Fujifilm Finepix S5 Pro, AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G
先日サーキットでテストしたレース用 BMW 318is のオーナー様とご友人&僕でクーロスエンジニアリングに行って、この車の変な動きの原因をタイヤ温データなどで究明していたんだけど、どうもリバウンドストロークの問題の可能性の高いことが分かってきた。
次回のテストまでには、何とか対策ができそう。あの困ったブレーキも改善される予定。よかったよかった。
・・・
話は変わって、先日の報告の続き。
Saymour Duncan の P-Rails ピックアップは、ギター好きなら知ってると思うけど、
↓のようなワイヤリングになってる。
≪P-Rails Wiring Explanation はこちら≫
ピックアップも見た目そのままなんだけど、ネック側が前P90/後Rail、ブリッジ側が前Rail/後P90 の構成。こういう風にしておけば、Rails のミックスを使えば、ストラト特有のネック+ミッドのミックスサウンドに近いのが出せる。なかなか考えられてるよね。
これで、on-off-on のトグルを使って、P90 側のみ取り出すのと、Rail 側だけ取り出すのと、P90 と Rail を組み合わせてハムバッカーとして取り出す、の3種類が出せるわけ。
見たら分かると思うけど、ネック&ブリッジでシングルコイルもハムバッキング構成(配線図では“split-mode”と書いてる) になっているので、Rail でも P90 でもN/Bミックスでローノイズです。
この辺が、単にハムバッカーをタップ出しするのとは違う。
前(【その1】)にも書いたけど、このピックアップを入れるには on-off-on のトグルスイッチが必要なんだけど、スイッチポッドで on-off-on のがほとんどないし、大きいスイッチポッドだと薄いボディに入りきらないので、on-off-on トグルスイッチを別途増設。ワイヤリングもやり直し。
前の配線の絡みでいろいろあって、どうしても配線が長くなるので、長くなった分のホット側のワイヤーはすべてアルミでシールドして、シールドアルミ材はボディのグラウンド側にアースした。
肝心の音だけど、3 種類(オールドストラト風シングル、P90 ソープバー、フルハムバック)で音が全然違うのでホントに面白い。ボディが1つだけにピックアップの差が分かりやすくていいね。
思ったとおり、オールドストラト風シングルがいい感じです。
あと、意外と P90 が使える。まさにソープバーサウンド。
パワーの割りにハムバッカーのように「鼻づまり」にならない。
クリーントーンもいいけど、少しオーバードライブ気味なのも結構良い。
ただ、生音はいいんだけど、Thinline 用にセッティングした CS-3 コンプレッサとの相性が悪くて、現状上手くコンプレッサを使えてない。全然欲しい音が出ない。
これ用にセットを出さないと使えない感じ。特に Attack を絞らないと相性悪い。
上手くセットすると良い音で使えるのかもしれないけど、なかなか難しそう。
逆に普通のハムバッカーとして使う分には、特にクリーントーンならシンラインの方がずっと好みの音がするんで、使い分けになりそう。
Rail シングルの音が欲しいときかP90の音が欲しいときはこっちかな。
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