夏の匂い。これイイ。など
Olympus E-P1, Voigtlander Nokton classic 40mm F1.4 MC
昼から、いつもの通り、いつもの道を自転車で走った。
今日ははっきりと夏の匂いがした。
夏の匂い、って、なんだろう、と思った。不思議な匂い。とにかく、一つのものの匂いじゃないことは確かだ。
草や花の匂いや、アスファルトの焼けたにおいや、そういった匂いがほとんどなんだろうけど、多分、実際にはそこにはない匂いも感じているような気がする。
プールの後、学校から帰るときの、あのカルキの匂い。
夏休みのがらんとした校庭の前の水飲み場の匂い。
そういった匂いが、ほんとは今は存在していないはずなのに、記憶が嗅覚を補完して匂いを感じるんだろうな。
・・・
話は変わるけど、この弦、イイです。
なにせドラマーなもので、「弦なんて、ゲージが同じなら、どれでも大差ないだろ?」くらいに考えてた。
僕は Fender Telecaster Thinline と Riverhead (改造して Seymour Duncan P-Rails でタップを切って P90/Single/HB 切り替えにしたもの) を持っているけど、この Riverhead w/Seymour Duncan の方がクリーントーンで特にオープンコードを弾くと最悪にバランスが悪い。低音が濁るというか、出過ぎるというか。オープンコード以外でも低音が濁る。
でもって、コンプレッサーと非常に相性が悪い。低音がより濁って、コードが汚く響く。
ピックアップも限界まで低音側を沈めてあるんだけど、それでもだめ。
Tele Thinline の方はなーんにもしなくてもめちゃくちゃバランスが良くて、コンプレッサーやイコライザーとも相性が凄く良い。弾き比べると違いは歴然。
低音弦が太すぎるのか、と思い、試しにライトゲージ (009 - 042) にしてみたら、ヘナヘナで使えず。
今度は逆に太めのゲージ (0105 - 050) にしてみたら、もっと低音がブーミーになってダメダメ。
低音はライトゲージ、高音はレギュラーゲージ (つまり、HB/LT の逆) にしたらいいのかもしれないけど、一般的じゃないので、弦を1本ずつ買うのも面倒だし、高くつく。
「これは、ギターとピックアップの問題だろうな」と思って、そのままにしてた。
しかし、当然ながら Telecaster の方も購入して 2 年経ち、さすがに弦も死んで来た。
とはいえ、これだけ絶妙のバランスを崩したくないので、同じ弦を使いたくて、サウンドハウスさんに Fender Telecaster Thinline の純正弦を調べてもらったら、Fender Super 250L 09-42 だった (その名の通り、009 - 042 の Lightgauge)。
弾いた感じは 010 っぽいんだけどなぁ。ヘナヘナ感がなくて。
で、この弦はもう製造していない、とのことで、サウンドハウスさんが後継品で一番それに近いものを探してくれました。(ありがとう、サウンドハウス!!)
FENDER Super Bullets 3250L (073-3250-003)。
張ってみた。
これ、これ、これですよ。
試しに、Riverhead にも張ってみた。ビックリ。
以前 009 を Riverhead に張って、あまりのヘナヘナ振りに「Gibson スケールに .009 はアカン」と思ってたんだけど、同じ 009 でもメーカーによってこんなに違うんや!
知らんかった・・・
感覚的に言って、この前に張っていた、ghs の .0105(だから .010 よりまだ太い)
と同じくらいのテンションとしっかり具合。これいいわ。
それでもまだ Riverhead は低音がブーミーだけど・・・
500円程度の買い物で、これだけ差が出るのは驚き。
試したことない方、ライトゲージは頼りなさすぎだけどレギュラーは低音がブーミーで困っている方、一度試してみる価値アリです!
* * 日々の“応援ポチ”が僕のモチベーションの源泉です (u_u) →