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手のひらサイズのフルサイズ機 with Zeiss レンズ


Contax T3, Carl Zeiss Sonnar 2,8/35 T*, Fujifilm PN400N
 
今日は久しぶりにカメラの話題。

  ・・・
 
タイトルだけ見るとびっくりするよね。
Contax T3 のことでした。あはは。

でも、T3 で撮るたびに思う。重くてでかい現状のフルサイズデジタル一眼は要らないなぁ、と。
最新のフルサイズ機もいくつか試してみたけど、やっぱりダイナミックレンジではプロネガ+高性能スキャナには全然適わない。(デジタルでは未だに Fuji の S3 Pro/S5 Pro がダントツでダイナミックレンジが広い。)
第一、どれも重くてでかい。街中持って歩くのは人とすれ違うときに邪魔だし迷惑。実際、混雑している街中や電車ででっかいカメラ提げられてると、ちょっとうっとうしいときあるもんね。オシャレじゃないし。

その点、T3 はもちろん、フルサイズ(当たり前(笑))。しかも、かわいい。
ネガフィルムを使えば広大なダイナミックレンジ (フィルムだからラティテュード) が手に入る。
なにせこんなサイズだもんね。

世の中フルサイズ デジタル SLR 流行だけど、本当に現状のフルサイズが必要な人そんなにいるの?
画角だけなら APS-C でも 10-24 とか普通にあるしね。実際に試してみても、現状のセンサーじゃフルサイズの周辺は使えなかったからなぁ。この続きは、→ 「続きを読む」 で。


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  ・・・
 
まぁ、まだ“待ち”ですね。Fuji が新しいハニカム CCD でフルサイズ出してくれたら、考えよう。
新しいハニカム CCD はなかなか凄そうですからね!

手のひらに乗るサイズで、簡単にこんなダイナミックレンジの広い風景が記録できるわけですからね。
今日のトップや他の写真撮ったときも薄曇だったけど、うっそうと茂った春日大社の鎮守の森の中から見上げて撮っても白飛び黒つぶれはほとんどない。

こっち ↓ はクリックすると拡大できます。

 
 

 
 

 
 
僕はそれほど枚数を撮らないので (ネガだと露出ミスによる失敗がほとんどないので)、36Ex が 1 本あれば、1 月くらい持ちます (っていうか、持っちゃう)。現像代を含めても月に 1,000 円くらいしかかからない。年間で 1万円ちょっと。今のフルサイズ一眼は 30万円くらいなので 30年分 (笑)

というわけで、Fujifilm さん、次のハニカム CCD がんばってください。


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コメント

やはりフルサイズの!フィルム機はいいですなあ。僕もGR1sで紅葉を撮ったりしてました。Contax T3も日本の風景にはバッチリかと思います。ネガもよし、ポジの透明感もいい。あとはスキャンをどう工夫するか。それも楽しい作業ですね。
私はAPS-Cで数年撮ってきましたが、なんだか物足りなかった。
レンズの真ん中の俗に言う美味しい所しか使わないから、レンズの味が出にくかったのです。
α900にしたら、久しぶりにレンズの隅まで使うということになって、フィルム時代を急に思い出しつつあります。N社やC社と違ってフィルムライクな描写を目指したSONY(というかミノルタ)の絵作りもデジタルっぽくなくて気に入ってます。であればフィルムでもいいし、ラティチュードがもっと広いのだからフィルムが理にかなっています。問題は、私の場合はコストだけ。
子供写真が膨大で、月に10本以上は撮るので、それだけがネックです。フィルムの場合の現像から上がってくるのを待つというのも好きだったりする。
あとは仕事でかなりの量の写真を撮ること。月に2000枚ぐらい。
お金のない会社ですからデジタルしか考えられない。
・・・という消極的な理由でデジタルのフルサイズ。やむなく使ってます。コストは約1年で取り戻せますので。(笑)

あと、デジタル一眼でバカバカ撮る人は写真を大切にしてない気がしますね。タダだから。

今、富士のナチュラがすごい売れ行きだそうですね。会社予想をはるかに上回った大ヒット商品らしい。コンデジからの乗り換えで若い女性が買っています。
彼女たちはイイ写真を撮ってます。カメラのマシンとしてのデータや性能ばかりを気にする男性、特にベテランがどれだけイイ写真を撮ってるでしょうか?


こんにちは。
ご無沙汰してます。

平井製作所のケースが良い味を醸し出していますね。私も欲しい欲しいと思いつつそのままになってます。

何というのでしょう・・・
3枚目の写真がすごく立体感があるというのか,目を引きました。

*** funamyu さん ***
こんにちは!コメントありがとうございます。
そりゃ、funamyu さんは仕事で使っておられるので、フルサイズデジタル一眼を使われるのは当然ですよね!

ただ、僕ら素人はあくまで趣味だ、っていうのと、「あっ!」って思ってからシャッターを切るまでの“瞬発力”を考えるとやっぱり露出をほとんど何も考えないでも良いネガフィルムがやっぱり有利だと思うからです。

なので、Fujifilm の新しい CCD がフルサイズで出て、その画質が良ければたぶんそれがベストの選択になるかな、と思っています。


*** taku さん ***
こんにちは!こちらこそご無沙汰してました!!

これを見てすぐに“平井製作所”とわかるとは、さすがですね!
やっぱりこのケース絶品です。

> 3枚目

あ、やっぱりそう思います?
これだけ色が分離して取り出せるって、ほんとフィルムすごいですよね。
さすが何十年も技術者が苦労してチューニングしてきた“道具”だけあるな、と思います。

自分とこのコメントでも書いたことあるんですけども、デジタルで撮りまくった我が子の写真を後でモニター上でずらずらと並べて、いまいちのやつをずかずか消しているときになんともイヤな気分になって。なんつー低文化なことやってんだろうと思いましてですね、それからです、写真はフィルムだ、と思ったのは。商業的な用途では断然デジタルのほうがいいと思うんですが、あくまでアマチュアで哲学したいだけの自分にとってはやはりフィルムがベスト。もちろんデジタル完全否定というわけではなく、デジタルとフィルムのいいとこどりを出来ればいいということですわね。

*** 音羽屋 ***
こんばんは!
コメントありがとうございます。
出張でお返事遅くなってすみません。
なるほど・・・ふと何かのタイミングでそういうことに気づくことってありますよね。
仕事の道具としてしようするカメラと、趣味や芸術の表現手段としてのカメラではおのずと求めるものが違ってきますよね。

こんばんは.
ご無沙汰しています.

見上げて撮ってらっしゃる春日の森の写真は,全然レタッチされてないのでしょうか?
凄いなぁ..

*** bro. ozoz ***
こちらこそご無沙汰です!!
レタッチはまったくしてません。
とはいえ、スキャンニング ソフトウェア側で指定されたフィルム ブランドに応じて“調整”されるので、色味はソフトウェアによって変わるかもしれません。
僕はレタッチは全然悪いとは思ってなくて、仕上がりに満足できればどんどんやればいいと思うのですが、僕自身は面倒くさがりなので(苦笑)できないだけなんです。

Dear Bro.hirobot,

えーと,我慢できず,やっちまいました.T3.
あとは平井さんのカメラケースと,フィルムスキャナです.(笑)

*** Bro. ozoz ***
おおおお!!!
ついにやりましたね!
すばらしい~

いいでしょ? T3!
平井さんのケースはいいですよー。
あと、TVS 用のフードとキャップもオススメです!

Dear hirobot-san,

年末ですね.ことしもhirobotさんの写真に癒されたり感心させられたりしまくってました.ホントにありがとうございます.
また来年もいろいろコメントさせてください.私もT3でボチボチ遊びたいと思います.
ではでは!!

*** bro.ozoz ***
こちらこそ、ありがとうございます。
年末になってとんでもなく忙しくなってしまって、ご無沙汰してしまいました。

来年もお互い T3 で遊びましょう!
来年は ozoz さんとこのライブ一度見てみたいなぁ。

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