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『時の風景』。 いいこと言うね。 など。


Fujifilm Finepix S5 Pro, Sigma DC 24-70mm 1:2.8 EX DG
 
先日、京都に行ったとき、クライアントのオフィスのほん近くにあるカフェに昼に入ったのですが、その隣で (というか、京都芸術センター内のカフェなんですが)、インスタレーションの展示をやっていました。

真っ白な壁の部屋に、目の高さに統一され均一に拡散するように空中にプロットされたオブジェ。
その中に立ち入ると、人が作った空気の流れにつれて静止していたオブジェがゆっくりと動き始め、自分の身体と空間の境界があいまいになるような不思議な感覚にとらわれる。
限られた空間と限られた数のオブジェクトで構成されているのに、巨大な銀河の中にいるように感じられる。
仮想現実はコンピュータ内の仮想空間を現実に近づけることであるのに対して、その逆の方向に向かっているような感覚。
身体感覚の拡張。


 
制作者は 椎原保 氏。
11/28 まで、京都芸術センターで展示が行われているので、興味のある方は是非。おすすめです。
(烏丸線四条駅で下車して、室町通を少しだけ上に行ったところにあります。)
 
今回、幸運なことに椎原保氏に現地でお会いしてお話することができ、作品と椎原氏ご自身の写真撮影の許可をいただくことができた。
ただ、この作品を二次元に投影するのはほとんど無理だ。
是非現地でこの不思議な感覚を味わってください。
 


椎原 保 氏
1952 年生。
『メタファーとシンボル』 東京国立近代美術館 など。

  
  ・・・
  
全然話は変わるけど、この間 PBS (全米ネットの公共放送網) で、サルコジさんが金融サミットに向けてこんなことを記者会見で言ってるのが写ってた。

「スケープゴートを名指しするわけではないが、こんな事態 (世界規模の金融危機) になった原因については我々はよく分かっている。すでに忘れてしまった国もあるかもしれないが、我々は覚えている。」
あははは。いいね。こういうの。「大統領選で浮かれて忘れてんじゃねーだろーなー!」ってか笑
 
  ・・・
 
同じ日にオバマさんが President-Elect になって最初の記者会見でマリア (彼の娘) に「飼っていいよ」と約束した犬をどのような犬にするかの 2 つの基準、”hypoallergenic (アレルギーの原因になりにくいこと。マリアがアレルギーなので)” と ”Shelter dog (できる限り施設で保護された捨て犬)” について、一言いってた。
「問題なのは、Shelter dog の多くは雑種なのでどんな犬種か分かりにくいことさ。僕みたいにね。」
これもなかなかきわどい話題で面白かった。質問した記者にも受けてました。


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コメント

hirobotさん、お久しぶりです♪
京都芸術センターは大好きで京都へ行くたびに訪れています。
今年も紅葉の時期に京都へ行くのですが・・惜しい!
私が行く頃には「時の風景」もう終わっていますね。
興味津々の展示でしたが・・

*** 匿名さま ***
コメントありがとうございます!
多分、あの方かな、というのは分かっていますが笑
京都芸術センター、いいですよね。
元明倫小学校の校舎を利用して作られてるので学校独特の雰囲気もあって。

あ~久しぶりにコメントさせていただいたのに名前を入れ忘れるとは(>▽<;;
はい、なっちゃんです!
ごめんなさ~い。

*** なっちゃん ***
やっぱりそうですよね!('-^*)/
なっちゃんのブログはいつもコメントがたくさん入っててすごいですよね。
京都の紅葉をなっちゃん視線で撮られた写真、楽しみにしてます!

可愛らしい1枚~。
こういうのを近くでやってくれたら・・・っていつも思うの。
寂しいっす、この街は;

*** hayano さん ***
こんばんは。
コメントありがとう!

気に入ってくれて嬉しいよ。
京都は結構こういうところ多いですね。
以前、京都出身の吉本芸人が
「たかだか、都が 1200 年ほどあっただけですわ」
などといってました笑

1枚目、かわいいし不思議です。
実際に見てみたいです。
こういうの好きです。

そういえば、来月、仕事で奈良先端大に行きますよ。
時間はないけれど、元の住処の近くですねえ。

*** funamyu さん ***
こんばんは!コメントありがとうございます。
α900、いいみたいですねー。

来月奈良に来られるんですか!?
お時間があればメシでも一緒に行けたら楽しいと思うんですが、↑の文面だとちょっと難しそうですね・・・
残念(u_u)

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