土曜日、公園にて 【Saturday In The Park】

Nice にて - Fujifilm Finepix S5 Pro, AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G
　
日本の夏は暑くなり過ぎ、都市部では爽やかな夏の朝を味わえなくなって久しいですね。
梅雨が明けたら、すぐ真夏、ですものね。
ホント、こんな気持ちの良い朝は久しぶりでした。
そうそう、今週末ですが・・・ この続きは、→ 「続きを読む」 で。
　

　
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さて、今週末は名古屋のライブハウス ell.SIZE でライブです。
今回は、ポイントとなる曲を入れ替えたので前回とはかなり雰囲気が変わっています。前回来ていただけた方も楽しんでいただけると思います。前回はブルース基調だったのですが、今回は少しポップでメロディアスな感じになってます。
ようやく、このバンドでビート感を出せるようになってきました。練習の音源を聴いてもなかなか良い感じです。このまま一発録りで十分イケる、って感じです。
同じ曲を何回も演奏しているのですが、普通はオリジナル曲でこれをするとどんどん “おざなり” な演奏になり、荒くなってしまうのですよね。でも、このバンドはそんなことない。
毎回演奏するたびにどんどん曲に対するいろんなイメージが沸いてきて、演奏も進化して行ってるんですよね。
　
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先日、2008-2009 秋冬の EMPORIO ARMANI のコレクションを見たのですが ・・・ 良かったです。
ウィメンズがメインだったのですが、僕の大好きな “フィット アンド フレアー” が基調。
絞り込んだシェープのコンパクトなトップスに、フェミニンなフレアー スカートやボリュームのあるパンツ。
シャープでクールなのにフェミニン。いいですねー。

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↑の写真のお兄ちゃん、何をするのかなと思っていたら、下のビーチにいる友達に果物を投げて渡しました。
　

　
この握りはチェンジアップですね。
　
　

投稿者: SEKI Hirotaka 日時: 19:45 | パーマリンク | コメント (9)

Aix-en-Provence にて - Fujifilm Finepix S5 Pro, AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G
　
その年の夏は、僕にとって行き止まりのような夏だった。

「ここから先には進めません。」

僕は、そう書いてある目の前の標識を何度も読み返している。

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以前に書いた話を思い出した。

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どうしてもアイスコーヒーが飲みたくなったので、切らしていた豆を買出しに出た。
家に戻った僕はコーヒー豆を挽いて落とし、氷を一杯入れた銅のマグカップに注いだ。
氷がカップの中で「ちりちり」と音を立てて解けた。

アイスコーヒーを三分の一くらい飲んでから、僕は床に寝転がり、目を閉じて、あの行き止まりの夏を思い出していた。

光はどこまでも白くて、空はどこまでも青くて、君はどこまでも素敵だった。

こうしていると、目を開けたら隣に君がいて、冷えたミネラルウォーターのボトルを僕の額にあてて、「気持ちいいでしょ？」って笑っているんじゃないか、って思えるくらいに今でもはっきりとした輪郭を持って戻ってくる。

少し風が出てきたのかな。
レースのカーテンがさらさらと音を立ててるのが聞こえる。

網戸越しに入ってくる風は、少し夕立の匂いがした。

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行き止まりの夏。

僕は今も、あのハンバーガー屋の窓際の席で君の隣にいる。
　

投稿者: SEKI Hirotaka 日時: 23:00 | パーマリンク | コメント (8)

Aix-en-Provence にて - Fujifilm Finepix S5 Pro, AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G
　
あの夏の日、僕らは舗道の縁石に腰掛け、ペットボトルの水を分け合って飲んだ。
暑く、静かな夏の日。

いつか、またあの日を思い出すときが来るのかな。
　　　
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先日の近畿選手権の副賞でもらったかきもち (これです) は、かなり有名なお菓子屋さん製であることが判明 (弊社エディターのワタさん情報)。
1 日 2 枚まで、という厳しい制限を自らに課してます。そうでもしないとどんどん食っちゃうもんね。
　
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シャツのアウター用に製作お願いしていたアクセサリ出来上がってきました。
　

　
製作と言っても、メダル (ホイール) 以外は手持ちのものを集めて作っただけ。
シャツのアウター用なので少し長めになるんだけど、チェーンが細すぎるとフェミニン(笑)になっちゃうし、そんなに若くないのでボリュームがありすぎるのもエレガントじゃない。難しい年頃です(笑)

で、Y 字型にしてある程度の存在感を出すことにした。まぁ、“ロザリオ” のような形。もちろん、僕はキリスト教徒じゃないのでロザリオはしないし、第一、ロザリオは手に持つものだから、キリスト教徒は首に掛けたりしないしね！(クロスの付いたロザリオを首に掛けてる人を結構見かけるけど(笑))
上下のチェーンはつながってなくて、ホイールの上下で分割してます。ちなみに、上のチェーンは 65cm、下のチェーンは 11cm。

いい感じで仕上がってきて、気に入ってます。
これで、年相応のカジュアルエレガントスタイルに合わせられます。
ちょっとしたパーティなんかにいいかなと。

投稿者: SEKI Hirotaka 日時: 20:00 | パーマリンク | コメント (8)

Nice にて - Fujifilm Finepix S5 Pro, AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G
　
僕は、あのときからずっとここにいる。
どこにも行けない。
誰もやってこないし、誰も出て行かない。

僕は過去の人。
ここは過去の国。
　

投稿者: SEKI Hirotaka 日時: 20:45 | パーマリンク | コメント (7)

Aix-en-Provence にて - Fujifilm Finepix S5 Pro, AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G
　
暑い日が続きますね。
皆さん、お変わりないですか？
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今日は早起きして、昨日の片付けの続き (洗濯物がいっぱい出たから干すのが大変でした) → 仕事仕事仕事です。
スポンサー様への参戦レポートも明日までに書かなくちゃ・・・

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昨日の近畿選手権 第 6 戦は 5 位でした・・・
全日本で 5 位ならともかく、地区戦で 5 位では話になりません。あんた何年モータースポーツやってんの？って感じです。原因不明の車のトラブル (誰が乗っても分かるトラブルなのに・・・原因不明) もあったのだけど、そんなの言い訳にならない。
誰だって、車のどこかにトラブル抱えてる。それをどこまで腕でカバーするかがモータースポーツでの勝負だもんね。

2 トライ目走り終わって、あまりのひどさに順位もタイムも見に行く気がせず、表彰式のときもぼんやりしていたら、 「5 位、hirobot 選手」と呼び出され慌てました・・・
レーシングスーツも脱いでたし(笑)
僕一人だけ鈴鹿の表彰台でT シャツ＆短パンでした(恥)

まぁ、結果はダメダメでしたが、副賞の丹波の黒豆がたっぷり入ったかきもちはおいしいです。
　

　
たくさん入っていたので、当分おやつはかきもちです(笑)
　

投稿者: SEKI Hirotaka 日時: 13:25 | パーマリンク | コメント (12)

Nice にて - Fujifilm Finepix S3 Pro, AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G

朝のニースのビーチは、誰が何と言おうと素敵な場所です。

地中海へ吹き降ろす冷えた空気と、岬のシャトー越しに昇ってくる朝日は、持てる者も、持たざる者も平等に扱ってくれる、コートダジュールでは珍しい存在です。
(この続きは、→ 「続きを読む」 で。)
　 　

　　
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またまた工夫のない写真ですみません(笑)

最近、コメントをたくさんいただけるようになって、嬉しいです。
僕がヨーロッパに行っている間も、クリックいただいていた方、本当にありがとうございます。
更新の励みになります。
　
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週末は、近畿選手権 第 6 戦です。
何とか車は間に合いそうなのですが、微妙な感じです。

今年は・・・

開幕戦 → 天候不順で延期
第2戦 → 金曜日の練習走行でギア破損。前田君がスペアのギアボックスを提供してくれて、応急処置をするが、ケースがダメでギア抜け多発。1 トライ目はぶっちぎるも、2 トライ目は 1 コーナーでギア抜け→スピン、で2 位。練習走行なんていう普段しないことをするからか？(笑)
第3戦 → 欠場
第4戦 → 駆動系トラブル リタイア。ウェットのツルツル路面なのに、何ともないフラット路面部分で LSD の差動制限異常によりドライブシャフトが破損。
第5戦 → 駆動系改善せず。6 位。ごくフツウに流して走行しているだけでも、なぜか右コーナーだけ LSD が差動制限異常が発生。

とまったくいいところナシですが、焦ってません。
こういう年もあるのです。
今年の目標を近畿チャンピオン防衛から来年へ向けての車両改善へと切り替えました。
LSD も分解して検査しましたが、問題が見当たりません。とりあえず、プレートなどをすべて交換し、再度組みなおし。原因不明なままです。ただ、誰が乗っても (パーキング スピードでも)、右回りだけ問題が発生しているのは明らかなので、“気のせい”ではありません。予定では今日か明日には車が戻ってきます。
週末は、来シーズンに向け、スーパーローレシオなファイナルギア (4.929) を組んで、実戦テストしてきます。

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ニースのビーチの朝、たたずむガイジンのお兄さん。(あ、ここでは、俺がガイジンか！)
　

　　

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投稿者: SEKI Hirotaka 日時: 15:50 | パーマリンク | コメント (12)

Paris にて - Fujifilm Finepix S5 Pro, AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G
　
よくある風景。
恋人や友達と共有した、その時間、その空間を、みんな一所懸命に記憶に残そうとしてる。
大切な時間も、空間も、いずれは失われる、っていうことを、みんな分かっているからなんだろうな。
きっと。

投稿者: SEKI Hirotaka 日時: 14:30 | パーマリンク | コメント (20)

Villefranche-sur-Mer にて - Fujifilm Finepix S5 Pro, AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G

　　
いつも、日常を日常たらしめている風景を撮りたい、と思ってるんです。
普段、“何か” を考えながら、なんとなくぼんやり眺めている風景。
それを上手く切り取れたら、その写真を見てくれた人は、その人がその時考えていた個人的な “何か” を思い出して、懐かしくなったり、切なくなったり、してくれるかな、と思って。
だから、きっと、感じてくれることはみんな全く違うと思う。

そういった “愛すべき日常” をみんなが感じてくれるような写真。
ヨーロッパでもそういう写真が撮りたかった。

・・・なんていいながら、こんな写真撮ってたら、世話ないよね(笑)
言ってることとやってることが違うやん！って。

投稿者: SEKI Hirotaka 日時: 10:00 | パーマリンク | コメント (14)

Aix-en-Provence にて - Fujifilm Finepix S5 Pro, AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G
　
今年もまた、僕らの夏が来ました。
　
　　　　この続きは、→ 「続きを読む」 で。　

　　
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今年もまた、帰巣本能を刺激するような記憶が増えるのかな？

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街角を歩いていたら、似顔絵描きのおっちゃんから声を掛けられた。

「5 分だけね。すぐできる。貧乏プライス」

誰だよ、そんな変な日本語教えたの！

こちらは Paris にて - Pentax K20D, smc Pentax FA77mmF1.8 Limited

投稿者: SEKI Hirotaka 日時: 11:00 | パーマリンク | コメント (16)

Nice にて - Fujifilm Finepix S5 Pro, AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G
　
次の旅の行き先はもう決めてる。
仕事が忙しくて、いつになるか見当も付かないけど。
今回とはかなり違う感じのところになると思う。

少しの身の回りのものと、小さなカメラ、それから、ゆっくり読みたい本を何冊か鞄に詰め込んで持って行こうと思う。

本を読み、昼寝をして、散歩をし、夜になったら帰ってきて、また本を読み、そして眠る。
少し時間を取ってそんな生活ができたらいいだろうな。
ホント、いつのことになるか見当も付かないけど、実現すると思う。
これまで 「こうなったらいいな」 と思ったことは、宝くじの当選以外(買わないから当りようがない笑)は、ほとんど実現してきたからね。
　
この続きは、→ 「続きを読む」 で。
　　

　　
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タイトル・バナー、夏バージョンに変えました。
気付いてくれた人もいて、嬉しかったです。

ちょっと陳腐すぎでしょうか？
どう思います？
　　　

投稿者: SEKI Hirotaka 日時: 12:00 | パーマリンク | コメント (12)

Aix-en-Provence にて - Fujifilm Finepix S5 Pro, AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G
　
“後になってから” 思い出すと、ひどく帰巣本能を刺激される情景がある。

それは、僕はそのときそこにいて、本来そこにいるべきだったのに、
そこから離れて随分遠くに来てしまったことに突然気付くからかもしれない。
“そこ” は位置的な場所ではなくて、僕の居場所を確信させてくれる存在によって成り立っていた
今は失われて戻れない空間。

行くあてのない僕の帰巣本能は、こうやって年を経るごとにどんどん醸成されて行く。
　

投稿者: SEKI Hirotaka 日時: 09:30 | パーマリンク | コメント (6)

Nice にて - Pentax K20D, smc Pentax FA77mmF1.8 Limited

昨日帰ってきたのだけど、時差ボケで死んでました。

今回も、いろんな人に出会ったなぁ。
とんでもない奴もいたけど、イイ奴もいっぱいいて、ヤバイ状態になりそなところを助けてくれたり、1 人きりの退屈な長距離フライトが楽しくなったりもした。日本が好きで日本に来る予定のヤツや、日本に来る途中のヤツもいた。
出会いといえば、僕は生物学者に縁があるみたいで、往きは香川大学の研究員、帰りはヨーロッパ人の生物学者の写真マニア(笑)と 3 時間以上もトイレ前で立ち話をしたり、レンズを交換し合って雲上に昇る朝日を撮りまくったりした。トイレに入っている人は迷惑だったかな(笑)

以前は、「縁を大切にしなきゃ」とメールアドレスを交換したりしたのだけど、今はそういうことをしたいと思わなくなった。

名前も聞かずに、 「それじゃ、また。地球のどこかで。」 って別れるのが、一番いいんじゃないか、って思う。

僕が出会ったその連中は、その時間、そこだけに、存在していたわけで、それはそれとして記憶に残しておくだけにするのが一番いいような気がする。
　
　

投稿者: SEKI Hirotaka 日時: 10:00 | パーマリンク | コメント (8)