許されざる行為
(このブログではあまり政治色の強い内容は書かないようにしていましたが、あまりにも残虐で耐えられないので、書かずにはいられません。)
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今回のイスラエル政府軍のレバノンへの攻撃は、いかなる理由を持ってしても許されるものではない。
国連施設への攻撃、赤十字/赤新月社の緊急車両を狙った空からの射撃による攻撃、人道支援物資の補給路および避難路を断った上での一般住民の大量殺戮などは、いかなる基準からも正当化され得ない。
一番の問題は、未だにアメリカがイスラエル政府を擁護し、国際社会が国連でイスラエル政府に対する非難決議を採択しようとしてもアメリカが拒否権を発動してすべて葬り去ってしまうことだ。
アメリカは、アラブの国が国連決議を守らないと先制攻撃を仕掛けるくせに、イスラエル政府が未だに随分昔に出された UN Resolution #242 でさえ未だに守っていないにもかかわらず、アメリカは見て見ぬ振りだ。
イスラエルが核武装していることも周知の事実だが、これについてもアメリカはアクションを起こす気配もない。
アメリカがもう少しでも“まとも”な国だったら、このようなイスラエルの暴走は防げただろう。
この世界の最大かつ最悪の問題は、アメリカという “醜悪で自己中心的で無反省な” 暴君を戴いていることだ。
このままこのような事態が続くことで、その反動によってアンチセ_メティズム (反ユ_ダヤ主義) が沸き起こり、再び悪夢が繰り返されてしまうのではないかと非常に心配である。