« いいこと言うね | メイン | 12月です »

雑誌記事


Pentax K100D, Carl Zeiss Jena DDR electric MC Flektogon 2,4/35

今日は、レンズの話ですが、どこでもある一般的なことかもしれません。
メディア、ジャーナリズム、そういった所です。

  ・・・

あるカメラ雑誌に、「プロの目で見た各社のお勧めレンズ」みたいな特集でレンズのインプレッションが載っていました。

そこで、某社のレンズ (Pentax じゃないですが) のお勧めが書いてあって、単焦点のものと高倍率ズームがお勧めに上がってました。

どちらのレンズも持っていますが、僕はお勧めはできないレンズでした。
単焦点のほうは「ボケ味がいい」となってましたが、正直このレンズボケはとても汚いです。
とても単焦点とは思えないボケで、いわゆる「二線ボケ」がきつい (僕は「乱視ボケ」って呼んでますが(笑))。コントラストの高い被写体だと顕著に出ます。僕のような素人でもわかるんだから、プロは分かっているはずだと思います。
同社のレンズでも、もっと良い単焦点のレンズはいくつもあり、わざわざこのレンズを挙げなくても、という感じです。

高倍率ズームの方も、ボケはお世辞にもキレイとは言えず、じっと見ると「酔いそうになる」こともあるくらいボケが流れます。ファインダーから覗いただけでボケが汚いのが分かります。
こちらの方は、ボケが円周上に流れるような感じになったり、周辺では外に流れたりする感じです。
その雑誌に掲載されていたサンプル写真も、二線ボケがはっきり出てました。
このズームレンズの方は、高倍率で “とても便利” なので僕も頻繁に使用していますが・・・
(あくまで “便利” だからです。)

広告主との関係もあるのでしょうが、同じ会社のでももっとよいレンズがあるのだから、そちらを選択すればよいだけだと思うのですが・・・

こういう記事を読んで、“初めてのレンズ” を購入する人もいるわけです。
それってどうなのかな、と思います。

  ・・・

※ お知らせとお願い ※
この日の日記への迷惑コメントが増えてきましたので、この日の日記の分だけ、コメントを受け付けないようにしました。この日の日記にコメントをいただける場合は、最新の日記にコメントしていただければありがたいです。よろしくお願いします。
(u_u)

  ・・・

** 気に入って頂いたらクリックお願いします → ブログ ランキングに投票




作者 “hirobot” について


音楽と写真とモータースポーツを愛する翻訳屋です。


メールは、 まで






無断転載はご遠慮ください







“お話”まとめました

 →  lost + found



PENTAX好きはぜひ

 → LOVE → Digi-Pen



僕のホームページです

 → $HOME/.profile








コメント

トラックバック