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本当にこれが“先進国”の姿なのか?

日本では、毎年相当数の餓死者が出ている。
実際の数は公式発表の数倍に上るだろう、と言われている。
多くは “就労可能” として生活保護を切られた人など、本来は生活保護対象であるべき人なのだ。

そういうところにこそ税金を投入すべきだが、役人は自分たちの得にならないところには税金 (社会保険料なども含む) は絶対に投入しない。
その代わりに、自分たちの天下り先への随意契約発注に莫大な予算を割り当てたり、自分たちの社会保険事務所のすべてに “マッサージチェア” を導入するのに使ったり、まったく利用されないわけのわからない小冊子の作成 (当然天下り先が随意契約で金を持っていく。当然 “監修料” として何億もの金が現役公務員の懐に入る。それって、副業だろ?) に使っている。天下り先の関連法人で、“退職後” の十年ちょっとの間に 2億円以上の報酬を取ったりする。

その陰で、多くの人が餓死しているんだぞ!罪悪感はないのか?と言いたくなるが、役人にそんなことを言っても無駄だろう。
だって、それが彼らの目的なんだから。
つまり、末端の国民から搾取して、自分たちは悠々自適に暮らすために役人になったわけなんだから。

役人に搾取をやめるように言い聞かせるのはまったくもって不可能だ。
テレビで 「泥棒は良くないぞ」って言ったら、世の中から泥棒がなくなるかい?
同じことだ。

彼らは根っからの悪人だから、何を言っても無駄。
国会の答弁で誰が聞いても虚偽とわかることを抜けぬけと言えるような連中だから。
彼らにたてつく人間は “共謀罪” で刑務所行きだ。

搾取の構造はどんどん巧妙かつ複雑になってきている。
この世から(少なくとも日本からは)この構造がなくなることはないだろう。
まったく無念だ。

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