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丁度良い


Sigma DP2, SIGMA LENS 24.2mm 1:2.8
 
 
先日、連続で「南無阿弥陀仏の世界観」について書いてから、南無阿弥陀仏の意味を考えてた。

それで、いろいろ気づくことがあった。
それが本当に南無阿弥陀仏の世界観かどうかは僕にはわからない。
でも、とても楽になった。

  ・・・

たとえば、他人となじめないこと。
たとえば、自分が理想の自分とは違うこと。
たとえば、他人からの評価が低いこと。

そういうことで自分を責めてはいけない。

「どうして自分はこんなことができないんだ」なんて自分を責める必要なんてない。
誰もが超一流になれるわけではない。超一流の人が超一流でいられるのは、そうでない圧倒的多数の人がいるから。
人それぞれには器があり、努力してもできないことはできない。
自分のできる範囲で、できることをやればいい。
他人様の評価は、自分ではコントロールできない。
自分ができる以上のことはできないんだから、やれるだけやって、他人様の評価が低くてもそれはどうしようもないし、悩んでも仕方ないこと。

南無阿弥陀仏 - 阿弥陀仏の思し召し通りに
導きに従って生きれば、無理なくに生きて行けいるようになっている。
つまり、無理なく生きるようにすれば、すなわちそれは導き通りの行き方になっている。
水が沢を流れ下るように、自然とそうなるように出来ている。

僕が、以前、モータースポーツの師匠の一人、田中“極楽堂”稔 氏から教えてもらった言葉、今になって分かった。

 ***

丁度良い

おまえはおまえで丁度良い
顔も体も名前も姓も丁度良い
おまえにそれは丁度良い

貧も富も親も子も
それはおまえに丁度良い

幸も不幸も喜びも
悲しみさえも丁度良い

歩いたおまえの人生は、
悪くなければ、良くもない
おまえにとって丁度良い

地獄に行こうと、極楽に行こうと
行ったところが丁度良い

卑下することもない

上もなければ下もない
死ぬ月日さえも丁度良い

仏様と二人連れの人生
丁度良くないはずがない。

南無阿弥陀仏

 ***


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コメント

hirobotさん、こんにちは。
ご無沙汰です。

田中氏から教えていただいたという言葉、私もすごく響きます。

でも、
「自分に合うやり方」が
わからなくて
苦しかったりします。

*** taku さん ***
おはようございます。こちらこそご無沙汰しております。

「自分に合うやり方」っていうのは、「自分に無理のないやり方」だと思います。
人それぞれには器があり、努力してもできないことはできないのですから。角質細胞はどれだけ努力しても脳細胞にはなれないのです。
だけど、角質細胞には角質細胞の役割があって、角質細胞なりに頑張ればよいのだと思うのです。
「どうして自分はこんなことができないんだ」なんて自分を責める必要なんてないんだと。
自分のできる範囲で、できることをやればいい。
他人様の評価は、自分ではコントロールできない。
自分ができる以上のことはできないんだから、やれるだけやって、他人様の評価が低くてもそれはどうしようもないし、悩んでも仕方ないことですから。

そう思って過ごすことが「自分に合うやり方」で過ごすことなんだと思います。

お返事ありがとうございます。
hirobotさんのように、
自分もこの言葉の意味を
もう少し理解できれば、
解放されるんだろうなぁと思います。


この「丁度良い」という意味を考えていくと、
分からなくなる自分もいる一方で、
すごく癒されている自分もいます。
とても良い言葉を教えていただきました。感謝。

*** taku さん ***
僕はこれまで頑張り過ぎている自分にまだ鞭を入れようとしていました。「まだ頑張りが足りない」と。
それは間違いだということに気付いたのです。
野球選手の誰もがイチローやマウアーになれるわけじゃない。イチローやマウアーになれない自分を責めても仕方ないのです。
そういうことに気付きました。

「丁度良い」は本当に良い言葉ですよね。
僕もこれを贈ってくれた田中師匠にはとても感謝しています。

こんにちは。良い言葉を知ることができて感謝します。

最近、気づいたり考えたりしたことに近い言葉を知って、
より深く理解できた気がします。

ありがとうございました。

*** yuki さん ***
こちらこそ、そう言ってもらえてとてもうれしいです。
(あ、感謝してるのは、僕は「僕に」じゃなくて、「田中さんに」か!(笑))

僕も長い間考えていたことを書いたら、それを読んだ音羽屋さんから「南無阿弥陀仏の世界観だ」と教えていただいて、いろんなことが一気に「繋がった」んです。

みんな考えることは同じで、行き着くところも同じかもしれない。そんな気がしてきました。

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