今日、ジョブスの死を知らせる連絡が届いた。
僕は、初めて Macintosh を見て感動したときのことを思い出した。
世界は変えることができると、多くの人が信じていた時代。
ジョブスはそんな時代のアイコンだった。
楽観的理想主義者。
それが、僕の中での彼のイメージ。
そんな時代はもう終わったんだ、ということなんだね。
「Even if it leads nowhere、だね。」
そうかもしれない。
いや、そうじゃないかもしれない。
君ならどう答える？スティーヴ。
どちらもあり得る。
君はそういうやつだった。
さよなら。君のいた時代。
今日から僕たちは、君のいない時代を生きることになるんだな。
Sigma DP2, SIGMA LENS 24.2mm 1:2.8
実は、僕たちがいつも演奏させていただいていた「カフェ花猫」が 10月31日をもって閉店されることになりました。
とても残念です。
いろんな素晴らしい出会いがあって、素晴らしい環境の中で音楽をやらせてもらえて、本当に幸せな時間でした。
最後に、花猫ラストライブということで、僕たちが演奏させてもらいました。
(写真は、ayame さん提供です。)
長くなるので、↓の「続きを読む」で。
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Nikon D2H, Sigma DC 18-50mm f/2.8
5年前か。
もっと、もっと、はるか昔の記憶のようだ。
小学生のころ、無理を言って買ってもらった『タイム・ライフ・ライブラリー』シリーズの『宇宙』に出ていた「成層圏を調査する気球」の写真を見たときの気持ちと、同じ記憶の引き出しにこの風景はしまってある。
遭遇するたびに、今でもひどく混乱して、感情をどう取り扱ってよいか分からず取り乱してしまう。
・・・
忘れてきたものに気付いたら、それは、取りに行くべきだ。
違うかな？
・・・
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Sigma DP2, SIGMA LENS 24.2mm 1:2.8
あんなに暑くて嫌だったのに。
変やなぁ。
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Sigma DP2, SIGMA LENS 24.2mm 1:2.8
蒸し暑い夏の日、図書館にいるというのは何か特別な記憶を再生してくれる気がします。
静かな夏休みの夕暮れ。
・・・
このブログにコメントをくれる ozoz 氏がブログで「立体的な」と書いていた空に遭遇しました。ozoz 氏の言うとおり、年に数回、こんな空に出会いますね。
この図書館、「奈良県立図書情報館」というところで、なんとデジタル録音スタジオまであり、A0 フルカラープリンタを格安で使えるクリエーターにはたまらない施設です。もちろん、蔵書も充実してます。
しかしこういう風景を撮るたびに DP2 は良いカメラだな、と思います。
(この写真では、わざとシャドウを黒くつぶしていますが、ホントはしっかり写ってます。つぶしていない写真はコチラに後程載せる予定です。)
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Pentax K20D, smc Pentax FA77mmF1.8 Limited
この時間帯の夕暮れは、奇妙な遠近感と共に、ゆっくりと近づいてくる。
「いったい何に執着しているんだ？」
．．
彼らは訊く。
確かに僕はいったい何に執着しているんだろう。
．．
彼らの前では、とても小さなことのように思える。
持たざれば失うこともない。
我持たざる。故に我自由なり。
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Pentax K100D, smc Pentax DA21mmF3.2 AL Limited
・・・
それは遠くなればなるほど、小さくなればなるほど、どんどん輝きを増してくる。
それは悲しみがやって来るところ。
陽が傾いた夏の日のグラウンドを見たときのように、一瞬で時間を巻き戻す。
それは必要とするものすべて。
もう二度と手に入らない匂い。
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