なるほどね
Olympus E-P1, Leica Elmar 5cm 1:3.5
ABC(米)、BBC(英)、F2(仏)、RTR(露)、アルジャジーラ(カタール)・・・などのメインのニュース番組は基本的に毎日見てるんだけど、国によってニュースも取扱が違うから面白いな、といつも思う。
ちょっと前だけど、アメリカ―メキシコ国境で、アメリカの国境警備隊にメキシコの少年が銃殺されたニュースでは、TVE (Televisión Española:スペイン) は、徹頭徹尾メキシコ側の視線で報道してた。これが ABC だとずいぶん違うものになる。見る側もどちらのニュースを見るかで意見も変わってくるかもしれない。
やっぱり、同じ言語を話す国として親近感があるのかな。
中国はなんだかんだ言っても漢民族が作った文字を使ってくれている数少ない国である日本に少なからず親近感がある、ということを良く聞くから、そういうこともあるのかもしれないな。
それともスペインは今も自分たちをスペイン語圏の盟主と思っているのだろうか?
ABC で驚くのは、地球がぐるぐる回るタイトルから始まる「ABC World News」で、扱っているのが国内問題ばかりってこと(苦笑)。きっと地球は東はボストンから始まって、西はシアトルで終わると思ってるんだろうね (あ、アラスカを忘れてた!)。
イスラエルが国際法を完全に無視して、「公海上」で、「民間」の、「人道援助目的の船」を、「海軍の特殊部隊」で、「急襲」して、「民間人9人を殺害」した、というとんでもない犯罪を犯したとき、ヨーロッパのメディアもさすがにこれがトップだった。
これが、ABC World News では、「多くの米国人が肥満」というニュースの次だった(苦笑)
しかも、ネタニエフの「兵士は正当防衛」とかいうわけのわかんない会見を流しただけ。(あれが正当防衛やったら、他人の家に入った泥棒が家人にとがめられて逆ギレして家人をころしても正当防衛になるで。)
特定の民族資本に牛耳られているアメリカメディアらしい。
RTR も同じくらいとんでもないけどね。「親愛なるプーチン首領様」とか言ってそう(苦笑)
それなら、まだ CCTV (中央電視台:中国) の方がリベラル?(どっちもどっちか!(笑))