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Sigma DP2, SIGMA LENS 24.2mm 1:2.8
やっぱりね、消火栓が好きみたい(笑)
理屈抜きに。
なんでだろう。
DP2 の発色も良い感じ。
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現在、読んでます。
なんだかここのところこの手の本が多い。
この手の本だけで月に 3、4 冊くらいは読んでる感じ。
銀行や証券会社 (投資銀行) なんかの “金融 博徒” 連中がやってきたことは、あまりに闇の部分が多くてその辺の小説よりよほど興味をそそられるからかも。
連中がタックスヘイブンに置いたペーパー SIV を使ってやってきたことは、まさにマネー ロンダリングだし、今回の金融危機を招いた大きな一因となる犯罪行為と呼ぶに値することであったことは間違いない。
・・・
この本の原題は、『OFFSHORE - The Dark Side of the Global Economy』 (オフショア - グローバル経済の暗黒面。当然ながら、“暗黒面” の訳はスターウォーズからの引用。)
この本もそうだけど、タイトルが訳として良いかどうかより、“埋もれてしまわないタイトルにする”ことに心を砕いているのが良くわかる。
先日紹介した『ハチはなぜ大量死したのか?』も同じ。
いろんなところで、『ハチは~』のタイトルは、原題どおりで良いのでは、という意見が良く聞かれるけど、僕はこれでいいと思う。
確かに『実りなき秋』は『沈黙の春』を連想させる良いタイトルだけど、いかんせん本の海に埋もれてしまいやすいと思う。
内容が良い本だけに、みんなに読んでほしい、という気持ちでこのタイトルを考えたのだろうな、というのが伝わってくる。
『秘密の国 オフショア市場』も一所懸命考えたんだろうな、と想像。
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諸事情(笑)で、生活&仕事の場を模様替え中。
まだまだ荷物が床に転がったままで落ち着かない。
仕事が手に付かない。(と言い訳)
ソファベッドの到着までは床だなぁ(苦笑)
模様替え中の BGM はコレ。
スライ・アンド・ザ・ファミリーストーンの “There's A Riot Goin' On”(邦題:『暴動』)。
関係者(何の?笑)なら、みんな聴いたことのある名盤。
やっぱ、スライ、クールだぜ!
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現在、作曲中。なんだけど、そっちも模様替え終わるまでちょっとお預け。
シャワー中にいいメロディーが浮かんだので、あわてて出てコード取ったよ。
結構いい感じ。昨年、ホームレコーディングシステムを組んでから、アイデアメモがラクチンになったので、こういうアイデアをメモるとき本当に便利。
メロディーはテーマもサビも完成。
サビの歌詞は、シャワー中に既に完成していたので、後はテーマの歌詞だけ。タイトルは『来やしない (ura song)』[仮称] です。
g. の miki 君も曲を持ってきたので、これで PSO の 3 人全員の曲が揃うことになるね。
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ここのところ、毎日更新だ。すごいすごい。(っていうか日記だもんね)
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最近は、多読症状(?)が進行して 2 日に 1 冊のペース。
主に経済的理由から、最近は図書館で借りることが多いが、図書館が所蔵していない本は多いし、新刊はほとんどないか、貸し出されてなかなか返ってこない。
それに、面白い本はやはり読み直したくなるので手許に置いておきたくなる。そういう本は、借りて読んだ後で自分で買いなおすこともしばしばだ。(先日紹介した本山先生の本も図書館で借りて完読した後に購入。)
この本も手許に置いておきたい 1 冊。日本でも問題になった“ミツバチの不足”の一件に関する本だ。
『ハチはなぜ大量死したのか』 ローワン・ジェイコブセン著
原題:Fruitless Fall - The Collapse of the Honey Bee and the Coming Agricultural Crisis(実り無き秋 - いなくなったミツバチ、迫り来る農業危機)
正確に言うと、ハチは“大量死”したのではない。突然 “大量失踪”したのだ。
後に残された、巣と女王蜂と、おびただしい数の蜂児と大量の蜂蜜。
その始まりは、まるでミステリー小説のようだ。
不可解な死、消えた死体、動機に満ちた多くの容疑者。
この謎に満ちた事件は、驚くべきことに“驚くに値しない”当たり前の結論にたどり着く。
スリリングで、包括的。
ハチの突然の失踪も、世界金融危機も、同根であることが良くわかる。
アメリカ的価値観(もしくは彼の国を経済的に牛耳っている特定の民族の価値観)が世界にもたらす不幸の予見と警告に真剣に耳を傾けるべきだと思う。
この本は、今年の1月に第 1 刷が出てすぐに売り切れ、ようやく注文した本が来たときには第 6 刷になっていた。
最近、出版不況で出版社が売れ残りを警戒して 1 ロットの冊数を減らしているとは言え、この手の本でこの増刷振りは凄いと思う。
生物学科だったにもかかわらず、虫が大嫌いだった僕の虫に対する気持ちを転換させてくれた。
ぜひ、読んでほしい 1 冊です。
あまりの面白さに 1 日で読み終えてしまった・・・面白い本を読み終えてしまうというのは、ホント、さびしいものです。
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ここのところ、テレビや雑誌でも話題になり始めたね。新型インフルエンザは、関西より先に関東で流行っていて、既に蔓延しているんじゃないか、っていう疑惑。
要約すると、以下のようになる。
1)今年 4月、収束したはずの A 型インフルエンザが関東で再流行し、東京都だけで多くの学校が学級閉鎖していた。
2) その頃、関西では通常の A 型のインフルエンザは収束しており、それによる学級閉鎖も関東の 1/10 以下だった。
3) 当時、厚労省は「海外渡航暦のない人間は、A 型インフルエンザ ウイルスが出ても新型インフルエンザの検査は不要」としていたので、関東の医療機関や医師は、この検査対象外の患者にはまったく新型の検査を行っていなかった。
4)4月から 5月にかけて、A 型インフルエンザの流行のピークが東から西に移動してきていた。
5) 5 月になって神戸で初めて新型インフルエンザが発見されたのは、神戸の医師が機転を利かせて、検査対象外だった患者の検査を行ったからだった。
このことから考えて、既に関東では新型インフルエンザが蔓延していると考えるのが自然だ、というわけだ。
確かに一理あるね。
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ふと、以前ブログに書いたことを思い出して調べてみると、昨年の 6 月だった。
うーん、この季節になると、同じコトを考えるのか?
この前と同じ話なんだけど、ね。
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ジェームス・リプトンのインタビュー番組の中で、ダスティン・ホフマンがアクターズ・スタジオの学生達にこんなことを言ってた。
「周りはこういうだろう。
『将来を考えろ。10年先はどうするんだ。演技でメシが食えるのか。』
違う違う!そうじゃない!今はとにかく突っ走るんだ。
将来がわからないなんて、こんな贅沢なことはない。」
INSIDE THE ACTORS STUDIO / ダスティン・ホフマン インタビュー
長くなるので、↓の「続きを読む」で。
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将来のことどころか、今日明日のことだけで既に不安なので、僕には関係ないことだけどね(笑)
でも、これからいろんな可能性が開けている人は、この言葉を覚えていてほしいな、と思う。
昨年書いたことなのに、1 年経ってみると「あ、こんなこと書いていたんだな」と思う。
このブログにコメントくれている akipponn さんも書いていたけど、考えたことをその場で外在化しておくことは大切だね。
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昨年の日記でも書いたけど、この 『INSIDE THE ACTORS STUDIO』 というインタビュー番組は、日本では 『スター☆スタジオ~素顔の夢トーク』 (LaLa TV) や、『アクターズ・スタジオ・インタビュー』 (NHK BS) などの名前で放送されてる。(ホント、LaLa TV の方は、タイトル何とかならんのか?)
僕は、この番組のホストのジェームス・リプトン氏が大好きで、よく見ている。
抑えたトーンでポイントだけを短い言葉で “超"一流のゲストに質問します。ゲストの話を引き出す上手さは最高。聴衆がアクターズ・スタジオの生徒なので、ゲストもとても真摯に語りかける。
是非機会があったら、見てみてください。オススメです。
Sigma DP2, SIGMA LENS 24.2mm 1:2.8
あー、すみません。
(エドワール)ブバの物まねっぽいです。
どうしようか、と思ったのだけど、結構気に入ったので掲載。
・・・
14兆7千億円の補正予算のうち、約2割の2兆8千5百億円が、公務員の天下り先へ行くんだってさ!
今回の補正予算(補正部分だけだよ!本予算じゃなくて)の国民負担は、納税者一人当たり25万円!なんだって。(何度も言うけど、補正部分だけだよ!本予算は別!トータルでは公務員の天下り先にもっともっともっと取られてる。)
今思い出しましたが、全国の生活保護費の予算が 2兆円を超えたなんて言って「深刻だ」なんて厚労省は言ってましたね。そーいえば。
生活保護の切捨てには熱心なのに、自分たちの退職金二重取りは温存。
生活保護の受給に関して色々問題はあるのかも知れないけど、こっちの方がもっと問題でしょう。
そんな連中の給料を払うために俺たちはあくせく働いて税金払ってるんだよ。やってられん。
それだけ取られて、得するのは公務員ばかり。
なんだそりゃ!(怒)
Sigma DP2, SIGMA LENS 24.2mm 1:2.8
前から気になっていた “This is SportsCenter” というスポーツニュースの番宣。
アメリカ人にしては気の利いたジョークが多くてなかなか面白いんだけど、それがスペシャル番組になっているのを YouTube で見つけた。さすがにベストだけあってなかなか面白い。
僕のお気に入りは Part.2(↓) (※ 僕の対訳、信頼性は「?」です。あしからず。)
冒頭に出てくる Mr.メット(NY メッツのマスコット。頭が野球のボールの形をしてる) が出てる番宣が笑える。Mr.メットと SC のアンカーが休憩室で話をしているところに、レンジャーズのハミルトンがやってくる。ハミルトンを見つけた Mr.メットはコップを床に放り投げて、怒ってその場を立ち去る。ハミルトンが怪訝そうにしていると、SC のキャスターがこう言う。
SC:「お前がホームランダービーで打ったボールのいくつかはさ・・・」
ハミルトン:「うん」
SC:「ヤツのいとこなんだよ。」
ハミルトン:「・・・」
去年 (確かそうだったよね?違ったっけ?) の MLB オールスター前日恒例のホームラン競争のことだろうね。僕も中継を見てたんだけど、あのときのハミルトンは凄かった。「どんだけ打つねんっ」って。そういえば、あの有名な刺青、やっぱり右腕にしっかり残っているね。
あと、ビル・ブラッドリー (NY ニックスの永久欠番24番は彼のもの。現米民主党議員) が、SC の採用面接を受けているのも結構笑える。
ブラッドリー(以下、ブ):「オリンピックで金メダルを取った後、ローズスカラシップを受け、NY ニックスで 10 年プレイ。その後、上院議員を18年務めました。」
SC:「ふーん・・・で、著述の経験とかはどうなの?」
ブ:「3冊本を出しています。内1冊はベストセラーになっています。」
SC:「・・・なんだ、テレビ関係じゃないのか・・・。じゃあ、聴衆の前で話をしたことは?」
ブ:「民主党全国大会で基調演説をしたことがあります。」
SC:「いやそうじゃなくて、私が言ってるのは “大勢の聴衆” のことなんだけどさ。」
ブ:「あ、なので、それは・・・」
その後のブラッドリー本人へのインタビューで、「空港で『仕事はもらえたのかい?』って言われたよ」って言ってる(笑)
他にもアームストロングの発電機やら、笑えるものが結構あります。
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Sigma DP2, SIGMA LENS 24.2mm 1:2.8
いろんなことを正直に言い過ぎるのも、考えものですね。
反省。
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ここのところ、レースカーにはまったく乗れてません。
いろいろ良くして頂いているスポンサー各社様、本当に申し訳ないです。
・・・
やっぱりドラムの練習はスティックを使ってやらないとダメだ、ということに気づく。
これまでは “指練習” だったんだけど、スタンドを工夫して仕事場の机の下に仕込む。
これで、ちょっとした仕事の合間に練習可能!
このパッド、「懐かしいな~」って言う人もおられるのでは?(笑)
ローランド製のこのパッドは、中央部と周辺の三辺にそれぞれ異なるノートを割り当てることが可能なので、中央部にスネア、手前にハイハット、左上辺にハイタム、右上辺にロータムを割り当ててます。
Fujifilm Finepix S5 Pro, Sigma DC 24-70mm 1:2.8 EX DG
長期連休はほとんど仕事してました。
このときしかできないいろんな仕事があるので、ね。(IT 業界の人は良くわかると思う(笑))
とはいえ、仕事や打ち合わせの合間に本を数冊を完読しました。
普通の日と違って、クライアントからの電話やメールの割り込みがないので、休み時間がちゃんと予定通り取れるのが休日の良いところ。
京大の本山先生の本や、ポール・クルーグマン(ご存知昨年のノーベル経済学賞受賞者)の本とか、結構経済関連の本が多かった。
その中でも本山先生(現 福井県立大学教授)の『格付け洗脳とアメリカ支配の終わり』は、面白かったですよ。(直接金融の優位性を声高に唱える者達による搾取が格付け会社によっていかに加速され、どのように今回の金融危機の引き金になったか、また、MBSCDO の格付けがいかにずさんであったか、ということもよくわかります。)
とても文章が読みやすいので、経済は専門外の僕でも仕事の空き時間でもスラスラと読めて、1日半くらいで終わってしまいました。面白い本ってすぐに終わっちゃうので少しさびしい。
・・・
オバマ大統領がトルコでの演説で 、核兵器を使った世界で唯一の国の道義的責任として核兵器の廃絶を率先して行ってゆく、と演説したよね。
歴代現職大統領で原爆の道義的責任を認めたのは初めてのことで、当然のこととはいえ、これまでの原爆使用を正当化しようとする無責任な過去の大統領と比べればすごいことだとはいえる。
しかしこれは、道義的にどうの、というのではなく、もはや核は抑止力としては使い物にならず、それよりも NPT 非加盟国や非国家集団にこれ以上核が拡散することの方が米国にとってよほど危険だ、という冷静な損得勘定で発言していると考えるのが自然でしょう。
死ぬ気で来ている相手に対し、「止まらんと撃つぞ」という警告は何の役にも立たないからね。
(長くなるので、続きは↓の「続きを読む」で。)
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日本ではかなり誤解を招くような報道が多いけど、北朝鮮の核実験のときにアメリカが危惧したのは、北朝鮮の核使用よりも、それを口実に日本が核武装をしやしないか、ということだった。事実、いくつかのアメリカの新聞などにもそういう趣旨のことが取り上げられているようだしね。
いまだに「右か左か」なんていうイデオロギーで世界が動いているなんて考えてる一部の新聞もあるようだけど(笑)、そんなのもはや何の意味も持ってない。「損か得か」 「益か害か」だけ。
「北朝鮮の脅威に対抗するために日本も核武装を」 なんて “その手の”人たちの票を目当てに言う政治家さんがいるけど、それは当然 “NPT を脱退する” ということを意味するわけで、そんなことしたら、真っ先にアメリカに叩かれますって。北朝鮮よりよほど怖いよ(笑)
日本はアメリカ本土も十分射程に収める立派なロケットを持っているからね。そりゃ本気で叩いてくるでしょう。普通。
アメリカだけじゃなく、国際社会からも袋叩きにあうでしょう。 違憲かどうかとか非核三原則とか、そういう “自発的行動” レベルじゃなくて、NPT を脱退するんだもんね。
そういう政治家さんは、そんなことできるわけないことは百も承知で言ってるんだろうけどね。票がもらえればそれでいいんでしょうから。
ま、何はともあれ、現職の米国大統領が核使用の道義的責任を認めたことはもちろん大いに評価はできますが。