と思っていますが、いつになることやら。

  ・・・

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2006年10月13日

31mm はいかが?


Pentax K100D, smc Pentax FA31mmF1.8 AL Limited

【窓際の陽だまりって、ホントに気持ちの良いものですね。南に面した窓際にて】

  ・・・

ふぃ~ 疲れた~
今日〆切の原稿の一次校正を上げていっぷくしたところです。
今週はよく働いたなぁ。
って、まだ明日があるよ!

  ・・・

今日もちょっとレンズの話題。

「いろんなレンズやストラップを付けて K100D がどんなスタイルになるか見たい」っていうコメントをいただくことがありますので、今日はこれまで出してなかった FA31mmF1.8Limited の写真を出そうかな、と。

色は “もちろん” シルバー(笑)

このレンズ、写りは良いのですが、やっぱりちょっと大きいですね。
僕は K100D は街撮りカメラとして買ったので、この大きさはちょっと・・・
大きさが気にならない撮影なら OK ですが。

しかも、純正 Limited キャップをするとますますでかく。

むむむ・・・
って感じでしょ。

なので、ここは普通の樹脂製の黒キャップでいいかな、と思ったのですが、FA31 って、前玉が結構前の方まで出てるんですよね。

キャップに当たるかどうか実験するのもコワい (当たり前!) し、当たらなかったとしても、キャップはめるときにちょっとずれると前玉をこすりそう。

そこでレンズ保護も兼ねて、UV フィルタを装着。

その上から、純正樹脂キャップをつけると、こんな感じです。

黒いから、持ち歩いているときには外見上あまり大きさは目立ちません。
それに、“マジで移動中” のとき以外は、キャップを外してます。
フィルタが付いてるから安心だし、見た目もそれほど大きそうじゃなくて、いいかな、と思います。

とはいえ、やっぱり大きいことと、どうも画角がしっくり来ないので、21mm + 43mm の組み合わせで散歩に出かける日々です(笑)

  ・・・

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31mm はいかが?


Pentax K100D, smc Pentax FA31mmF1.8 AL Limited

【窓際の陽だまりって、ホントに気持ちの良いものですね。南に面した窓際にて】

  ・・・

ふぃ~ 疲れた~
今日〆切の原稿の一次校正を上げていっぷくしたところです。
今週はよく働いたなぁ。
って、まだ明日があるよ!

  ・・・

今日もちょっとレンズの話題。

「いろんなレンズやストラップを付けて K100D がどんなスタイルになるか見たい」っていうコメントをいただくことがありますので、今日はこれまで出してなかった FA31mmF1.8Limited の写真を出そうかな、と。

色は “もちろん” シルバー(笑)

このレンズ、写りは良いのですが、やっぱりちょっと大きいですね。
僕は K100D は街撮りカメラとして買ったので、この大きさはちょっと・・・
大きさが気にならない撮影なら OK ですが。

しかも、純正 Limited キャップをするとますますでかく。

むむむ・・・
って感じでしょ。

なので、ここは普通の樹脂製の黒キャップでいいかな、と思ったのですが、FA31 って、前玉が結構前の方まで出てるんですよね。

キャップに当たるかどうか実験するのもコワい (当たり前!) し、当たらなかったとしても、キャップはめるときにちょっとずれると前玉をこすりそう。

そこでレンズ保護も兼ねて、UV フィルタを装着。

その上から、純正樹脂キャップをつけると、こんな感じです。

黒いから、持ち歩いているときには外見上あまり大きさは目立ちません。
それに、“マジで移動中” のとき以外は、キャップを外してます。
フィルタが付いてるから安心だし、見た目もそれほど大きそうじゃなくて、いいかな、と思います。

とはいえ、やっぱり大きいことと、どうも画角がしっくり来ないので、21mm + 43mm の組み合わせで散歩に出かける日々です(笑)

  ・・・

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2006年10月10日

むずかしいね


Nikon D2H, AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G

一昨日は、モータースポーツイベントを主催していました。
いわゆる “講師付き練習走行会” というもので、初心者の方から、全日本選手権参戦している人まで、いろんな人が来てくれました。
しかし、こういうイベントを主催して改めて思うのは、全員が 100% 満足するようなイベントをするのは、至難の業だ、ってことです。
いろんな価値観の人がいて、こちらが良かれと思ってやったことでも、逆に取られてしまうこともあり、毎回終わったことには精神的にへとへと。
手伝ってくれる仲間がいてくれるから、なんとかやっていけてます。
タイム表の集計もしなくちゃ!

  ・・・

随分日が短くなりましたね。
この時期、6 時過ぎにはこんな感じです。
昨日のイベント後、大阪の人工島 “舞洲” にて。

  ・・・

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2006年10月02日

所在のなさ、について


Pentax K100D, smc Pentax FA31mmF1.8 AL Limited


“That magic feeling ... No where to go” *
(なんか不思議な感じだよ・・・ 行くあてのない。)

  ・・・

気持ちを支えていたものが、急になくなると、どうしていいかわかんなくなりますね。

空っぽな気持ち。

“feel empty” って、まさにそんな感じ。


* Inspired by "You never give me your money" / Lenon and Mc.Cartney


  ・・・

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2006年09月30日

かなしいほど あおぞら


Pentax K100D, SMC Pentax DA21mmF3.2 AL Limited

僕は、こんな秋晴れの日はだいきらいだ。

こんなに遠くまで透き通ったあおぞらなんて見たくない。

ずっと曇って雨が降っていれば良いのに。

  ・・・

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2006年09月12日

目に見えないもの - (改訂)


Pentax K100D, SMC Pentax DA21mmF3.2 AL Limited

この世界には目に見えないものは確かにある (としか思えない)。

特に生物の遺伝や進化を勉強すると、“見えざる大きな力”があるとしか思えない現象に多々出くわす。
この世界の進化は “突然変異と自然淘汰” だけではとても説明できない。
勉強すればするほど、何か “設計図” のようなものがあったとしか思えなくなる。
自然科学者は宗教家に行き着く、と言われるのも分かる。
(もともと、自然科学と哲学と宗教は同根だけど。)

こういう “目に見えないもの” は非常に存在の証明が難しい。
とはいえ、(当然だけど) 証明できないんだから何を言っても良いというわけではない。
目に見えないからこそ、真理を真摯に追究しようとする姿勢が重要だと思う。
明確な定義が存在しない用語を安易に使ったり、事実と仮説を混同したり (意図的にそうしているものもある)、仮定の上に仮定を積み重ねたりしてはいけないと思う。

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「口は災いの元」って、よく言うけど、口に出さなくても悪い感情って簡単に人に伝わるよね。
たとえば、いくら言葉を選んでも、人を見下した態度などは鈍感な人間 (たとえば僕のような) でもすぐわかる。
そういう態度を取られたら、取られた相手は凹むか、意地になるかのどちらかになっちゃう。
悪い言葉を使わないことに越したことはないんだろうけど、表面上の言葉だけつくろっても仕方ないってことなんだろうと思う。
人間は言葉を使う動物だからごまかされている部分はあるんだろうけど、言葉を使わない動物なんかはもっと敏感に感じるんだろうね。

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今日は 9.11。
テレビの特集はほとんどが WTC ビルのこと。
しかし、9.11 の犠牲者数の何十倍ものイラク人がアメリカ人に殺されているし、そのアメリカ人でさえ、9.11 犠牲者とほぼ同数の米兵がイラクで死んでいることを忘れないようにしたい。


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2006年09月10日

human dignity


Pentax K100D, SMC Pentax DA21mmF3.2 AL Limited


『ホストタウン』というドキュメンタリーを見た。

アイルランドのニューブリッジという町に住む家族の話だ。
この家族にはダウン症の女の子と、脳性まひの女の子がいる。
ドキュメンタリーでは、父親の抑えたトーンのナレーションで、その家族の暮らしを淡々と描いて行く。

「個人の尊厳」(原語 “human dignity”)とは何か、ということを強く考えさせられる。

まず、自分のことを大事に思わないで自分以外の人のことを大事に思えるか、自分をリスペクトできずに自分以外の人をリスペクトできるか。
そういうこと。

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僕の友人で車椅子のジムカーナ※1選手がいるんだけど、以前まだ僕たちがフレッシュマンシリーズを追いかけていた頃、彼にこう言ったことがある。

「それだけのハンデを負って、健常者と一緒にやっているのは凄いよ」

そうしたら、彼はこう言った。

「誰だって何かしらハンデを持ってるんだよ。資金だったり、時間だったり。ただ、僕のハンデは目に見えて分かりやすいだけさ」

ホントに凄いヤツだと思った。
不平や不満を言ってる、自分が恥ずかしくなった。

『ホストタウン』を見て、彼のこの言葉を思い出した。

※1 スキーのスラローム競技のように1回に1台ずつ走行して、タイムを競うモータースポーツです。ローカルイベントから、JAF公認全日本選手権まで、年間 数百戦 のイベントが開かれています。

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2006年08月24日

言葉の力


Nikon D2H, AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G

(夏の夕方、サービスエリアにて)

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“言葉の力” って凄いなぁ、と思うことが良くあります。

僕は、頻繁に失敗して、非常に頻繁に (笑) くじけそうになります。
「もうダメなんじゃないか」って思うこともしばしばです。

そのときは必ず、この言葉を思い出すようにしています。

Ever Tried, Ever Failed. No matter.Try again, Fail again,
Fail Better.

(トライした。失敗した。それがどうしたっていうんだ。
またトライして、また失敗すれば良い。次はより上手に失敗しよう。)

- サミュエル ベケット


良い言葉だと思いません?

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明日は鈴鹿です。
あまり暑くなりませんように・・・

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作者 “hirobot” について


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