ないものねだりしない
Sigma DP2, SIGMA LENS 24.2mm 1:2.8
ないものねだりしないようになったら、楽になった。
僕はずっと相対的に自分の価値を決めてた。
他人から認められる存在になる、とか、そういう基準。
結局それはとても相対的で、きりがない。
多くの人に認めてもらえるようになればなるほど、認めてくれない人のことが気になる。
そういう判断基準は完全に捨てるまでは時間掛かったけど、今はもうそういうことはほとんどまったく気にならない。
自分で自分のできる限りのことをしていると思えれば、それでいいじゃない、と思えるようになった。
僕はできる限りのことをしている、これで足りないというなら、他の人に頼んでください、と今は自信を持って言える。
僕はずっと「犬のように生きたい」と思ってた。
彼らは、他者をうらやむこともないし、卑下することもない。
他者からの評価を気にして苦しむこともない。
足が悪くて引きずりながら歩いているワンコも「なんて俺は哀れなんだ」なんてきっと思ってない。それはそれとしてすべて受け入れてる。
「あるがままでしか生きられないし、あるがままでいいんだ。」
そう気付いた。
無理をして他者の評価を気にするような生き方をしなくても、自分の心の赴くままに充実した人生が送れることに気づいた。
どうしてこんな簡単なことに気づかなかったんだろ。
* * 日々の“応援ポチ”が僕のモチベーションの源泉です (u_u) →
コメント
はじめまして、よく拝見させていただいています。
素晴らしい写真と、才能あふれる絵、そして音楽、モータースポーツ。。。
でも、今回はテキストに感心させられてしまいました。自分の求めていたことが明確に書かれていました。
私は今でも自分の価値を相対的に考えてしまいます。私の出した答は、そういう自分に納得すること。
でももう1つの考え方があった。絶対的と相対的。ナルホド。。。
投稿者: Keiz | 2009年09月27日 00:33
*** Keiz さん ***
おはようございます。
コメントありがとうございます。
そう言っていただいて、とてもうれしいです。
僕もようやく気付きました。
上を向いて歩くこと、と、ないものねだりすること、とは違うと。
「どうして僕にはあれがないんだ。どうしてああいう風になれないんだ」って考えることは向上心だと思っていたんです。
ないものねだり、は、常に“それを持っている人”を基準に考えてる。
世間から「あの人は“持って”いる」って評価されている人が基準になってる。
でも、自分が持っているものの中で十分努力している、って自分で思えればそれでいい、と。これ以上求めるなら、他の人に頼んで、と。
そう思えたら、とても楽になりました。
是非、またこのブログ見に来てやってください。
これからもよろしくお願いします。
投稿者: hirobot | 2009年09月27日 08:51
周囲が掛けてくるプレッシャーや評価
そんな あらゆるものから開放された時が
一番 自分らしさが表現できるのでしょうね
あるがままでいても
元来持っている優秀な能力が
つぎつぎと結果を出してくれますとも~☆
投稿者: おけい | 2009年09月28日 10:40
私ももともとこの記事のような価値観を持っていたのですが、体調を崩したときに、相対的比較をするようになっていて、かなり苦しみました。
今は服薬のおかげもあり、また元のように平穏になりました。
でも、次に生まれ変わることがあるなら、そのときは1年草あたりがいいですね。
投稿者: Quetzal | 2009年09月28日 10:48
*** おけいさん ***
おはようございます。コメントありがとうございます。
こういう風に考えだしてから、ほとんど何にも執着しなくなりました。
他者から少しでも良く見られたい、と思うから大変なのであって、あるがままでいるようにして、(自分ではコントロールできない)それに対する評価は気にしなければ何にも大変なことはない、ということがわかりました。
今はずいぶん楽です。
投稿者: hirobot | 2009年09月28日 10:56
*** Quetzal さん ***
おはよう。コメントありがとう。
そうだねー。一年草、いいね。
次は、カタバミがいいかな。
雑草っていわれてるけど、僕は好き。
投稿者: hirobot | 2009年09月28日 10:58
まるで仏様の言葉。南無阿弥陀仏の世界観ですね。
マニアックな解釈ですみません。
でも、自分はまだまだ相対性の渦からは逃れられそうにないです。
ニルヴァーナは夢のまた夢・・・
投稿者: 音羽屋 | 2009年09月30日 10:32
*** 音羽屋 さん ***
コメントありがとうございます。
「南無阿弥陀仏の世界観」って、確かにそうなのかもしれません。
南無阿弥陀仏については、深く理解していないのですが、そう言われて、昔説明を聞いたことを思い出しました。ありがとうございます。
再度深く調べてみようと思います。
ありがとうございました。
投稿者: Anonymous | 2009年09月30日 10:51