祭の夜
Pentax K100D, SMC Pentax FA43mmF1.9 Limited
僕は学生時代、北陸にいたのですが、そこでお祭りといえば “風の盆”でした。
(“風の盆”という呼び方も風情ありますよね。)
毎年9月1日に開かれるそのお祭りに何度か行ったことがあるのですが、昔ながらのお祭りの色彩を残した印象深いものでした。
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夜中まで灯りを点して音楽と踊りに一心に興じる人たち、そういった“明”の一方、土間の奥や納屋の陰、屋根裏へと続く階段の裏、そういった“陰”の中に何かの存在を感じる、そういった雰囲気がありました。
封建時代の圧政に苦しんでいた民衆がひとつの抜け穴として行っていた祭。今では考えられないようなことが行われていたとも聞きます。
そういった清濁併せのんだ雰囲気にとても惹かれました。
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最近の都市のお祭りは、単なるレクリエーションイベントになってしまっていますが、それでも、真っ赤なちょうちんが暗い夜空にずーっとつながっているところをぼんやり眺めていると、ふと陰の世界へ引き込まれて行くような錯覚に陥ることがあります。
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まで
コメント
こんばんは！
目の覚めるようなブルーの色から一転して素敵な赤？茜？色のお写真。眠い目が思わず見開いてしまいます。
学生時代の思い出と、風の盆という言葉があいまって、余計心に打たれます。
「清濁併せのんだ雰囲気」こんな日本語あるんですね、素敵！
φ(ロ-ロ^)ほほぉ～メモﾒﾓ・・・（笑）
明日のお仕事も頑張ってくださいね！
投稿者: AI | 2006年08月03日 02:01
AI さん、おはようございます。
> 「清濁併せのんだ雰囲気」
そうなんですよ。
これは、“風の盆”のことというわけではないのですが、昔は、お祭りの後、突然人がいなくなっちゃったり、誰の子供か分からない子供が一杯できちゃったり(苦笑) するようなことが結構あったようです。
そういう意味でこの表現を使いました。
投稿者: hirobot | 2006年08月03日 08:27
この写真すっごい良いですね！
堤燈の赤と白と黒い背景とブログの落ち着いた青がとても綺麗です。
☆
私信で申し訳ないんですが、メールボックスが故障してしまって返信が出来ない状況なんです。
せっかくメール頂いたのにすみません・・。
直ったら即返信しますので！
投稿者: アユミ | 2006年08月03日 18:57
アユミさん：
コメントどうもです！
大阪オフィスからの帰りにたまたま駅でお祭りの準備をして、結構よい風情だったので撮りました。あの風景の良さが伝わってほっとしてます (^_^;)ヾ
メールの件、了解です！
大した内容でもないので、いつでもOKです(笑)
投稿者: hirobot | 2006年08月03日 19:10