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2006年12月31日

みなさん、良いお年を!


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2.8 28mm, F=8.0, 1/500s, ISO 200

みなさん、今年は皆さんにとってどんな年でしたか?

僕に、“これまでの人生で一番辛いこと” のあった年になりました。

でも、良いこともありました。
このブログを見てくれている方に、僕の写真や文章を好きになってもらえて、“応援ポチ” をしてもらったり、励ましのメールをいただいたりしました。
本当にありがとうございました。

皆さんの応援がなければ、僕はくじけていたでしょう。

  ・・・

この辛い1年ももう今日で終わり。
今日までの辛い気持ちは今年に残して、すべて捨てて、来年に向かおう。

同じところで立ちすくんでいたら、どこにも行けない。
立ち上がって、歩き出そう。
体はもうボロボロだし、靴も片方なくなってるけど。

大事なのは、まず1歩踏み出すこと。
最初の1歩が踏み出せれば、後はきっと歩いていける。

僕は打ち捨てられた人間だけど、まだ死んじゃいない。
足が折れても、目が開かなくなっても、歩けるうちは歩いていこう。
だって、まだ歩けるんだもん。ね。

さようなら、2006 年。

  「ここまで!」

  ・・・

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2006年12月29日

理想的なゴールデンウィークとは




  ・・・

どうして、こんな真冬にゴールデンウィークの短編なんだい?

特に理由はないけど、なんとなく書きたくなったからだよ。

というか、こんな季節だから、書きたくなったのかも。

  ・・・

その年のゴールデンウィークが、僕たちに取っての最初のゴールデンウィークだった。

僕たちは、ドライブに行く予定を立てたのだけど、とてつもない渋滞に巻き込まれ、結局、途中で帰ってくる羽目になった。
それから僕たちはどこに行くのもあきらめて、部屋で映画を見たり、散歩に出たりして過ごすことにした。

ヴィデオのレンタルショップまで、僕たちはいつも通る表通りではなく、1つ入った裏通りをぶらぶら歩くことにした。

まったく普通の、どうってことない路地だ。
一人で歩いていたら、なんと言うこともなく通り過ぎてしまうところだけど、二人で歩くといろんな発見があった。

僕たちは路地にあるいろんなものを写真に撮り、こっちの方から撮った方が良いだの、もっと近づいた方が良いだの、と言いながら、ぶらぶら歩いた。
途中ですずめの変な鳴き声に大笑いし、風変わりな店の看板を見て勝手に商売の内容を創作したりした。

帰り道、僕たちはコンビニエンスストアでコロッケを買い、近くの公園で並んで座って食べた。僕たちは、公園にいる鳩の行動を観察をし、臆病なカラスと物怖じしない野良猫の対決を観戦した。

少しはなれたところで、親子がキャッチボールをしていた。遠くから微かにセスナ機のプロペラの音がする。

  「あ、風船。」

指差す方向を見ると、遠くて小さいけど、たくさんの風船が空に吸い込まれていくのが見えた。

  ・・・

晴れた穏やかな風の吹く休日。

こんな時間がいつまで続くのか分からなかったけど、僕たちは(少なくとも僕は)、この時間がずっと続くように祈っていた。

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2006年12月27日

すみません・・・


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2.8 28mm, F=2.8 (開放), 1/320s, ISO 200

  ・・・

今日は、ちょっとお休みします。
せっかく、“応援ポチ” していただいているのに。
ごめんなさい。
明日には元気になります。たぶん。

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2006年12月26日

誰にも撮れない写真を撮るあなたへ


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2.8 28mm, F=2.8, 1/320s, ISO 200

  ・・・

あなたの写真は、他の誰の写真にも似ていない。
あなたの写真は、誰にも媚びていない。
あなたの写真は、あなたにしか撮れない写真ばかりだ。

あなたの撮るまっすぐな写真は僕のこころを打つ。

あなたは、そういう写真を撮れる自分を誇りに思うべきだ。
誰の真似もしなくていい。

あなたには、あなたの写真を撮って欲しい。
そう思います。

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2006年12月24日

きょうは


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2.8 28mm, F=2.8, 1/1600s, ISO 400

本当に気持ちが落ち込んでしまって、あまり書けません。
理解したくない現実もあります。

この世に確かなものなんて何もないです。
人の心も変わります。

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jury of my peers


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:3.5 135mm, F=4.5, 1/125s, ISO 200

正直告白すると、僕は今年、辛い経験をしてから、最近まで精神的にバランスを崩していました。
あまりにもめちゃくちゃな精神状態でひどかったのですが、同じ経験をした人にいろいろと助けてもらいました。
今も助けてもらってますが・・・

ふと、こんな話を思い出しました。

  ・・・

ある男が道端に開いていた穴に落ちた。 深くて出ることができない。

医者が通りかかったので助けを求めたが、
医者はメモに処方箋を書き、穴に落として、そのまま立ち去った。

神父が通りかかったので助けを求めたが、
神父はメモに祈りを書き、穴に落として、そのまま立ち去った。

男が絶望していると、恋人が通りかかった。
彼女は助けを聞いて、穴に飛び降りた。
男は言った。

「ばかだなぁ、一緒に落ちたら出られないじゃないか」

彼女は言った。

「私は一度この穴に落ちたことがあるの。だから脱出法を知っているわ。」

・・・

PTSD の患者がドクターに訊く。

「またあの音を聞いたら、同じようになるのですか?」

ドクターはこういう。

「人間はね、“回復”するんだよ」

  ・・・

僕も少しずつではありますが、回復しつつあるのかな。
わかんないな。

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2006年12月23日

横浜より帰着


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:3.5 135mm, F=3.5(開放), 1/125s, ISO 800

先程、横浜より戻ってきました。
早速仕事しています(苦笑)

仕事が忙しかったのもあるけど、横浜に 1 週間いながら、結局横浜らしい写真は 1 枚も撮らずじまいだった。撮った写真といえば、別に横浜じゃなくても撮れるような写真ばかり。

もともと、僕は、名所を撮るのが苦手で、無理に撮ると、どうしようもない “観光写真” になっちゃう。
だから、ついつい、普通の風景ばっかり撮って、他の人が見たら、どこで撮った写真か全然分からない写真ばかりになる。
まぁ、そういうのもアリかな、とも思いますが。

今日の写真は、JR 桜木町駅前のコーヒーショップの店内です。

こうして書くと、ちょっと横浜で撮ってきたんだなぁ、って実感がしませんか?
・・・しないよね(笑)

  ・・・

横浜、JR 桜木町駅前 BECK'S にて。
5千円で買った smc PENTAX-M 1:3.5 135mm で。
このレンズ、いいレンズです。安いのに。

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2006年12月21日

実は


Pentax K100D, smc Pentax FA43mmF1.9 Limited, F=2.5, 1/200, ISO 800

この1週間、横浜出張でした (っていうか、まだ出張中ですが)。

昨年のちょうど今頃 (正確には 10 日ほど前ですが)、同じように横浜に出張して、今と同じホテルに泊まりました。
そのときは、たまたま泊まったのですが、とても家庭的で快適だったので、次に来るときには絶対ここに泊まろうと決めていました。
お世辞にも新しいホテルではないし、表通りには面していない 5階建ての小さなホテルですが、ご主人と女将さんがとても感じの良い人で、いろいろ融通の利くところなどは、大きなビジネスホテルではあり得ない快適さですね。部屋は広くて、玄関もちゃんとあるし (これ大事。だって、ベッドのそばまで靴で入ってきている人がいるかと思うと、気持ちが休まらない)。

僕も1年ぶりでしたが、覚えていただいていて、「また、お部屋でお仕事されるんですよね?」と言って、昨年同様机と椅子を持ってきてくれました。

前回は、いろいろと幸せだった昨年を象徴するような良い出張だったのですが、今年は辛い1年をおしまいにする出張にしたいなぁ。

  ・・・

なんとなく、来年は良い年になりそうな気がする。
そんな出会いや出来事がぽつりぽつりと出てきた年暮れです。
みなさんはどんな1年だったのでしょう?

  ・・・

横浜 桜木町、ホテル東海 ロビーにて

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2006年12月20日

撮る瞬間


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2.8 28mm, F=2.8, 1/60s, ISO 200

同じシーンを何枚も撮って、後で撮れた写真から1枚を選び出すのって、本当に楽しい。
でも難しい。

僕は、写真を撮る瞬間って 2 回あると思うんです。
1 回目はシャッターを切るとき、2 回目は撮れた写真の中から「これがいい」って選ぶとき。
重要なのは、2 回目だと思うんです。

今回、このブログと「「LOVE → Digi-Pen」」ブログに、最後までどちらがいいか迷った違う写真を載せています。
僕は、こちらの写真の方が好きですが、皆さんはいかがでしょう?

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2006年12月19日

二年坂


Pentax K100D, smc Pentax DA21mmF3.2 AL Limited, F=3.2, 1/250, ISO 400

不思議な坂の名前です。
この隣は三年坂です。
でも一年坂はありません。*

坂の名前を聞いただけで、いろんな物語を勝手に想像したりしてしまいます。
そういう地名ってたのしいですね。

* 一念坂、ありました (-_-;) ガセネタでした。失礼しました (u_u)

  ・・・

ホントに寒くなってきましたね。
皆さん、いかがお過ごしですか?

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2006年12月17日

窓際のバジル


Pentax K100D, Carl Zeiss Jena DDR electric MC Flektogon 2,4/35, F=2.8, 1/500s, ISO 200

今日は、午前中はとても良い天気でした。
オフィスの窓際のバジルも、ブラインド越しに日光を受けて暖かそうです。
指先で葉を少しこするだけで部屋中がバジルの匂いでいっぱいになります。
ちょっと食欲をそそる香りなので、おなかがすいちゃって困るのですが(笑)

  ・・・

Flektogon は、こんな写真撮るとバツグンの描写をしますね。
使うたびに惚れ込んでしまいます。

  ・・・

どうやら、来週は寒くなるらしいですね。
皆さんも、お身体にはお気をつけくださいませ。

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2006年12月16日

冬の雨


Pentax K100D, smc Pentax DA21mmF3.2 AL Limited, F=8.0, 1/60s, ISO 200

  ・・・

昨日は、1日中京都にいたのですが、京都に行くと「冬の雨も、それはそれでいいものだな」と感じますね。

どこを撮影しても、絵になります。
ただ、欠点は、どこを撮っても

なんとなく、年末に保険会社の人が持ってきてくれるカレンダーのような写真

になってしまうことですね(笑)

なので、ちょっと襖絵のように横長にトリミングしてみました。

  ・・・

雨の平日、桂川縁にて。

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2006年12月13日

People Get Ready


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2.8 28mm, F=8.0, 1/125s, ISO 200

久しぶりに「People Get Ready」が聴きたくなったのですが、音源が手許にないので仕方なく、自分でギターを弾いて歌ってました。
でも、良く考えたら YouTube にあるんですよね。
(原曲は、カーティス メイフィールドの曲ですが、↓はジェフ ベックがアルバム「Flash」でカバーしているバージョンです。)

でも、これの著作権とかどうなってるんだろう?
YouTube が買収されてから、この辺のことは解決したんだろうか?
(とりあえず、amazon で Flash を注文しましたが。)

http://mickey.tv/r/Video.aspx?v=kNvNpwJVFWM&key=Rod+Stewart

ホント、良い曲ですね。
とてもシンプルで、コードもちょっとしか出てこないのですが、心に染み入ります。

キリスト教を背景としているので少し抵抗がある部分もありますが、素直に感動できる詞です。
(著作権の関係上、原曲の詞は載せれませんし、そのままの訳は書けません。抜粋して少し変えています。)

 ・・・

People Get Ready / Curtis Mayfield, 1964

さぁ、みなさん、そろそろ出発の時間です。
もうすぐ、列車がやって来ます。

荷物を持って行く必要はありません。
ただ乗り込むだけで良いのです。
信じる心さえあれば、皆、あの機関車に乗ることができます。

切符も必要ありません。
感謝の心さえあれば、皆、あの機関車に乗ることができるのです。

さぁ、みなさん、準備しましょう。出発の時間です。
ヨルダン行きの列車が来ます。

機関車は、大陸を横切り、海から海へ。
皆を乗せてゆく。

「信じる心」という鍵があれば、扉を開けて乗ることができるのです。

さぁ、私も準備しましょう。
もうすぐ、私が乗る列車が来ます。
次の列車は、私の乗る列車です。

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2006年12月11日

難しいね


Pentax K100D, smc PENTAX-M 1:2.8 28mm, F 2.8, 1/4000s, ISO200

ランキングに登録していると、新しい日記を書くときに、つい、「どんな写真ならみんなが気に入ってくれて、投票してくれるだろう」と、余計な雑念が入ってしまいますね。

シャッターを切るときは、衝動で切ってますので(笑)、そんなことを考える余裕はないのですが、掲載する写真を選択するときは、ついそういう雑念が入りそうになります。

とはいえ、皆さんのクリックが写真撮影のモチベーションの源泉になっていることは明らかなので、難しいところです(^_^;)ヾ

  ・・・

Pentax のカメラとレンズの話に特化したブログを新たに作りました。

Love → Digi-Pen/

こちらのブログとはちょっと趣が異なりますが、ペンタックスファンの方は是非こちらにも立ち寄ってくださいね。

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2006年12月08日

still missing you, JL ...


Pentax K100D, smc Pentax FA31mmF1.8 AL Limited

「今日はジョン・レノンの命日」と報道されています。
(テレビでは、オグラとかいうキャスターが、The Beatles の “新譜” の 『LOVE』 について、さも彼らの音楽を良く聴いていたかのような口ぶりで間違ったことを語っていて失笑してしまいました。語るなら、ちゃんと彼らの音楽を聴いてからにして欲しい。)

ただ、彼の命日は、日本時間ではたしか明日のはずです。
少なくとも、日本で彼の殺害が報道されたのは、12/9 だったと思います。
僕はその日のことを結構覚えています。12/9 だったな、と。

  ・・・

その日、帰ってきて、弟からその事実を聞いたときは、その意味が理解できませんでした。
ニュースを何度も見、新聞を何度も読んでもやはりなかなか理解できませんでした。

  ・・・

僕は、The Beatles に出会わなかったら、音楽をやっていなかったかもしれない。
きっかけを掴めず、「楽器、できたらいいな」くらいにしか、思っていなかったかもしれない。
人生の大きな喜びに出会っていなかったかもしれない。

  ・・・

大切な人を失うのは、いつも辛いものですが、自分の人生に喜びをもたらせてくれた人を失うのは、本当に辛いですね。

僕は、今、彼が死んだときと同じくらいの歳になった。

僕は、誰かの人生のプラスになっているだろうか。
僕は、誰かに何かを与えているだろうか。

  ・・・

i'm still missing you, john...

  ・・・

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2006年12月06日

土曜日の午後のカレー


Pentax K100D, smc Pentax FA43mmF1.9 Limited

  ・・・

土曜日のお昼は、ゆっくり起きよう。
二人で、ちょっと、ぼうっとする。

「食べに出るのも面倒くさいから、昨日のカレーを二人で分けっこしようか。」

って言って、カレーの入ったお鍋をコンロで温める。
それだけでもう、部屋中がカレーの匂いでいっぱいさ。

「おなかすいたねー。」

君はご飯を待つネコのように、後ろ向きにソファの背もたれから顔だけ出して、
カレーが焦げ付いてしまわないように一所懸命ぐるぐるかき混ぜてる僕を見てる。

「さぁ、できたよ。」

お鍋の底をごりごりとこすりながら、
2日間でたっぷり煮詰まったカレーをすくって、温かいご飯にかけるんだ。

  ・・・

土曜日の午後のカレーは、そんな感じが希望です(笑)

でも、いつも、ルウがちょっと足りないんだよね(笑)

  ・・・

なんて、妄想してたら、カレーが食べたくなってきました。
カレー弁当買いに行こ (笑)

  ・・・

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2006年12月05日

冬来たりなば


Pentax K100D, smc Pentax FA43mmF1.9 Limited

この日記は「止まない雨はない」のカテゴリーですが、
今日、このカテゴリーについての感想をメールでいただきました。
忘れていたことを思い出させてもらって、ちょっと感動しました。

「冬来たりなば、春遠からじ」

聞き慣れた言葉なのに、今はとても心に染み入ります。
この言葉を思い出させてくれたことにとても感謝しています。
ありがとうございます。

そう。冬が来ないと、春は来ないのですね。
春が来るには冬が必要なんですね。

  ・・・


山茶花、山茶花、咲いた道。

焚き火だ、焚き火だ、落ち葉焚き。

当ろうか、当ろうよ。

北風、ぴぃ、ぷぅ、吹いている。


  ・・・

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2006年12月04日

12月です


Pentax K100D, Carl Zeiss Jena DDR electric MC Flektogon 2,4/35

  ・・・

12月ですね。
皆さん、今年はどんな1年でしたか?

僕は、散々な1年でした。何もかもがひどかった。
昨年が、人生で最高の年だったので、堪えます。

ちょっと挙動不審なときがあって、みなさんに迷惑掛けてすみません。
こんな失態をさらすのは、長い(笑)人生で初めての経験です。
自分のあまりの弱さにほとほとあきれます。
人の好意に甘えすぎて、結局だめになる典型です。

  ・・・

人との出会いは人生で最も大切だと思います。

“自分のことを一度でも大切に思ってくれた人”、“自分が辛いときに救ってくれた人” を悲しませたりしてはいけないと身をもって知りました。
自分のせいで、ずっと小さく丸くなって何も感じないようにして生きていかなくてはならない人がいる、と思ったら、僕はいたたまれない。
たとえその人が僕にとって許しがたいことをした人であっても、それはできないなぁ。

  ・・・

僕は本当に本当に行動範囲が狭くて、同じような写真ばかりになります。
飽きちゃいますよね。ホント。

時間とお金があれば、火星にでも行って、“エキゾチック”な写真を撮ってくるのですが(笑)

【団地にて、“苔のじゅうたん” の定点観測です。】

  ・・・

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2006年12月02日

雑誌記事


Pentax K100D, Carl Zeiss Jena DDR electric MC Flektogon 2,4/35

今日は、レンズの話ですが、どこでもある一般的なことかもしれません。
メディア、ジャーナリズム、そういった所です。

  ・・・

あるカメラ雑誌に、「プロの目で見た各社のお勧めレンズ」みたいな特集でレンズのインプレッションが載っていました。

そこで、某社のレンズ (Pentax じゃないですが) のお勧めが書いてあって、単焦点のものと高倍率ズームがお勧めに上がってました。

どちらのレンズも持っていますが、僕はお勧めはできないレンズでした。
単焦点のほうは「ボケ味がいい」となってましたが、正直このレンズボケはとても汚いです。
とても単焦点とは思えないボケで、いわゆる「二線ボケ」がきつい (僕は「乱視ボケ」って呼んでますが(笑))。コントラストの高い被写体だと顕著に出ます。僕のような素人でもわかるんだから、プロは分かっているはずだと思います。
同社のレンズでも、もっと良い単焦点のレンズはいくつもあり、わざわざこのレンズを挙げなくても、という感じです。

高倍率ズームの方も、ボケはお世辞にもキレイとは言えず、じっと見ると「酔いそうになる」こともあるくらいボケが流れます。ファインダーから覗いただけでボケが汚いのが分かります。
こちらの方は、ボケが円周上に流れるような感じになったり、周辺では外に流れたりする感じです。
その雑誌に掲載されていたサンプル写真も、二線ボケがはっきり出てました。
このズームレンズの方は、高倍率で “とても便利” なので僕も頻繁に使用していますが・・・
(あくまで “便利” だからです。)

広告主との関係もあるのでしょうが、同じ会社のでももっとよいレンズがあるのだから、そちらを選択すればよいだけだと思うのですが・・・

こういう記事を読んで、“初めてのレンズ” を購入する人もいるわけです。
それってどうなのかな、と思います。

  ・・・

※ お知らせとお願い ※
この日の日記への迷惑コメントが増えてきましたので、この日の日記の分だけ、コメントを受け付けないようにしました。この日の日記にコメントをいただける場合は、最新の日記にコメントしていただければありがたいです。よろしくお願いします。
(u_u)

  ・・・

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作者 “hirobot” について


音楽と写真とモータースポーツを愛する翻訳屋です。


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